室内でキャンプが新トレンド!? 薪料理を楽しめる「キャンプファイヤー」ダイニングが自由が丘にオープン

2016年10月13日
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室内でキャンプが新トレンド!? 薪料理を楽しめる「キャンプファイヤー」ダイニングが自由が丘にオープン
Summary
1.日本初・キャンプファイヤーダイニング『THE BANFF(ザ バンフ)』がオープン
2.豪快に焼き上げる! 薪を使った料理は見た目も迫力満点
3.チーズフォンデュ、お肉にマシュマロ! キャンプファイヤーで人気のメニューが集結

おしゃれなカフェやパン屋が立ち並ぶ東京・自由が丘。駅の南口を出て左へと歩くと、すぐに商店街のどこからともなくスモークのような香りが漂ってきた。

その正体は、7月30日にオープンしたばかりの『THE BANFF(ザ バンフ)』。「火を囲み、キャンプファイヤーをしている時のように仲間や家族と食べて、語って、くつろぐ穏やかな場所」を目指したという、日本で初めての「キャンプファイヤー」をコンセプトにしたダイニングだ。室内なのにキャンプ気分を味わえるとは、一体どういうことなのだろう。

気になって店前に行くと、入口横には大量に積まれた国産のナラ薪が。火持ちが良いのと穏やかな香りが特徴なんだそう。

店に入ると、ウッディな香りはさらに強くなる。ビルの中のはずなのにいつのまにか避暑地のログハウスにトリップしてしまったようだ。厨房の中には薪火を使った調理器具が見える。

「キャンプファイヤーをコンセプトとしたダイニングは日本初だったので、機材は全て特注で作ってもらったんです」と語るのは、料理長の行方則洋(なめかたのりひろ)さん。扱い方が非常に難しいとされている薪火を扱えるひとは一握りだという。

キャンプファイヤーで盛り上がる料理といえばこれ! 「スモーキーチーズフォンデュ」

スライスしたチーズミックスに、生クリーム、白ワインを混ぜて作ったチーズフォンデュからはスモークの香りが。「こちらのチーズフォンデュにはスモークガンという、スモークの香りを注入できる器具を使って香りづけをしています」と行方さんは語る。

薪火でざっくりと火を通したパプリカ、ビーツ、ニンジン、ズッキーニなどの国産野菜にチーズをたっぷりと絡めていただく。とろ~っとしたチーズにはほんのりと白ワインが効いていて、贅沢なほどのスモークの香りが。店の雰囲気もあいまって、本当にキャンプ場にいるみたいだ。

やっぱりお肉は欠かせない! 薪火で焼くリブロースが絶品

「囲炉裏のようなじんわりとした熾火(おきび)ではなく、薪の直火で縦方向に向かって焼き上げると、薪の香りもしっかりとつくんです。肉なら食感も悪くなりません。網の上という空中で焼くので、硬くなりづらく、柔らかく仕上がります。イタリアのトスカーナ地方などでは昔ながらの手法である薪焼きのお肉を、日本でも出したかったんです」(行方さん)

説明を聞き、肉への期待が高まる!「リブロースの薪焼き(200g)」がこの店一番の人気商品とのことなので、早速いただくことに。

牧草のみを食べて育った牛の肉(グラスフェッドビーフ)にフランス産岩塩をまぶし、3〜5日ほど熟成させている(ソルトエイジングとこのお店では呼んでいるそう)。塩を塗り込むことで水分が抜け、余分な水分がなくなった分、薪の香りがつきやすくなるのだそう。

刷毛で塗る自家製のBBQソースは、バルサミコ酢や赤ワイン、粒マスタードなどをベースに香辛料で整えたもの。

キレのあるソースがスパイシーな酸味をきかせながらじわっと広がり、薪の香りのするジューシーな肉の味が追いかけてくる。薪火の遠赤外線効果で、肉はジューシーをこえてふっくらとした感覚さえある。

デザートもキャンプファイヤー仕様! 絶対盛り上がるあま~いスイーツ

そしてここでは、デザートにもキャンプらしい工夫が。「キャンピング・スモア」は、キャンプファイヤーでおなじみのスモア(マシュマロ)をアレンジした。

ガラスコップの中に、白い煙が充満している。この煙の正体はなんだろうか。蓋をあけると、想像以上に大量のスモークの香りをまとった煙が飛び出てくる。

正体は、先ほどのチーズフォンデュでも登場したスモークガン。たっぷりのスモーク煙を詰め込み、開けた瞬間に楽しいデザートだ。「このような使い方でデザートを出しているのはうちだけだと思いますよ」と言うだけあって、中身にも驚きが。

底からスプーンですくうと、バタークッキーに絡んだチョコレートクリーム、そして白くて甘いクリームが。実はこれは、自家製のマシュマロクリーム。ゼラチンの配合比率を変え、とろっと絡むようなやわらかさになっている。口に含むと、バタークッキーにチョコにマシュマロという組み合わせはぴったり。スモークの香ばしい香りが、甘みにいいアクセントとなっている。やっぱりキャンプファイヤーには焼きマシュマロがないと〆られない!

木の香りでいっぱいの店内に、ジューと焼ける薪調理の音が心地良い『THE BANFF(ザ バンフ)』。日本で初めての取り組みだけに、珍しさはもちろんのこと、明確なコンセプトの強さがうかがえる。たとえば先ほど紹介した「リブロースの薪焼き」で使われた木の皿やフォークは、薪で焼いた肉料理にぴったりのものを探した結果、わざわざブラジルから取り寄せているというこだわりようだ。

手軽にキャンプ気分とキャンプ料理を味わえるスポットとして注目の1軒だ。

(文・写真/雨宮美奈子)

<メニュー>
スモーキーチーズフォンデュ 1,680円
リブロースの薪焼き(200g) 2,980円
キャンピング・スモア 780円
※価格は全て税込

Campfired Glill & Cafe THE BANFF

住所
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1丁目8−1 ミナミビル2F
電話番号
03-6421-4173
営業時間
11:00~14:30、17:00~22:30
定休日
定休日 なし
公式サイト
http://www.the-banff.com/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。