2016年のグルメ界で話題となったものの一つが「薪焼き料理」ではないだろうか。薪焼き料理の魅力は、木から移るほのかな薫香や食感など、そのおいしさにあるのはもちろん、パチパチと燃える薪の音や揺らめく炎など、ビジュアル的にも楽しめるという点。ニューヨークで大ブレイク中の料理だが、日本にもその流れが押し寄せ、続々と薪焼き料理の店がオープン。
そんな、いま一番アツイ「薪焼き料理」が味わえる、都内にあるとっておきの店を厳選紹介していこう。
1. 室内がキャンプ状態!? 自由ヶ丘に、薪料理をいつでも楽しめる新感覚ダイニング『THE BANFF』
商店街にただようスモークの香り。自由ヶ丘に誕生した『THE BANFF（ザ バンフ）』は、なんと「キャンプファイヤー」をコンセプトにしたダイニング。同店では、国産のナラ薪と、全て特注で作ったという機材を使用し食材を焼き上げる。
一番人気は、バルサミコ酢や粒マスタードが効いたBBQソースを塗っていただく「リブロースの薪焼き（200g）」。
他にも、スモーキーで大人の味わいの「チーズフォンデュ」や、焼きマシュマロ「キャンピング・スモア」も人気だ。
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2. 「GEMS大門」で味わう迫力満点のイタリアン薪焼きは、トスカーナの伝統手法で焼くTボーンステーキ！
浜松町に誕生した商業施設「GEMS（ジェムズ）大門」の1、2階にある『Trattoria Cicci Fantastico（トラットリア チッチ ファンタスティ）』は、塊肉が絶品のトラットリア。
フィレンツェの名物料理「Tボーンステーキ」を伝統的な薪と木炭で焼き上げている。部位で変わる肉の味わいに、香草バターニンニクソースが薫り高くマッチする。
イタリアのクラフトビールやトスカーナのワインと、薪の香りを纏ったジューシーな肉との相性も抜群だ。
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3. 薪焼きに合う国産牛を研究中！ 田窪大祐シェフの新店『TACUBO』で味わう、想像を超える薪焼き肉とは
恵比寿『TACUBO』は、イタリアンの名店を生み出してきた田窪大祐シェフが「薪焼き」をテーマに腕を振るうレストラン。
同店では、北海道の生産者と共に研究し生み出した、薪焼きで最高に味が活きる肉質の牛「十勝田くぼ牛」を採用。じっくりと両面を焼かれたサーロインは、外側はガリッと固く、中はレアでやわらかく火が通る。
「肉が薪焼きでこんなに変わるのか!?」というほどの、炭火には出せない深い味わいをぜひ堪能したい。
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4. こだわりはなんといっても、薪の種類！ スモーキーな薫り漂う絶品肉は永田町『Anchor Point』
特注で造った薪焼き用のグリルがオープンキッチンに彩りを添える、永田町にある、本格薪焼き料理店『Anchor Point（アンカー ポイント）』。
管理が難しい薪を操り、銘柄や産地、飼育方法にこだわったアメリカやオーストラリア産のサーロインや牛フィレ、リブアイなどに薪の香りをまとわせ、素材のうまみを最大限に引き出す。
高級塩だけでシンプルに味付けした豪州産牛リブアイステーキは、熟成肉をも凌ぐと大人気。
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