ちょい飲みにも!フレッシュネスバーガーの新業態『クラウンハウス』でハンバーガーとクラフトビールを堪能

2016年08月05日
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ちょい飲みにも!フレッシュネスバーガーの新業態『クラウンハウス』でハンバーガーとクラフトビールを堪能
Summary
1.フレッシュネスバーガーの新業態『クラウンハウス』が横浜関内にオープン
2.オリジナルクラフトビールを中心にアルコール類が充実。ちょい飲みにも使える!
3.ハンバーガーはもちろん、フードメニューは300円から

チェーン店でのちょい飲みが流行っている。2016年3月には、スターバックスでワインが飲める新業態『STARBUCKS EVENINGS(スターバックス イブニングス)』が丸の内にオープン。翌月4月には『ケンタッキーフライドチキン高田馬場店』がリニューアルオープンし、11種類のクラフトビールが飲めるようになった。そんななか、ファストフード店である『フレッシュネスバーガー』にも新業態の店舗が、今年6月に横浜関内にできた。それが『クラウンハウス 関内店』だ。

元々『フレッシュネスバーガー』の各店舗でもビールは飲めたのだが、ランチや軽食としてのイメージが強かった。そこで『クラウンハウス』では、ハンバーガーを高級路線にシフトし、よりアルコールメニューに特化。2015年10月に1号店となる、吉祥寺店の営業を開始し、関内店が2号店目となる。関内店では、吉祥寺店にはないオリジナルのクラフトビールをそろえ、ビアバーの要素を強めている。

■オリジナルクラフトビールの飲み比べ。ビールに合う料理はこれだ!

オリジナルクラフトビールは、「ペールエール」「アルト」「ブラウンエール」の3種。店長・森奈津子さんは、「クラフトビール初心者でも気軽に楽しめるように、味の違いがはっきりでるようなラインナップにした。どれにしようか迷ったら、飲み比べができるセットがオススメです」と話す。そこで、3種飲み比べができる「ビアフライト3種類」をオーダー。クラフトビールに合うフードメニューも併せて教えていただいた。左から、ペールエール、アルト、ブラウンエール。

まず一番人気であり、一番のオススメは「ペールエール」だという。柑橘系のポップの香りとほのかな苦味を残したマイルドなのどごしで、乾いたのどを潤す最初の1杯にもってこい。このビールに合うのは、オリジナルクラフトビールで蒸した「アイルランド産ムール貝のビール蒸し」。10ピース入っていて、食べごたえがある。ニンニクをたっぷり使い、塩味が効いていて、思わずビールをごくごくっと飲み進めてしまうウマさだ。

続いて、ドイツビールの「アルト」は、すっきりとしていて、落ち着いた上品な香り、苦味を抑えた端正な味わい。こちらには「生ソーセージ」を。4種から選べ、今回はヴァイスブルスト(白ソーセージ)、バジルをチョイスした。直径2センチほどありそうな太めで、100グラムとボリュームもたっぷり。こちらも塩味が効いていて、のどがビールを欲する。

「ビアバーの定番のつまみといったら、ムール貝とソーセージではないでしょうか。ぜひ食べてほしい!」と森さんも太鼓判を押す。

最後が、「ブラウンエール」。モルトの甘みと香ばしさが生きた芳醇な味わいで、華やかさと強さを持つ個性派。コーヒーのような深い香ばしさがクセなる。こちらには、店名がついた「クラウンバーガー」を。やはり母体がハンバーガー店なだけあり、ハンバーガーは絶品!

どんなに潰しても、決してひと口では入りきらない大きさだ。バンズは、クラウンハウス用に特別発注しているため、パン職人の手作りだそうだ。酒種を混ぜ、もちもち、ふんわり食感を生み出している。パティは、サーロインや肩バラの部位を混ぜたオーストラリア産の牛肉100%で、つなぎを一切入れていないという。あえてあらびきにすることで、肉の食感やうまみをダイレクトに味わえる肉々しさを残している。他にも、国産野菜の玉ネギ、トマト、レタス、それにベーコン、チーズ、半熟の目玉焼きをトッピング。そして肉や野菜の味を生かすBBQソースがかけられている。

肉厚のパティが見るからにジューシーで、かぶりつきたくなる! 肉汁とBBQソースをバンズが吸い込み、しっとりするのもこれまた美味。ピクルスはお口直しのように、ハンバーガーと交互に食べるとよし。そして、ブラウンエールで口の中をすっきりさせつつ、香ばしさを堪能する。

今後はクラフトビールのメニューのラインナップを増やしたり、入れ替えたりすることも検討しているとのこと。

■一人飲みもできる『クラウンハウス 関内店』 スポーツバーの要素も

クラフトビール以外にも、瓶ビール、ワイン、カクテル、ウイスキー、ハイボール、サワーなどアルコールは約30種類ある。17時以降は、フードメニューも300円からそろえている。テーブル席、テラス席だけでなく、カウンター席も充実しているので、1人飲みにも使えるお店だ。夜の客単価は、2,000円ほどなので飲み屋としては低価格帯ではないだろうか。ちなみにランチのメニューには特製カレーもあり、もちろんアルコール類は昼間から注文できる。

また店内には、大型スクリーンとテレビモニターがいくつか設置されていて、野球中継をするなど、スポーツバー的要素も兼ね備える。今後は、サッカー日本代表などの試合も放送していくそうだ。ファストフード店としての『フレッシュネスバーガー』のイメージを覆す『クラウンハウス 関内店』。今後の店舗展開に期待だ。

<メニュー>
・クラフトビール スモール480円、レギュラー880円
・ビアフライト3種類 980円
・アイルランド産ムール貝のビール蒸し 600円
・生ソーセージ 1本500円
・クラウンバーガー 1,430円
※価格すべて税別

(取材・文/名久井梨香)

クラウンハウス 関内店

住所
〒231-0016 神奈川県横浜市中区真砂町3-33 セルテ 1F
電話番号
045-680-0345
営業時間
10:00~23:00
定休日
定休日 なし
公式サイト
http://crownhouse.jp/kannai.html

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。