仕事も先約も全部ウソ!? 恋多き秘書たちはこんな言い訳で食事デートの誘いを断っている

2016年07月15日
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仕事も先約も全部ウソ!? 恋多き秘書たちはこんな言い訳で食事デートの誘いを断っている
Summary
1.2人きりにならないように他人を誘われたらほぼ100%脈ナシ
2.「仕事が忙しい」は気になる男性には使わない
3.「実家の両親」の言い訳は男性をあきらめさせるための奥の手

気になる女性と近づきたいとき、最初のステップとなるのが食事デートへのお誘い。勇気を出して誘ってはみたものの、女性となかなか都合が合わず、すんなりと予定を組めないこともあるのでは?

最初のうちは「お互い社会人だし仕方がないか」と思えるが、何度もスルーされると「本当に都合がつかないだけ…?」と疑心暗鬼になるもの。

そこで今回は、多くの男性と関わる機会の多い秘書30名に、「気のない男性からの誘いをやんわりと断る方法」をこっそり聞いてみた。
「なかなか都合が合わないな~」とノーテンキに捉えているそこのあなた! 今から紹介する断り文句に思い当たるものがあれば、潔く諦めて、次のターゲットに切り替えた方がいいかも?

1.「◯◯さんも誘って良いですか??」1対1に持ち込まない他人巻き込み型

いわゆる常套手段ともいえる断り文句が、この他人巻き込み型。1対1でなければデートは成立しないし、第三者がいることで相手とガッツリ向き合わなくて済む。それだけ2人きりを避けたいということだから、誰かを連れて行きたいと言われた時は、脈がないと思った方がいい。

「“○○さんも誘っていいですか?”と明らかにその人が嫌がる人を誘います。(30代/医療マーケティング会社秘書)」
「お食事のお誘いでご馳走をしてくれそうな雰囲気の時は“○○ちゃんも一緒にいいですか?”と他の女子も連れていきます。大抵の男性はプライドがあるので、一度言った手前“もちろん、いいよ”と言ってくれます(笑)。最後に“楽しかったです。また連れていってくださいね!”と言うと好印象のまま終われますし、あわよくば一緒に連れて行った女の子への方向転換を期待することができます。(30代/アパレルメーカー秘書)」

鈍感な女性を装って、「え、飲み会だよね?」と切り替えてくるパターンも同様。当然「だったらみんなも誘おうよ♪」という流れになる。計算高い女性ほど、屈託のない笑顔で聞いてくるから恐ろしいものだ。
「でも、断られてはいないから」と期待をし続けるのは大きな間違い。早く気づかないと、ますます距離を置かれてしまう。

2.「今仕事が忙しくて」「先約があるから」バリキャリ&リア充装い型

仕事はとても使いやすい言い訳のひとつ。仕事と言われれば大半の男性は「仕方ない」と思って無理強いはしないはず。「この人と食事デートは無理!」と思ったとき、とっさに出てしまうのもこのセリフかもしれない。

「最近仕事でバタバタしてるから、落ち着いたら私から連絡するね!(20代/金融サービス秘書)」
「今は資格の勉強で忙しいから、ちょっと調整させて。(20代/金融サービス秘書)」

さらに「先約がある」と言われた時も、男性は諦めるしかないだろう。
「週末の場合は、“すみません、先約があるのでまた今度”とお断りします。 “いつだったら大丈夫?”と続いてしまったら、“半年先まで観劇の予定が入っていてチケット取っているんです”というと相手も諦めざるを得なくなります」(30代/アパレルメーカー秘書)」
と、こちらのご意見は一刀両断。

「仕事で忙しい」「先約がある」は、もしかしたら本当のことかもしれないが、少しでも脈があれば、なんとかやりくりして別の機会に時間をつくろうと努力するもの。しかし、スケジュール調整もせず、何度も同じような理由で断られたりしたら、ほぼ脈はないと思っていい。

3.「実家の両親が家に来ていて…」を言い訳にする架空の仲良し親子型

女性にとって奥の手となるのが“実家の両親”だ。実家を使うことのメリットは、「男性が諦めざるを得ないこと」と「男性に悪い印象を与えずに済むこと」。相手の男性は「親を大事にしているコなんだな」と思うだろうし、「両親には勝てない」とも思うだろう。

「“実家の両親が遊びに来ている”というと毎回納得してもらえます。(30代/情報、通信秘書)」
「“実家から生モノが届くので、今日はすぐに帰らないと”と言ってそそくさと帰ります。(30代/医療マーケティング会社秘書)」

そう頻繁には使えないが、「ここぞ!(=絶対に行きたくない)」という時には絶大な効力を発揮する断り文句と言っていい。これを言い訳にされて、空いている別の日も提示されなければ、あなたの誘いがその「ここぞ!」の時だったということだ。

4.「ちょっと体調が悪くて」とすぐに具合が悪くなるニセ貧弱型

ちょっと姑息な手段だが、体調不良は使いやすい断り理由になる。体調が悪いのに、無理に食事に誘う男性はまずいないだろうし、万が一そんな男性だったら即対象外行きだろう。

「最近飲み会続きで胃の調子が悪くて…良くなったら飲みに連れて行ってください♪(行かない)(20代/金融サービス秘書)」
「“胃腸こわしてて…”。これでも引き下がらない人がいたら、人として無理。(30代/医療マーケティング会社秘書)」

実際に貧弱な女性ももちろんいる。しかし、2回以上このパターンで断られた上、別の日を提示してもらえなかった…そんな時は諦めるべきだろう。

女性は意外と効率主義。「無駄な時間は過ごしたくない」と考えているため、行きたくない誘いは極力断りたいと思っている。しかも、「波風を立てずに良い顔をして断りたい」という考えから曖昧な返事をしがちなので、男性は「これってまだチャンスあるよね?」と期待してしまうのだろう。

極論を言えば、「断られた上に別の日を提案されない」=「脈はない」と考えていい。
理由はどうあれ、一度は断られているのだから下手に期待せず「誘いを受けてくれなかった」「スケジュールを調整してくれなかった」という事実としっかり向き合うべき。

とはいえ、ここで紹介した断り文句がウソじゃない場合ももちろんある。中には押しに弱い女性もいるので、すぐに諦めずに数回アタックし続けることで女性に振り向いてもらえたというケースも稀にある。
なので、今回紹介した「脈なしの言い訳」は、勘違い男にならないためのバイブルとして心に留めておきつつ、自分から誘うという積極的な姿勢は忘れないでいてほしい。

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