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北京の現地特派員が伝える海外グルメ情報


主食?デザート?中国の甘い料理

Published : 2013/03/27



中華料理には洋食のような華々しいデザートは少なく、中華料理に甘い食べ物は少ないというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?確かに日本で食べることができる中華料理には甘いものは少ないかもしれませんが、実際に中国に来てみると案外食事中に甘いものを食べる機会があります。

金銀饅頭(ジンインマントウ)

最初に紹介する料理は「金銀饅頭(ジンインマントウ)」です。これは揚げた饅頭を金、蒸した饅頭を銀の饅頭と呼び、皿のまん中の練乳につけて食べる料理です。この饅頭は「マントウ」と呼ばれるもので、日本の饅頭(マンジュウ)とは異なり中身がありません。中身があるものは「包子(バオズ)」と呼ばれます。食卓に並べば真っ先に無くなってしまうほどの人気料理です。

湯圓(タンユアン)

2つ目に紹介します料理は「湯圓(タンユアン)」です。これは甘い点心の一種で、食後に出すこともあれば食事中に出すこともあります。白玉のようなもの中に餡子、黒ゴマ、ピーナッツバターなどが入っています。旧正月最後の日である「元宵節」の日には、これに似た「元宵」を食べる代わりに「湯圓」を食べる家庭もあります。

南瓜爛飯(ナングアーランファン)

3つ目に紹介します料理は「南瓜爛飯(ナングアーランファン)」というカボチャ味の甘めの柔らかいご飯です。粥ほどは柔らかくないですが、水分を多めに含ませて煮た米です。「甜粥(甘い粥)」の一種で、デザートというよりも食事中の口直しや、そのまま主食として食べることが多いです。

氷粥

むしろデザートになりやすいのは右の写真のような「氷粥」です。氷粥は冷やしたおかゆのなかにかき氷やフルーツ、黒蜜などを入れたものです。日本人にはなじみがありませんが、おはぎなどの和菓子が米を使っているように意外と日本人の口にも合うかもしれません。

拔絲香蕉(バースーシアンジャオー)

5つ目に紹介します料理は「拔絲香蕉(バースーシアンジャオー)」です。これは日本の大学芋の、芋の代わりにバナナを用いたもので、冷水につけて固めてから食べます。時間がたつと飴が固まって取れなくなってしまうため、料理が出たら早急に小皿に取り分けます。

水果茶(フルーツティー)

最後に紹介します料理は「水果茶(フルーツティー)」です。これは食後に飲む場合もあれば食事中に飲む場合もあり、中にフルーツがたっぷり入った甘酸っぱいお茶です。お茶を飲み終わった後、中のフルーツをデザートとして取り出して食べることもできます。

これらはデザートとして食べられる料理というよりは、むしろ食事中に食べるものが多くあります。味の濃い中華料理のなかで、甘い料理は舌を気分転換させるのに最適なのかもしれません。


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