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『アンティカ・オステリア・デル・ポンテ』のオーナー&シェフ、エツィオ・サンティンはミラノ生まれのミラノ育ち、生粋のミラネーゼ。彼は、かつてミラノ市内に食品やワイン・種類を商うガストロノミア=食料品店を営み、繁昌していました。しかし、この商売熱心で気さくな男にはコーヒーアレルギーという弱点がありました。そこで彼はソムリエの資格を所得し、永年夢見てきた自分のリストランテを開こうと店を閉じます。サンティンにはプロの料理人になるための修行経験は一切なく、あるのは各地の名店を食べ歩いて磨いた舌と、自宅に友人達を招き振舞っては好評を博する手料理の腕だけだった。1976年、彼がカッシネッタ・ディ・ルガニャーノ村の橋のたもとに立つ古い旅籠を買い取り改修し、念願の店を開いた時は既に39歳。料理人としては異例の遅い出発でしたが、天才はそれから花開いたのです。当初サンティンは古典的なロンバルディア料理をベースとしていましたが、それのみに満足することはなく、探究熱心が嵩じてフランスに渡り、フランス料理のプレゼンテーションを学び取りました。
かくしてエツィオ・サンティンは、イタリア各地の旬の食材を用い地方料理の伝統を根底におきながらも独創性に富む、繊細にして上品かつ優美な『アンティカ・オステリア・デル・ポンテ』の料理を誕生させたのです。
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