オーブンが必要なことが多いお菓子作り。「オーブンを使うのは面倒くさい…」「そもそもうちにはオーブンがないからお菓子作りは無理…」なんて諦めている人も多いのでは?
そんな人に朗報! 本日紹介するのは「トースター」で作れるプチシュークリームのレシピ。ポイントさえ押さえれば、誰でも簡単に材料3つ(水は除く)でサクサクふわふわのプチシュークリームを作ることができる。早速チェック!
トースターで簡単! サクふわとろ~りな「プチシュークリーム」の作り方
サクふわのシュー生地の中には、トロっと濃厚なカスタードクリームがたっぷり。トースターで作ったとは思えない、本格的な味わいに驚くこと間違いなし! ひと口サイズのプチシューなので、デコレーションや盛り付けなどでいろんなアレンジを楽しめるのも嬉しいポイント。シュー生地を上手に膨らませるには「よく練る・冷まさない・乾燥させない」の3つを意識すること。手際よく作るために、手順は事前にしっかりと確認しておこう。
■材料(6個~8個分)
<シュー生地>
・薄力粉 … 大さじ3
・卵(Lサイズ) … 1個
・[A]水 … 大さじ4
・[A]バター … 20g
<カスタードクリーム>
・卵黄 … 1個
・砂糖 … 大さじ2
・薄力粉 … 大さじ1
・牛乳 … 大さじ10
・バニラエッセンス(またはバニラペースト) … 適量
<トッピング>
・粉砂糖 … お好みで
・お好きなフルーツ … お好みで
■下準備
シュー生地作りを手際よく行うために、下記を準備しておくこと。
・トースターにアルミホイルを敷き、予熱を入れておく
・薄力粉はふるっておく
・卵をよく溶いておく
■まずはシュー生地作りからスタート!(調理時間:45分)
① 小鍋にAを入れ、バターが沸騰するまで弱火にかける。
② ①の火を止め、薄力粉を一気にいれてヘラで良く練り合わせる。粉っぽさが無くなったら、再び弱火にかけ、1~2分練る。
<ポイント>
練る時は鍋底に擦りつけるようにしっかりとヘラで練りあわせる。
③ ②をボウルに移し、溶き卵を大さじ1加えて手早くヘラで混ぜ合わせる。混ざったら残りの溶き卵を小さじ1ずつ加えて手早く混ぜ合わせる。
<ポイント>
溶き卵を混ぜる時は、生地の温度が下がらないように、手早く混ぜあわせること。
生地のやわらかさの目安は、ヘラから落としたときに3秒ほどかけてボタっと生地が落ち、ヘラに残った生地が下向きの三角形になるくらい。
溶き卵1個分で足りない時は、小さじ1ずつ溶き卵を追加して混ぜる。
④ ③を絞り袋に入れ、オーブンペーパーに垂直に絞り出す。指先に水をつけて表面を平らにし、霧吹きでまんべんなく水をかけ、温めておいたトースターで25~30分焼く。焼き上がったらそのままトースターの中で荒熱がとれるまで放置する。
<ポイント>
焼いている途中で焦げそうであれば、素早くアルミホイルをかける。
■シュー生地を焼いている間にカスタードクリームを作る(調理時間:10分)
⑤ ボウルに卵黄と砂糖を入れ、よく混ぜる。
⑥ ⑤にふるった薄力粉を入れ、よく混ぜる。
⑦ ⑥に牛乳を少しずつ加え、よく混ぜる。
⑧ ⑦を茶漉しでこして、耐熱容器に入れる。ラップをかけて500Wで2分加熱する。
一度取り出して良く混ぜ、ラップをかけてさらに500Wで1分加熱してよく混ぜる。
滑らかになったら、バニラエッセンス(もしくはバニラペースト)を加えて混ぜる。
⑨ ラップをカスタードクリームの表面に密着させ、冷蔵庫で冷やす。
⑩ 焼きあがったシュー生地を半分に切り、カスタードクリームとお好みでフルーツを挟んで粉砂糖をふるったら完成。
大人から子どもまで、男女問わず大人気のシュークリーム。トースターで手軽に作ることができれば、おもてなしにもおやつにも大活躍すること間違いなしだ。特別な材料は必要ないので、思い立ったらすぐに作れるのも嬉しい。好きなフルーツを挟んでみたり、チョコレートでデコレーションしたり、自由にアレンジして自分だけのオリジナルプチシュークリームを楽しんでみて。
<レシピ作者プロフィール>
なかざわ あやの
1991年生まれ。新潟県出身。
新潟を拠点に、レシピコラム執筆・テレビCMでのフードスタイリストを中心に活動中。
Instagram: https://www.instagram.com/que_delicioso/
HP: https://que-gostoso.amebaownd.com/
(編集、メニュー監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/)