手ぶらで贅沢ピクニック! 海を一望できる日帰り「グランピング」スポットが横浜みなとみらいに誕生

2016年08月03日
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手ぶらで贅沢ピクニック! 海を一望できる日帰り「グランピング」スポットが横浜みなとみらいに誕生
Summary
1.車も荷物も不要!  高級感溢れる空間と自然に触れる日帰りグランピングが3,500円で叶う
2.食事は前菜ビュッフェからデザートまで贅沢なフルコース
3.まるで船旅している気分!? 世界のサンドウィッチは必食

「グランピング」――豪華で整った設備でアウトドアが楽しめる、グラマラス×キャンピングから派生した造語も、だいぶ耳慣れてきたように思う。リゾート施設や専門のキャンプ場が続々と登場するなか、“デイタイム限定・都会・海”がテーマの次世代グランピング施設『PICNIC(ピクニック)』が、5月31日横浜みなとみらいにオープンした。

プールサイドでお昼寝? それとも森林浴?

渋谷駅から乗り換えることなく電車でわずか30分。グランピング施設の「グランドオリエンタルみなとみらい」は、駅前の喧噪から少し離れた落ち着いた場所にある。重厚感のあるエントランスを抜けると、高級ホテルのような佇まいのラウンジが。ラグジュアリーな雰囲気に気持ちが華やぐ。

施設内には全部で5箇所のグランピングスポットが。館内マップを片手にお気に入りの場所を探すところから始まるから、ちょっとした探検気分に。オススメのスポットは、都会であることを忘れるほどの絶景が見られる、屋上の「オーシャンビューテラス」。インフィニティプールの向こうには海が一面広がる。

さらにランドマークタワーや観覧車、赤レンガ倉庫と横浜を象徴する景観も一望できる、なんとも贅沢な空間に虜になる人も続出だとか。さあ、お気に入りのスポットが決まったら、グランピンググッズを借りて食事の準備へ取りかかろう!

優雅な船旅の食事をイメージした「世界のサンドウィッチ」

ラウンジへ戻ると、オープンキッチンからいい香りが漂ってくる。ビュッフェコーナーで好みの前菜やスープをフードコンテナーによそい、あらかじめ注文していたサンドウィッチ、デザートを受け取る。フードコンテナーやマット、ピクニックプレートなどのグランピンググッズと食事を、バスケットに詰め込んだら準備完了。

場所もそうだが、料理も全て自分好みにチョイスできる。メインディッシュは、日替わりで世界中のサンドウィッチがいただける。「横浜の港から、今日はどこへ行こう? 」。そんな優雅な船旅の食事をイメージしてつくられたメニューは、どれもユニークでなかなかお目にかかることのできない異国のものばかり。

肉厚なサバが豪快にはいった塩サバサンド「バルクエキメッキ」。東洋と西洋の境目トルコ・イスタンブールの港でうまれた名物サンドウィッチだ。

本場の雰囲気と違って、カラフルな見た目で登場。潮風と一緒に漂うエスニックな香りで、しっとり焼かれた塩サバとシャキシャキ野菜が、もちもちのバゲットに包まれていてボリューム満点! 皮ごとスライスしたレモンは、噛むと口のなかで弾ける酸味がクセになる。暑い夏にも相性がいい清涼感あるサンドウィッチは、抜群の開放感の中でいただくにぴったりな一品だ。

溢れんばかりに溶け出すモッツァレラチーズに今すぐかぶりつきたくなる一品「パニーニカプレーゼ」。

黒オリーヴの実だけを使用してつくられたオリーブオイルが、チーズの甘みを引き立てる。コクが深いあと味の決め手は、隠し味のアンチョビソースだ。シンプルで見た目も美しい大人な味わい。イタリア・カプリ島でうまれたというカプレーゼは、地中海の恵みがたっぷりつまった味だった。

人気の高いイスラエルのファラフェルや、ベトナムのバイン・ミーなど、サンドウィッチメニューもたくさん。大勢で行けばみんなでシェアして食べるもよし。何回来ても飽きることがないロケーションとコンセプトに加えて、都会にいながら世界を旅しているかのよう!これは得した気分になれそうだ。

デザートは、トレンドを意識したメイソンジャーに色鮮やかなフルーツがたっぷり入ったフォトジェニックな仕上がり。一番人気の「イチゴのショートケーキ」や、旬のフレッシュブルーベリーがたっぷりはいった「クレームダンジュ ブルーベリー」、「ニューヨークチーズケーキ」など、日替わりの5種類がラインナップ。

デザートタイムは、ロケーションを変えてみるのもいいだろう。バリ旅行に来たような気分になれる水辺がきれいな“ガーデンテラス”や、観覧車を眺めながら大きなソファーでゆったりとした時間を過ごせる「オクロックテラス」は、子連れにもオススメしたいスポット。万が一悪天候になった場合も、一面ガラス張りで、景観を楽しみながらくつろげる室内エリアがあるため安心だ。どのスポットにいても充実したロケーションを楽しめるから、利用する目的は訪れる人の数だけある。

1年中楽しめる「大人ピクニック」の場を目指して

食事をするとき、シチュエーションが違うだけでおいしさも変わる…そんな経験をしたことはないだろうか。『PICNIC』プロデューサーの横川美由紀さんもそのひとり。「ナミビアを旅したとき。何にもない砂漠の夜明けを眺めながら、何にも縛られることのない大自然のなかで朝食を食べました。用意されたものはパンやハム、チーズやフルーツとシンプルなものでしたが、大きなバスケットに入ったピクニックセットを広げるだけで幸せな気分でした。環境が違うだけでこんなにもおいしいと感じられるなんて! 大人だからこそ味わえる贅沢なピクニックだと思ったのです」。自身の思い出にインスピレーションを受けて生まれたのが、『PICNIC』なのだ。

車をもっていなくても大丈夫。自分で用意する手間も荷物を持っていく手間もいらない。手ぶらで訪れてチョイスしたいものをバスケットにつめこんで、好きなロケーションへ向かう。敷地内は、時間の許す限り何度でも移動が可能。スタッフに許可をもらえば、近隣の公園や海辺まで足を伸ばすこともできる。いつもと違う景色のなかで散歩したくなったカップルや、喫茶店のランチミーティングに飽きたビジネスマン、セレブな雰囲気を味わいたいママ友たちも…誰と訪れても楽しめて、自由なスタイルで利用できる。

11月からは冬のピクニックを企画中だとか。日常生活のなかにもっと自然に触れられる開放的な空間や、心癒される時間があってもいい! そんな思いから生まれた新感覚のランチスタイルのスポット『PICNIC』は、たくさんの人々の思い出が生まれる場所になりそうな予感がする。
 
(文・取材/植木祐梨子)

【メニュー】
グランピングセット(前菜ビュッフェ、スープ、サンドウィッチ、デザート、食後のお飲み物、グッズレンタルフィーを含む):3,500円
キッズセット[小学生未満のお子様](お子様用サンドウィッチ、デザート、オレンジジュースを含む):1,300円
※価格はすべて税込

PICNIC(ピクニック)

住所
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-2 グランドオリエンタルみなとみらい1階
電話番号
045-227-1225
営業時間
11:00〜16:00(ラストチェックイン14:00)
定休日
定休日 土、日、祝、月
公式サイト
http://grandoriental.jp/picnic/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。