簡単&きれい&食べやすい!お弁当の新定番「スティックおにぎり」レシピ3選

2016年05月18日
カテゴリ
レシピ・キッチン
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簡単&きれい&食べやすい!お弁当の新定番「スティックおにぎり」レシピ3選
Summary
1.片手で食べられて持ち運びにも便利なスティックおにぎりレシピ
2.食材の組み合わせ次第でいろんなバリエーションが楽しめる
3.作る時も食べる時も手が汚れない

ポカポカと過ごしやすい日が多くなってきた今の時期。ピクニックやBBQのお供にぜひ持っていきたいのが、InstagramやFacebookでじわじわ話題になってきている「スティックおにぎり」。
おにぎらずの進化系”とも言われる「スティックおにぎり」は、ラップを使って細長く巻かれたおにぎりのこと。ラップを使って手を汚さず簡単に作れる上、片手でさくっと食べられるのも魅力。具材によって和風にも洋風にも仕上げることができるので、アレンジ次第でさまざまな味を楽しむことができる。

今回はそんな簡単&楽しい「スティックおにぎり」のおすすめレシピをご紹介。
バリエーション豊かなスティックおにぎりを作って、外でのんびり過ごすランチタイムを彩ってみて♪

1.おつまみにもなる!「生ハムアボカド巻きスティックおにぎり」

生ハム、アボカド、レモンを使ったシンプルだけど大人味、イタリアンテイストのスティックおにぎりをご紹介。
クリーミーなアボカドディップと、程よい塩味の生ハムが意外にもご飯とマッチしていて、ついつい手が進んでしまう。おつまみ感覚なのでワインが飲みたくなっちゃうかも?

▼材 料(1人分)
・白ご飯 … 80g
・生ハム … 1~3枚(大きさによる)
・アボカド … 40g
・レモン … 1/10個

▼作り方
① アボカドは種と皮を取り除きザク切りにする。ボウルにアボカドとレモン汁を入れてフォークの背で潰してなめらかなディップ状にする。
② ラップにご飯を約1cmの厚みに四角く広げ、アボカドディップを手前に細長くのせる。
③ ラップを使って手前から奥にディップを包み込むようにキュキュッと細長く巻く。両端のラップをくるりと絞り、スティック状に成型する。
④ ラップから一度外し、生ハムを巻き付ける。再びラップで包めば完成。

2.ゴマとシソの風味がふわっと広がる、「スティック梅いなりおにぎり」

青ジソの爽やかな香りと梅干の酸味が初夏にピッタリな味わいのおいなりさん風スティック。香ばしさをしっかりと感じられるよう、ゴマはたっぷり入れるのがおすすめ。
小さなお子様といっしょに食べる場合は、梅干しはハチミツ漬けなど甘めのものが◎。
さわやかな味付けが、青空の下で食べるランチにぴったり♪

▼材 料(1人分)
・白ご飯 … 100g
・すし酢 … 大さじ1/2
・梅干し … 1個
・大葉 … 2枚
・白炒りゴマ … 大さじ2/3
・薄あげ … 1/2枚

▼作り方
① 薄あげは短い2辺を切り落として広げ、切り落とした部分は細かく刻む。切り落とした部分も一緒にトースターで約3分焼く。
② 大葉をみじん切りにする。梅干しは種を除いて梅肉をたたいてペースト状にする。あたたかいご飯にすし酢を混ぜたら、大葉、梅干し、白ゴマ、刻んだ薄あげを加えてよく混ぜ合わせる。
③ ラップに薄あげを広げ、その上に②を約1cmの厚みに四角く広げる。
④ ラップを使って手前から奥にキュキュッと細長く巻く。両端のラップをくるりと絞り、スティック状に成型する。

3.甘辛ダレが食欲をそそる、「鶏そぼろ親子スティックおにぎり」

甘辛い鶏そぼろご飯を優しい味わいの薄焼き玉子で包んだスティックおにぎり。そぼろにしっかりと味を付けているので、薄焼き卵には味付けをしなくても充分おいしくいただける。
卵の黄色がアクセントになるので、彩りアップを狙ってお弁当に入れるのもおすすめ!

▼材 料(1人分)
・白ご飯 … 70g
・鶏ひき肉(もも) … 30g
・卵 … 1個
・濃口醤油 … 小さじ1/2
・本みりん … 小さじ1/2
・きび砂糖 … 小さじ1/2

▼作り方
① 卵をよく溶き、油(分量外)を薄くひいた玉子焼き器で薄焼きにする。
② ①の玉子焼き器に再び油(分量外)を薄くひき、鶏ひき肉を中火で色が変わるまで炒める。
③ 調味料類を加えよく和える。完全に火が通り、そぼろ上になればOK。白ご飯と混ぜ合わせる。
④ ラップに薄焼き卵を広げ、その上に③を約1cmの厚みに四角く広げる。
⑤ ラップを使って手前から奥にキュキュッと細長く巻く。両端のラップをくるりと絞り、スティック状に成型する。

<スティックおにぎり作りのコツまとめ>

1.出来上がりの形や大きさをイメージして、ご飯を四角く平らに広げるとキレイに巻ける!
2.手前からキュキュッと巻きつつ、途中で奥のラップを引っ張るようにすると具材とご飯が密着して◎!
3.すし酢やそぼろなどの具材は、白ご飯が温かいうちにあわせることで、味がしっかり均一に混ざる!

いかがでしたか?食材の組み合わせ次第でさまざまなバリエーションが楽しめるスティックおにぎり。作る時も食べる時もラップを使うので手を汚すこともなく、片手で食べやすいので作業をしながらでもさくっと食べられるのが最大の魅力。
また、ラップで包んでスティック状に仕上げるので、持ち運びにもとっても便利。お弁当箱だけでなくお洒落な缶や木箱に入れてみたり、グラスに立てかけるなどスタイリングも楽しめる。
行楽シーズンのお供にはぜひ、さまざまな味わいと彩りの「スティックおにぎり」を作って、大切な人たちと楽しんでみて♪


<レシピ作者プロフィール>
インナービューティー研究家・フードコーディネーター
國塩亜矢子(くにしおあやこ)

女子栄養大学認定・食生活指導士1級、キッズキッチンインストラクター、
日本野菜ソムリエ協会認定・べジフルビューティーアドバイザー、調味料ジュニアマイスター

「旬食美人学」主宰。広告企画営業、人事など会社員を経験し、結婚後は食の世界へ転身。現在は「働く女性・頑張るママの元気とキレイを応援したい」「正しく楽しく食べてキレイ&健康に」 という想いのもと、「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆・レシピ開発等の仕事を通じ、「食×美」についてのエッセンスを伝えている。 また、フードコーディネーターとして雑誌・販促物・レシピ本などの制作にも携わる。 出産後は、離乳食レシピはもちろん 妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。

■著書(共著)『決定版!節約・冷凍レシピ』・宝島社
■ブログ:「旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !~」
http://ameblo.jp/ayablo-1220/
■HP:「旬食美人学」
http://syunsyokubijingaku.jimdo.com/
(編集・メニュー監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/