とろ~りクリーミーで、濃厚なおいしさのスーパーフード!フムスがおいしいNYの人気店『フムスプレイス』

【連載】NYスタイル、進行形  世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?

2016年09月16日
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とろ~りクリーミーで、濃厚なおいしさのスーパーフード!フムスがおいしいNYの人気店『フムスプレイス』
Summary
1.ベジタリアンやビーガンからも人気のヘルシーな庶民の味
2.ニューヨークのフムス専門店のパイオニア
3.イスラエルなど中東で食べられるファラフェルやシャクシュカなどもオンメニュー

フムスはひよこ豆のペーストで、中東の伝統的な料理だ。ひよこ豆は植物繊維及びビタミンEが豊富で、鉄、たんぱく質、ビタミンBも含む。これにオリーブオイルや白ゴマペーストもたっぷり入るのだから、非常に栄養価が高い。通常はパンなどにつけて食べるので腹持ちもよく、値段も手頃。

庶民の食べ物であっても、ヘルシーで美味しいのがフムスの良いところだ。ベジタリアンやビーガンの人も食べられるので、さらに幅広い客層にアピールする。ニューヨークではスーパーマーケットでフムスが常時売られているし、フムスをウリにしたレストランチェーンもいくつかある。その中でも美味しくてバリエーションが豊富でお勧めなのが、フムスプレイスだ。

フムスプレイスは2003年にイーストビレッジに1号店をオープンした。2009年には、ニューヨークタイムズで「ニューヨークのフムス専門店のパイオニア」と評された。現在はウエストビレッジとアッパーウエストサイドに2店舗を構える。
フムスがウリのチェーンレストランはどこもカジュアルで、フムスプレイスもフレンドリーで気軽に入れる雰囲気だ。

フムスは、ひよこ豆やマッシュルームなどいろいろなトッピングを選ぶスタイル。一緒についてくるピタという中東のパンもしくはコーントルティーヤにつけて食べる。好みでレモンとスパイスを加えたパクチーのソースをつけてもよい。

フムスプレイスの良さは、フムス以外にもいろいろな料理を食べられることにある。特に人気のあるメニューの1つは中東の朝ごはん、シャクシュカだ。中東のスパイスをきかせたトマトシチューで、玉子が上にのっている。創業者たちはイスラエル出身で、中東で長年続く食事を再現しようとしているそうだ。

(左:ファラフェル)

伝統的なファラフェルは、中東の白ゴマソースであるタヒニソースが添えられてくる。

サイドディッシュも豊富!ラバネというソフトなチーズ、ビーツのサラダ、茄子とタヒニ(中東の白ゴマペースト)でつくったババガヌーシュなどがある。

週末のブランチには、スモークサーモン入りエッグベネディクト、ポテトフライ、サラダのセットといった一般的なメニューもあるが、そこにフムスを添えるのがフムスプレイス流だ。

Hummus Place

住所
71 7th Avenue South, New York, NY 10014
電話番号
212 924-2022
営業時間
11:00~22:30、土・日10:30~22:30
公式サイト
http://hummusplace.com/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。