【今すぐ予約を！】『noma』のソムリエとオーストラリア屈指のシェフの期間限定レストランが目黒に登場

来週、11月15日（火）から11月27日（日）目黒・元競馬場に特別なpop-upレストランが、期間限定でオープンする。

料理を担当するのは、オーストラリア・タスマニア州の州都・ホバートでレストラン『Garagistes』のオーナーシェフを務め、オーストラリアのミシュランとも呼ばれている「グッド・フード・ガイド」で2012年「ベスト・ニュータレント」として表彰されるなど、オーストラリア屈指のシェフとして知られる、ルーク バージェス Luke Burgess。

ソムリエは、「世界のベストレストラン50」で4度も第1位となったことで日本でも有名なデンマーク・コペンハーゲン『noma』でつい先日までソムリエと務めていた兼子享康とソフィア・バーガー Sophia Burger。そして、今回の会場でパリに本店を持つ自然派ワインの名ビストロ『ル・ヴェール・ヴォレ・ア 東京』店主の宮内亮太郎。

ルークはシドニー出身。1994年『Tetsuya's』で料理の世界へ。その後ヨーロッパを飛び回り、プロのフード＆トラベルカメラマンとしてオーストラリアに帰国。2006年にはタスマニアへ渡り、自身初のレストランである『Pecora Café』を州都・ホバートの外れにオープン。そこはすべて近隣から食材を取り寄せた店で、近くのガーデンでハーブを摘み、近隣の農家と一緒に働き、近くの漁港から直接魚を仕入れるという、地域に根ざした地産地消型レストランだった。

その後、2009年の『noma』でのキッチン経験を活かし、2010年に同じくタスマニアのホバートに『Garagistes』をオープンした。ここでも新鮮な近隣の食材だけを使い、生で出せるほど新鮮な食材は、素材の良さを活かしたシンプルな調理法で料理を提供していたという。そして翌2011年に「オーストラリアグルメトラベラー」誌（著名な食雑誌）のベストタレント・オブ・ザ・シェフを、2012年にはオーストラリアのミシュランとも称される「グッド・フード・ガイド」で「ベスト・ニュータレント」として表彰されたが、2016年に自身の店を売却し、世界を旅してる。

現在は、ヨーロッパ、中でも北欧やジョージアをはじめとした東欧、アジア、南米など世界中を旅して料理の知識を深めている。これまでにもパリの『bones』やベルギーのフランス国境近くフーフェルラントにある『in de wulf』などとコラボディナーを開催して話題となった。今回提供される料理の詳細は未定だが、ルークが直接訪問した農家の野菜や築地などで仕入れた魚、ジビエなど日本の食材を使って調理。『Garasiates』のようなシンプルなスタイルに今回の旅で得たエッセンスが入ったものになるだろう。

今回、ルークの料理にあわせて自然派ワインや日本酒をチョイスするのが、先日まで『noma』でソムリエを務めていた兼子享康。

高校卒業後、都内のフレンチなどでサービスとしてキャリアスタート。24歳でソムリエ資格を取得後丸の内の『salt東京』でシェフソムリエに。27歳でオーストラリアへ渡り『Bentley restrant and bar』で働き始め、系列の『monopole』でオープニングからソムリエとして従事し、その年のbest wine list of the yearを受賞した実力者。その後ロンドンへ渡り『the clove Club』（現在ワールドレストランランキング26位）、そして2014年より『noma』のソムリエを務めた。また、これまでにフランス、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランドでワインの収穫と醸造の経験を積むなど、ただワインを選ぶという領域におさまり切らないワールドワイドな活躍を見せるソムリエだ。

また、兼子とともに『noma』で5年間サービスを経験したSophiaもサービスに加わり、この特別なレストランを盛り上げる。

期間中はメニューはア・ラ・カルトとセットメニューの両方を用意。
さらに土曜日と日曜日はお昼から営業する。
11日間だけの限られた期間なので、今すぐ予約することをオススメする。
料理は、コース7,000円のほか3～4人のグループならア・ラ・カルトがオススメとのこと。