知らなきゃヤバい、2015年の注目トレンド「クラフトビール」とは

2015年に話題になったグルメのトレンドをまとめ読み。dressing編集部が注目した、フードのトレンドを一気に紹介します。コレさえ読めば、注目店や流行のグルメが丸わかり!

2015年12月26日
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知らなきゃヤバい、2015年の注目トレンド「クラフトビール」とは
Summary
・注目の食トレンド「クラフトビール」に大手ビールメーカーが参入
・国産クラフトビール界を牽引してきたブリュワリーの直営店が、店名を新たにしてオープン
・クラフトビールと同じ原料を使った○○も楽しめる一石二鳥のお店

ずばり「クラフトビール」って知ってる?

2015年のドリンクのトレンドのなかでも、ブルーボトルコーヒーをはじめとするサードウェーブコーヒーの考えを担う「シングルオリジンコーヒー」、テレビ番組からブームになった「ジャパニーズウイスキー」をしのぐ勢いなのが「クラフトビール」だ。

もともと日本のクラフトビールの歴史は、1994年の酒税法の改正にさかのぼる。それまでビールは大規模な醸造所でしか作ることが認められていなかったが、税法の改正により小規模な醸造所でもビールを作れるようになり「地ビール」ブームが起こった。当時は醸造技術や戦略がないまま作られお土産のビールという印象が強く、ブームが熟成するまえに廃れてしまった。そんななか一部のブリュワリーが粘り強く味の改良を続けてきた結果、大手ビールメーカーのビールとは少し違う個性をもったビールが生まれてるようになった。また大量生産、大量消費の社会に疑問を持った人たちに、職人の手作り(クラフト)ビールという概念が響き、昨今の「クラフトビール」ブームとなった。

そんななか大手ビールメーカー全てが、若者のビール離れを打破しようと2015年にクラフトビール市場に参入。新しくクラフトビールのブリュワリーを作ったり、クラフトビールメーカーと資本提携するなどの動きが起こった。全国各地で開催されるビアフェスは、数年前と比べ桁違いに開催数や集客数が増え、クラフトビールは一部のビール好きの好みから社会現象にまで発展してきたのである。

今年注目の2店について、紹介したい。

国産クラフトビール界を牽引してきた長野「ヤッホーブルーイング」の直営店

表参道にオープンした「YONA YONA BEER WORKS 青山店」は、よなよなエール公式のビアバル。都内3店舗目のオープンだが、こちらの店舗のオープンを機に、既存店の店名をすべて「よなよなBEER KITCHEN」から「YONA YONA BEER WORKS」に変更。クラフトビールを作る職人たちのこだわりをより味わってほしいという思いから変更に至ったという。ヤッホーブルーイングのビールがフルラインナップ飲めるほか、ビールによく合うソーセージなどフードも充実。

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クラフトビールとウイスキー、実は主原料は同じ兄弟みたいなお酒

四ッ谷にオープンした「G7 CRAFT BEER HIGHBALL」は、国産クラフトビールとワールドハイボール、ウイスキーをウリとしたお店。実はビールとウイスキーは、主原料はどちらも麦芽を使った飲み物。アルコール度数や風味が異なるのは醸造の過程が異なるためで、実は兄弟のような存在なのだ。そんな麦芽を使った飲み物と、流行のお肉・エイジングビーフなどを楽しめるのがこちら。今年のトレンドのドリンクをふたつも扱っている超必見の一店だ。

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