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美味しいワインを選ぶには? 基本のブドウ品種 ワインの色 色の違い フレーバーって? 苦味のあるワイン
基本のブドウ品種 フレーバーというのは、世界的に、そしてコーヒー、紅茶そして食べ物の世界でも、それ自体で「香り」と「味わい」を統合したものとして知られています。

よくわからない・・・ 香りを感じるのは、鼻腔の上部にある嗅粘膜(きゅうねんまく)ですが、この嗅粘膜へは、鼻の穴(トラの穴ではありません)からだけでなく、口の中に入れた食べ物のにおいの分子も届きます。いわば「口からの香り」です。一方、味としては舌の上にある味蕾(みらい)が、食べ物の「味」(甘さ、しょっぱさ、すっぱさ、苦さ、渋み、旨味)などを感じるわけです。
その2つの要素を統合してフレーバーといいます。「タッチ(舌ざわり)」の情報もフレーバーに追加することもありますが・・・。

どうしてこの「フレーバー」という言葉が使われるのかといいますと、人が「美味しい」、「美味しくない」というときには、味、香り、舌ざわりの情報伝達の経路は異なるものの、それぞれの情報を別々に判断するのでなく、統合されたフレーバー情報を頭が判断しているといわれるからです。

そんなにフレーバーって大事なの?

ちょっと逆を考えてみましょう。何かを食べたり飲んだりしたときに(できれば大好物を)、鼻をつまんでみてください。その味どうですか?何か感じますか?美味しいですか?好きでやる人はいませんから大丈夫・・・ためしにやってみてください。
あと、あの時のことを覚えていらっしゃいますか?給食の時間のことを。まさか、このサイトには小学生は来ないと思いますが、しかし少なくとも以前は小学生だった人ばかりでしょう。好き嫌いがあっても、そんなことには関係なく食べ物が出てくるのが給食というわけです。好き嫌いのある皆さんは、食べ残さないようにどうしてました? 

鼻をつまんだこともあった というご意見を期待しているわけですけれども、何人かはいらっしゃったはず。鼻をつまむと、少なくともにおいはしなくなったですし、味も弱くなった感じがしました。つまり、「美味しい」「美味しくない」の判断は鈍ったということになります。

私たちはよく、「花粉症なので、味がわからない」という表現を使うと思いますが、多くは「におい」を感じられないために「味がわからない」ことになっているのです。花粉症では、本来「味」を感じる味蕾の機能には関係ないはずです。それにもかかわらず、食べ物がまずいという経験はあると思います。

ちなみに鼻をつまんで、目隠しするとワインなど、赤も白もわからないのです。わかる人がいたらすごい!

さてさて大事なこと・・。このフォトナビ・ワインでは、「口からの香り」に限定してフレーバーとしています。「味」「舌ざわり=タッチ」は別に表記しています。どうしてかといいますと、できる限り詳細な情報をご提供しようとしているためです。

これまでのワインのコメントといえば、情報がごっちゃだったり、特定の情報があったりなかったりしたと思います。できる限りネガティブな情報は出さないというのが業界常識ですから・・・しかし、そうしますと実はフレーバーのイメージが頭の中で作れないのです。ですから、頭の中で、「美味しい」「美味しくない」「まあまあかな」「これはすごく美味しそう」・・・といったフレーバーのイメージを作れるように、あえてすべての情報を細かく分類して情報を提供するようにしました。

フレーバーのこと、「口で感じる香り」のこと、少しはおわかりいただけたでしょうか。そしてこのサイトの特徴をご理解いただけましたでしょうか。頭と、嗅覚と、味覚を鍛えるツールとしてもこのサイト、ひょっとして使えるかもしれませんよ!