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ふくろうのように賢く、東京の夜を遊びつくす。進化系ホステル登場!

[2016年11月10日]

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ふくろうのように賢く、東京の夜を遊びつくす。進化系ホステル登場!
外務省の統計によると、2014年度以降、日本への外国人旅行者数は3年連続増加傾向にあるという。なんとも嬉しいニュースではないか。もちろん、単にインバウンド消費を期待しているわけではない。ここ数年間驚くような速度で、東京の核(コア)なる仕組みが進化しつつあるのだ。イースト東京を中心に、ユニークでスタイリッシュで、しかもリーズナブルな個性派ホステルが続々登場。その最新ホステルを訪ねてみた。

ふくろうの女将誕生!テーマは“Wise as an Owl(ふくろうのように賢く)”

いま注目すべきは、イースト東京と呼ばれるエリア。外国人に人気の浅草、銀座(東銀座)、日本橋、秋葉原、押上などにアクセスのよいこのエリアには過去3年間だけでも、先述のような個性派ホステルがざっと数え上げただけで10軒近く誕生しているという。いずれも「コンセプトがユニーク」「内装がオシャレ」「清潔感がある」「共有スペースが充実」「魅力的なダイニングやカフェを併設」という特徴を併せ持つ。東京都心エリアに住んでいる自分でも思わず「泊まってみたい」と感じる魅力にあふれているのだ。

その最新スポットのひとつが、2016年7月22日、八丁堀駅から徒歩0分のロケーションにオープンしたホステル「WISE OWL HOSTELS TOKYO(ワイズ アウル ホステルズ トーキョー)」だ。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_イメージ・ふくろう

コンセプトはずばり、「ふくろう(Owl)のように賢く、東京を夜まで遊びつくす」。

ここでいうふくろうは、“Wise as an Owl”という英語の表現から、“賢く夜行性であること”を象徴している。ホステルのロビーでゲストを迎える女将は八丁堀の土地にちなんで「安田 八」と名乗る、ベルギー生まれのユーラシアワシミミズクだという。リアルに夜行性の女将。そんな遊び心に満ちた演出でゲストを出迎えるホステルは、地元でも一目置かれているのだ。

香り立つサードウェーブコーヒー、3種のダシを駆使したおでん

24時間対応のフロントデスクとロビーを配した1Fには、朝7時から夜18時まで淹れたてのコーヒーを提供するスタンド型のカフェ「WISE OWL CAFE」がある。ここでは三軒茶屋「OBSCURA COFFEE ROASTERS」が特別に焙煎した豆を使用したオリジナルブレンドの他、季節にあわせたスペシャリティコーヒーやマフィンなどのサイドメニューを提供。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_CAFE

オリジナルブレンドはHOT/ICEどちらも税込300円。コーヒー&マフィンセットは税込500円と、サードウェーブ系スタンドながら、なかなかお得な下町価格。ちなみに、カフェは宿泊客以外でも、誰でも気兼ねなく利用できる。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_おでん屋

ロビー奥(エントランス隣)には、東京を中心に「GRIP」や「ジャスミン食堂」「RACINE Meatball &Table」など個性派ダイニングをさまざま手がけるグリップの新業態店。日本の食文化が誇る“ダシ”をテーマに全国各地の日本酒が楽しめるダイニング「地酒・おでん・肴・フクロウ」がある。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_ランチ日替わり

昼は「本日の具沢山おみそ汁」を主役にオリジナル定食メニューを提供。日替わりの具沢山おみそ汁(3種類から選択)と、白米or玄米、小鉢と漬物でなんと700円。ヘルシーでコストパフォーマンスの高いメニューは宿泊客はもとより、近隣で働くOLやビジネスマン、近くに暮らすお年寄りまで幅広い支持を集めている。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_おでん

夜はこだわりの3種類のダシを使ったおでんカウンターを中央に配した空間で、酒にあう煮込み料理や肉、全国の契約農家から届く野菜を使った料理など豊富なラインナップの酒の肴と、日本各地の地酒と焼酎、梅酒などのペアリングを提案する。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_AYUMI氏作品

カウンター中心の空間壁面には、アディダスのCMやNHK紅白などでライブペイントを披露するなど話題のアーティスト「AYUMI」によるアートを融合。エキセントリックな雰囲気も醸し出す和食空間は、夜は外国人観光客やその仲間たちなどを中心に国際色豊かなダイニングと化す。宿泊客以外はもちろん、地元の人がふらりと立ち寄るのもOK。地元密着型の心地よい食空間だ。

「短くても快適な眠り」にこだわるドミトリールーム

カフェやダイニングだけでなく、シンプルな内装のドミトリールームや個室を配した2F〜5Fの宿泊フロアにも、「OWL」ゆえのこだわりが散りばめられる。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_ドミトリー

ホステルの中心となる2〜5階には、14名の男女混合ドミトリーと女性専用(8〜10名)ドミトリーを中心に配し、各フロアにはカップルやファミリーに人気の個室(ツインルーム、ダブルベッドルーム、ファミリールーム4名用)を設置。

トータル118ベッドはいずれもシモンズ製のマットレスを搭載しており、個室以外にはすべてこだわりのオリジナルBUNK BEDを搭載。短時間でも快適な眠りにこだわるショートスリーパーのためのドミトリーを実現した。

各ベッドには室内奥にエアコン、換気扇、室内手前部分には喚起口を設けて常に快適な空気がめぐるように設計。照明のほか、金庫とUSBポート、電源も確保できる(もちろん館内全域無料WI-FIも提供している)。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_室内

木製の壁に囲まれた二段ベッドは、階段で上段にのぼりやすくし、ボックス型にしつらえた階段の側面を開けると、靴箱や収納スペースが登場。靴箱の中には、宿泊中、シャワー室や洗面所等でストレスがかからないよう、クロックスの館内専用サンダルも装備されている。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_シューズボックス

各ドミトリールームにはシャワールーム利用状況をライトで知らせるシステムも導入。いちいちシャワーの利用状況を確認しにいかなくてもよいのだ。

とにかく、居心地の良さを追求する工夫が隅々までに行き渡っている印象の当施設。これで、相部屋タイプのBUNK BEDドミトリーは1名あたり1泊3,600円〜とかなりリーズナブルな設定なのだから、地方からの出張や1人旅はもちろんだが、予定外な出来事で終電を逃した際にも頼もしい存在となってくれるのだ。

長期滞在で東京を贅沢に味わいつくすサービスアパートメント

建物内には、宿泊客専用の共用キッチン付き多目的スペースがある。ここでは共有PCでのフリーWi-Fiが利用できる他、不定期に“映画ナイト”などフリーイベントを開催。宿泊者同士の情報交換やコミュニケーションの場としても活用できる。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_多目的スペース

また、ホステルの最上階に配された83㎡越の広さを誇る長期滞在型のサービスアパートメントにも注目したい。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_サービスアパートメント

最上の眠りにこだわったリビング&ベッドルームには、もちろんシモンズ製のマットレスを使用したキングサイズベッド。冷蔵庫、ミニキッチン、棚には食器やグラス類を常備し、プロジェクター&120インチスクリーンや、仲間たちが集った時にはバーカウンターにもできる可動式の什器、このあとご紹介する地下空間SOUND BAR HOWL」に搭載の小松音響研究所による真空管アンプがリビングにも置かれ、至高の音楽環境が整えられている。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_真空管アンプ

光を取り込んだ広々としたバスルーム、またその隣にはゲストルームも完備。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_バスルーム

最大滞在可能人数は4名、最低宿泊日数は1ヶ月だが、「暮らすように泊まる」シェアハウスの疑似体験や、地方から長期出張のエグゼクティブ層における新しい選択肢としてぜひおすすめの物件だ。

“Wise as an Owl”  東京の正しい過ごし方のヒントはここにある?

WISE OWL HOSTELS TOKYO_SOUND BAR HOWL

最後に、とっておきのサプライズをもうひとつ。実はこのホステル、地下に19時から24時まで営業するSOUND BAR「HOWL(ハウル)」を併設する。

OWL(ふくろう)にHをつけ、「叫ぶ」という店名を冠したこのBARでは、音響の匠たち(建築音響の霜田英麿氏、真空管アンプの小松音響研究所、スピーカー設計の音楽家Yosi Horikawa氏)のコラボレーションで究極に心地よいサウンドを実現。平日はDJプレイ、土曜日は同じ空間がクラブと化すイベント「Howling DJ Club」も開催する。

WISE OWL HOSTELS TOKYO_SOUND BAR HOWL カウンター

オープンしてから今現在までの傾向は、宿泊する海外旅行者たちが仲間たちと地下に流れてくるパターンがベースなのだそうだが、意外にも、仕事帰りのリーマンたちや日本橋あたりの企業に務めるOLたちの姿も多く見かけるという。地方からの長期出張はもちろんのこと、東京で働くビジネスマン/ ビジネスウーマンにとって、この上なくCPの高い宿泊施設の誕生。

ここで仲間たちと宿を確保したら、終電を気にすることなく思い切り羽を伸ばし、至高のサウンドやアートパフォーマンスをとことん味わいつくす。これってもはやお約束? と言うべきほどに、今どきの東京の夜の正しい過ごし方なのかもしれない。

店舗情報

店名:WISE OWL HOSTELS TOKYO|ワイズ アウル ホステルズ トーキョー

 B1F 「SOUND BAR HOWL」

 1F コーヒースタンド「WISE CAFE OWL」、「地酒・おでん・肴・フクロウ」

 1F〜5F ホステル

 6F サービスアパートメント(家具付)

住所:東京都中央区八丁堀3-22-9

TEL:03-5541-2960

URL:http://www.wiseowlhostels.com(公式)

店名:WISE CAFE OWL

営業時間:7:00〜18:00 無休

電話番号:03-5541-2960

店名:地酒・おでん・肴・フクロウ

営業時間:

 月〜金 11:30〜14:00、18:00〜22:00(LO21:30)

 土16:00〜22:00(LO21:30)※日祝休

TEL:03-6222-8453

URL:

 http://izakayafukuro.com(公式)

 http://r.gnavi.co.jp/22rjh3ud0000/(ぐるなび)

店名:SOUND BAR HOWL

営業時間:18:00〜24:00

TEL:03-5541-3329


取材・文:松浦 明

※2016年11月10日時点の情報です

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毎週土・日曜日 祝日 ※※土曜は電話似て御予約の確認をして下さい。2日前予約8名様以上にて営業致します。ラストオーダー21:00
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金 ディナー:17:30~翌2:00
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定休日 :
毎週日曜日 祝日 ※※年末年始
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