意外と簡単! 卵の器が可愛い「カスタードプリン」の作り方
コロンとしたシルエットがとっても可愛らしい「殻付きカスタードプリン」。見た目だけでなく、濃厚クリーミーな味わいも魅力で、手土産としても人気のスイーツだ。一風変わったルックスから「お店で買うもの」というイメージが強いかもしれないが、実はこのプリン、家庭でも簡単に作れるのだ!
シンプルな材料で、調理工程もとっても簡単。きれいに仕上げる3つのポイントを押さえれば、だれでも失敗なく作ることができる。卵のコクをしっかりと感じられる濃厚な味わいは、カラメルソースがなくても充分なおいしさ! それではさっそく作り方をご紹介。
■材料(約5~6個分)
・卵 … 1個
・牛乳 … 100ml
・砂糖 … 大さじ2
・バニラエッセンス … 少々
・ホイップクリーム … 適量
・ミント … 適量
・卵の殻(器) … 5~6個
■作り方(調理時間:80分)
① 卵(器になる)の上部をカットし、よく水洗いしてから乾かしておく。
<ポイント>
卵の器は、スプーンで先端を叩き、少しずつ丁寧に殻をむいていくと綺麗に仕上がる。
② 卵を溶きほぐす。耐熱ボウルに砂糖と牛乳を入れて混ぜる。
③ 砂糖と牛乳が入ったボウルにラップをかけ、500Wの電子レンジで1分温めて砂糖を溶かす。
④ ③に溶いた卵とバニラエッセンスを入れ、良く混ぜる。
⑤ ④を茶漉しでこす。
⑥ ⑤を卵の殻の7分目まで入れ、天板に並べ、天板に熱湯を1cmほど注ぐ。
<ポイント>
卵が転がらないように、アルミホイルで輪をつくり土台にする。
⑦ 140℃に余熱したオーブンで40分湯せん焼きにする。
⑧ 粗熱をとって冷蔵庫で冷やす。
⑨ ホイップクリームとミントを飾って完成。
■きれいに仕上げるためのポイント
(1)殻は焦らず、少しずつ丁寧に割ること
(2)低温でじっくり湯煎焼きすること
(3)アルミホイルで卵をしっかり固定させること
コロンとしたシルエットが可愛らしいカスタードプリン。卵の味をしっかりと感じられるので、小さめサイズでも大満足。持ち運ぶときは転がらないように、卵のケースを利用しても◎。お好みでフルーツをトッピングしたり、チョコ風味にしてみたり、自己流にアレンジするのもおすすめ。今年の冬は、卵の殻を上手に使った「カスタードプリン」でほっこりおやつタイムを楽しもう!
<レシピ作者プロフィール>
なかざわ あやの
1991年生まれ。新潟県出身。
新潟を拠点に、レシピコラム執筆・テレビCMでのフードスタイリストを中心に活動中。
Instagram: https://www.instagram.com/que_delicioso/
HP: https://que-gostoso.amebaownd.com/
(編集、メニュー監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリーhttp://foodcreativefactory.com/)