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「夏の疲れは、薬膳で癒やす」
疲れをデトックス!薬膳コンシェルジュが監修する健康と寛ぎの薬膳料理

[2016年10月04日]

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「夏の疲れは、薬膳で癒やす」 疲れをデトックス!薬膳コンシェルジュが監修する健康と寛ぎの薬膳料理
残暑も少しずつ身を潜め、秋の気配がやってきた。この季節は、季節の変わり目もあってか、夏の疲れを感じることがある。そんなときに訪れたいのが、ここ、青山の隠れ家レストラン「雑草家」だ。ここは薬膳コンシェルジュ監修のもと、「健康と寛ぎ」をイメージした薬膳メニューの数々を味わうことができる。

この「雑草家」は肉の卸直営店で、新鮮な肉料理や韓国料理をベースにした薬膳鍋、体の悩みに応じてセレクトしてくれる薬酒など、夏の疲れを癒やすには最適だ。おいしく食べて健康になれる、まさに一石二鳥。薬膳コンシェルジュの内村さんに、それぞれのメニューのこだわり、そして効能を解説してもらった。

体調や季節によって選べるオリジナルの健康薬湯、体調によって味が変化するお茶も

ここでは、デトックスや疲労回復、腎臓機能強化など、さまざまな効能が期待できる健康薬湯が用意されている。

デトックス茶

まずいただくのは、フェンネル、ハイビスカス、ミントをブレンドした「デトックス茶」(温茶・冷茶)。名前のとおり、体に溜まった老廃物を排出して、整腸、消化促進などの作用があるという。一口飲めば、口の中に爽やかな酸味が広がる。少し無理をした夏の身体にスーッと沁み渡るのを感じる。

五味茶

そして、「デトックス茶」と同様にご紹介したいのが、「五味茶」(温茶・冷茶)だ。飲んだときに感じる味によって、その日の体調がわかるという不思議な韓国茶である。夏の疲れに関わらず、日々の疲れを感じる際は、ぜひとも試しておきたいお茶である。筆者は酸味を感じた。これは肝臓機能の低下、ストレス、自律神経の乱れ、目の疲れ、貧血の状態のようだ。その他、以下の状態によって、苦味・甘味・辛味・塩味の4つの味がある。

苦味…脳や心臓機能の低下、高血圧、味覚障害、思い悩み、不眠など

甘味…胃腸など消化機能の低下、水分代謝、むくみ、糖尿病、消化不良

辛味…肺や鼻、喉など呼吸器機能の低下、喘息、乾燥肌、アトピー、アレルギー

塩味…腎や泌尿・生殖機能の低下、膀胱炎、骨や関節、白髪、老化、足腰の怠さなど

素材の良さを生かした上質な薬膳メニューは、1品1品ゆっくりと味わいたい

お茶で喉を潤したあとは、いよいよ主役の和牛と薬膳メニューの登場だ。

和牛のハツ刺し

1品目は肉の卸直営店だからこそ実現した、その日仕入れたばかりの「和牛のハツ刺し」をいただく。コリコリした食感と口いっぱいに広がる旨みが、新鮮さを物語っている。

内村さんいわく薬膳には「以臓補臓」(いぞうほぞう)という理論があり、何らかの臓に不調をきたしたとき、動物の同じ部位を食べることで、その働きを補うという考え方だという。多量の汗をかく夏は心臓に負担がかかりやすいと言われており、初秋の時期に取り入れたいメニューだ。

高麗人参の唐揚

これぞ薬膳料理ともいえる「高麗人参の唐揚」。ゴマ塩ダレまたは、はちみつの2種類のつけダレでいただくのが良い。「万能薬」とも称される高麗人参は、五臓すべてに効く最強の食材だという。揚げると苦味は薄くなり、香ばしいゴボウのような味わいをもたらす。はちみつをつけるとデザートのようになり、2通りの味が楽しめるのが嬉しい。

ポッサム

極上の鹿児島産黒豚の蒸し豚を主役に、「雑草家」特製の薬味と薬膳味噌をサンチェ、エゴマ、春菊で巻いて食す「ポッサム」。韓国料理のサムギョプサルに似ているが、別物なのだとか。薬膳味噌には、陳皮、桂皮、花山椒、八角などが使われており、大人な味付けに仕上がっている。薬味として添えられているニンニクは、黒豚と相性が良く、疲労回復に効果がある。

松の実粥

こちらが人気メニューの「松の実粥」。潤肺(じゅんぱい)作用があり、皮膚や粘膜に潤いを与えてくれる。風邪予防にも効果的で、これからの季節にぜひ食べておきたい1品だ。チャンジャ、タコ、イカが添えられており、これらのピリッとした辛みとクリーミーなお粥のハーモニーは絶品である。

黒ニンニクと牛ホルモンの地獄鍋

最後にいただくのは、雑草家名物の「黒ニンニクと牛ホルモンの地獄鍋」。真っ赤な見た目は刺激的な辛さを想像させるが、それほど辛みは強くない。むしろ辛口派には物足りないぐらいかもしれない。ホルモン、ギアラ、ハチノス、タンモトなどの部位を6時間かけてじっくりと煮込み、牛の旨みを極限まで引き出している。スタミナアップをするのにオススメの鍋だ。

食後に1杯の薬酒はいかが?薬膳の風味こそ即効性がある証拠

食事を終えたテーブルに置かれたのは、小さなグラス。これは、雑草家一番の即効性を誇る「薬酒」だ。薬膳の風味が強く、食前または食後に飲むと食事の味をジャマすることなく楽しめる。

楊貴美酒(ようきびしゅ)

中国唐代の皇妃・楊貴妃が飲んでいたと言われる「楊貴美酒(ようきびしゅ)」。薬膳独特の苦みはあるものの、薬酒として飲みやすい。度数は35℃。アルコール度が高いのでチェイサーとともに少しずつ嗜むと良い。貧血、血色不良、生理不順、保健強壮などに効果がある。

禿鶏散酒(とっけいさんしゅ)

続いて、主張が強い苦みとピリっとした舌のしびれを感じる「禿鶏散酒(とっけいさんしゅ)」。味に癖があるが、性機能回復、倦怠感、精力増強に効果を発揮する。まさに、疲れを感じたときに飲む薬酒だ。

薬酒は種類が豊富なため、自分の体調に合わせて薬膳コンシェルジュにセレクトしてもらうのも、一つの楽しみだ。

有名デザイナーによるアジアンテイストの個室は、さまざまなシーンにマッチする

建築デザイナー・橋本夕紀夫氏による店内

お寺の境内をイメージして作られたアジアンテイストの店内は、茶を基調とした落ち着いた雰囲気が漂う。これは、「ザ・ペニンシュラ東京」や「相田みつを美術館」等のデザインを手がけた建築デザイナー・橋本夕紀夫氏によるもの。

掘ごたつのあるデザイナーズ個室

掘ごたつのあるデザイナーズ個室は寛ぎやすい広々設計で、周囲を気にせず優雅な大人の宴を楽しむことができる。

テーブル席もおすすめ

ラフに食事をするなら、テーブル席もおすすめだ。奥に並んでいるのは、薬酒の瓶。訪れた際は、一度じっくり鑑賞してみるといいかもしれない。

季節の変わり目や疲れた体に

体調の崩れやすい季節の変わり目はもちろん、体力をチャージしたいときやゆっくりと疲れを癒したいときにぜひ立ち寄りたい「雑草家」。中国から伝わる薬膳の宴を楽しんだあとに、パワーで満たされた体を手に入れることができる。これほどのご褒美がほかにあるだろうか?

施設情報

店名:雑草家/ザッソウヤ

住所:東京都港区南青山4-1-15 アルテカベルテプラザB1

TEL:03-5410-3408

営業時間:

火~土 17:30~0:00

日・祝 17:30~23:00

定休日:月曜日

URL:http://www.zasoya.com/ (公式)

http://r.gnavi.co.jp/43xh68vu0000/ (ぐるなび)



取材・文:高良 空桜

※2016年10月4日時点の情報です

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