■ほろ苦く甘く、冷たくて温かい?不思議な食感のイタリアンドルチェ「アフォガート」に変化が
アフォガートはイタリア語で「溺れた」という意味で、バニラ風味のアイスにエスプレッソをかけたドルチェ(デザート)。もっとも一般的なのはエスプレッソをかけたものだが、紅茶やリキュールなど様々なバリエーションがある。家でもカンタンにできるデザートなので是非トライしてみたい。前からあったメニューだが、最近注目されているのは少し変わったアフォガード。日本酒スタンディングバー『粋なSTAND BAR URAAKIHABARA』で、エスプレッソのかわりに日本酒をかけるアフォガードがメニュー化されていたり、自由が丘の『亀屋万年堂茶房』では看板商品のナボナに抹茶ソースや黒蜜をかける「ナボナアフォガード」が登場している。
20代〜30代の女性から高い注目が集まっているが、変わり種のアフォガードは様々な年代のニーズにこたえるメニューとなりそうだ。
■カナダでは大定番のファーストフード「プティーヌ」をいち早くチェック
ポテトチップやスナックのフレーバーにもなり、大手チェーン店にも置いてあるほどカナダでは一般的なプティーヌが世界中で話題に。その波が日本にも到達してきているようだ。プティーヌとはフライドポテトにグレービーソース(肉を調理した時の肉汁をもとにして作る濃厚なソース)とチーズカード(イメージしやすいのはカッテージチーズ)をトッピングしたファーストフード。日本でもベッカーズやポテト専門店などでメニュー化が始まっている。注目している年齢層は圧倒的に20代30代の女性が多く、SNSの拡散力がある層から一気にブレイクしそうな予感だ。
■大間のマグロに勝るとも劣らないと言われる「三厩(みんまや)マグロ」
旬が到来し、じわじわと注目を集めている三厩(みんまや)マグロ。青森でマグロと言えば真っ先に大間のマグロを思い浮かべる人も少なくはないだろう。しかし、近年同じ青森付近で注目が集まっているのが「三厩マグロ」だ。三厩マグロは、津軽海峡北端に位置する外ヶ浜町で獲れる。全て一本釣りで漁は行われ、釣り上げたらすぐに氷で冷やされ、鮮度と品質が高い状態で保たれるのが、人気を集めているポイントのよう。三厩マグロの漁は7月〜1月がシーズンで、脂がのってくるのは10月以降のマグロ。すべての世代から興味度が高かったが、50代〜60代の男性から特に注目が集まっているようだ。