シンガポール発、アートのようなdessertが日本初上陸!世界が注目するデザートバーを体感せよ

2016年04月20日
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シンガポール発、アートのようなdessertが日本初上陸!世界が注目するデザートバーを体感せよ
Summary
1.シンガポールで人気のシェフ、ジャニス・ウォンのデザートバーが日本初上陸
2.「edible art」(食べられるアート)とよばれるアートと食の融合を一つのテーマとし、活躍。目を見張るほど美しく、繊細なdessertが魅力
3.dessertと、日本酒やワインなどのお酒のペアリングを提案

アーティスティックな独創性の高いアシェットデセール

食べられる花があるのは知っていたが、「食べられるアート」なるものがあるらしい。
新宿駅新南口に完成した「NEWoMan(ニュウマン)」に『JANICE WONG(ジャニス・ウォン)』が4月15日(金)にオープン。ここは、シンガポールで大人気のジャニス ウォン氏が手がけるデザートバーの日本初の店舗で、スイーツ好き注目の新店となっている。

ジャニス ウォン氏は、パリの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」を卒業後、ピエール・エルメ氏などに師事するなど、各国のレストランで腕を磨いた経験豊富なシェフパティシエ。2007 年にシンガポールに自身のデザートバー『2am:dessertbar』をオープンし、新たな味覚に対する探究心やデザイン性が高く評価され、英国・ウィリアムリードビジネスメディア主催の「アジアのベストレストラン50」で、アジア最優秀パティシエに2年連続で選ばれた経歴の持ち主だ。絵や写真など、シェフ以外のアートな才能も持ち合わせており、食とアートの融合「edible art(食べられるアート)」をひとつのテーマとして、独創性の高いアシェットデセール(皿盛りのデザート)などを提供する。

シックな内装のライブキッチンを眺めていただく、極上のdessert体験

店内はジャニス ウォン氏のテーマカラーである黒をベースに、大人好みで落ち着いた空間。色とりどりのデセール(デザート)が主役として引き立つよう、シックな内装に。ジャニス ウォン氏が春をイメージして描いた絵にも注目してほしい。店内の中心にはキッチンとカウンター席が一体化したライブキッチンがあり、オーダーしてから目の前でdessertが作られていく様子を眺められるのがうれしい。

カシス、タケノコ、紫蘇梅酒を使い日本の春を表現した「Cassis Plum(カシスプラム)」

ここで提供されるdessertは、ジャニス ウォン氏が日本でインスピレーションを受けて生み出したものばかり。

ジャニス氏は、「『Cassis Plum(カシスプラム)』は、日本の春や花見をイメージしたものです。カシスピューレとホワイトチョコレートで作った冷たいカシスボールの中をくりぬき、中にふわふわのエルダーフラワーヨーグルトを入れて、紫蘇梅酒風味のゼリーで蓋をしています。さらに日本の春の食材であるタケノコの照り焼きや食べられる花びらを散らしました」と語る。

ひと口食べると、さまざまな甘みと食感が感じられるのに、口の中ですべてが一体となるから不思議。タケノコの照り焼きがとても良いアクセントになっており、ほかでは絶対に味わえないdessertだ。通常スイーツには使わない食材を使って仕上げるという、まさに独創性豊かなジャニス氏の作品である。

味噌×マスタードが織り成すワントーンが美しい「Red Miso Mustard(ミソマスタード)」

もう1つ日本らしいユニークなdessertが、「Red Miso Mustard(ミソマスタード)」。味噌と柚子で作ったアイスクリーム、マスタードジェル、レモンの泡、マスタードと柚子で作ったパリパリのメレンゲなど、食材の組み合わせの妙味がおもしろい一皿。

「日本は、シンガポールよりも素敵な食材がたくさんあるので、さまざまなアイディアが浮かびます。でもたくさんあるなかで食材を選ぶのはとっても大変。だからお皿に盛りつけたときに美しく見えるように、同系色の食材を組み合わせるんです」とジャニス氏。

たしかに、マスタード、味噌、柚子など、濃淡はあるけれどワントーンでまとめられている。味噌とマスタードの風味に、柚子とレモンの爽やかな柑橘の香りが見事に調和し、口に入れた瞬間軽くとろける感じがたまらない。

さらにdessertに合う日本酒やカクテル、シャンパーニュなど、アルコール類も充実。それぞれのdessertに合うペアリングのお酒も提案しているので、気軽にマリアージュを楽しむことができる。dessertはアラカルトのほか、コースも用意しているので、今までにないdessertを存分に味わって、ジャニス ウォン氏の世界観を感じてみてはいかがだろうか。(取材・文/鈴木恵美)

<メニュー>
Cassis Plum(カシスプラム) 1,950円
Red Miso Mustard(ミソマスタード) 1,400円
Strawberry Caprese(ストロベリーカプレーゼ) 1,800円
※すべて税別

JANICE WONG(ジャニス・ウォン)

住所
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU 2F エキソト
電話番号
03-6380-0317
営業時間
11:00~23:00
定休日
定休日 NEWoMan SHINJUKUに準ずる
公式サイト
http://www.janicewong.jp/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。