ムーチー

[カフェ・スイーツ]
ムーチー(鬼餅)とは、餅粉に水を加えて練り、平たく長方形にして、
サンニン(月桃)の葉に包んで蒸したもの。
お餅を食べて鬼退治! ムーチー お餅を食べて鬼退治! ムーチー

▲もちもちしたほんのり甘いお餅です。無病息災を願い子供の歳の数だけ食べる風習も(上)

▲とても香り高いサンニン(月桃)の葉で包みます。(左下)黒糖や紅芋のムーチーもあります。(右下)

ムーチー(鬼餅)とは、餅粉に水を加えて練り、平たく長方形にして、サンニン(月桃)の葉に包んで蒸したもの。サンニンの葉の独特な香りと餅のほのかな甘みがうまく溶け合い、どこか素朴な味わいで、とてもおいしいお餅です。もちもちとした食感も人気のひみつです。沖縄のお餅は、杵などでつかないで、粉を練って蒸して作ります。白糖味の白餅、黒糖味の黒糖餅、紅芋味の紅芋餅が主なムーチーです。

昔から沖縄では、ムーチーは、縁起のよい食べ物として言い伝えられています。毎年、旧暦の12月8日(ムーチーの日)にムーチーをかまどや仏壇、神棚などに供え、家族の健康を祈り、厄払いをします。子供の歳の数だけ天井からムーチーを吊るす「サギムーチー」や、初めて赤ちゃんとムーチーの日を迎える家が親戚や近所にムーチーを配って歩く「初ムーチー」などの慣わしもあります。

ムーチーがお店や家庭に姿を見せる時期になると、沖縄もようやく寒さが厳しくなり始め、冬が訪れます。ムーチーは、沖縄の人々にとっては、冬の到来を告げる風物詩でもあるのです。

ムーチーの豆知識

ムーチー(鬼餅)を作って、厄払いをする習慣は、ひとつの民話が由来となっています。昔、首里に兄と妹が住んでいました。兄は大里村の洞窟に住み着き、夜になると家畜を襲って食べる鬼になってしまいました。村人たちからは、大里ウナー(大里鬼)と呼ばれ、たいへん恐れられていました。それで、妹は、悪事を働いてばかりいる兄を退治しようと、サンニン(月桃)に包んだ鉄釘の入ったお餅を作ります。そのお餅を兄に食べさせると、崖から突き落として退治したのです。ちょうどその日が旧暦の12月8日だったことから、家族の健康や無病息災を祈願する厄払いの日として、ムーチー(鬼餅)を作って食べる風習が生まれたようです。

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