【京おんなが教える京都のツウな遊び方】ガイド本じゃ物足りない貴方のための烏丸界隈・大人のはしご酒3選

【連載】「京おんなの粋な夜遊び」第一夜 京都は三方を山に囲まれた小さな街。ここでは終電や終バスを逃し、タクシーで帰ってもさほど高額にはなることはなく、時間を気にせずはしご酒を楽しむのが当たり前。観光客仕様ではなく、京都人が日常遣いする店を今宵、地元の京都美人に案内してもらう。

2017年07月14日
カテゴリ
レストラン・ショップ
  • レストラン
  • 連載
  • 京都
  • はしご酒
  • プレミアム記事
【京おんなが教える京都のツウな遊び方】ガイド本じゃ物足りない貴方のための烏丸界隈・大人のはしご酒3選
Summary
1.まずは烏丸通沿い、御池をあがってすぐにある「メイドイン日本の醸造酒」の店に
2.骨董屋さんが営む煮込みの店で、京都らしくハモなどを味わう
3.洗練された空間でいただく、和食も美味しいバーで〆る

第1夜:「洛風林」代表取締役 堀江麗子さん

今回のはしご酒案内人は、京都生まれ京都育ちの堀江麗子さん。大学卒業後、アパレル会社勤務を経て、家業である帯の製造問屋「洛風林」に入社。6年前からは代表取締役となり、多忙な毎日を送っている。

(写真・エディオオムラ)

帯の展示会や取引先への挨拶回りなど、東京ほか、全国各地を飛び回る麗子さん。多い時は月の3分の1は京都にいないとか。「出張帰りは1人で飲みに行くとが多いですね。お腹が空いてることも多いし、京都に帰ってきてどこかでほっと一息つきたくなるんです」。京都にいる時も、遠方からのお客様を接待することが多く、気が付けば、はしご酒に。
祇園や上七軒といった花街は、接待で行くことが多く、プライベートで飲む時はもっぱら烏丸界隈という麗子さん。「木屋町や河原町は賑やかすぎて。その点、烏丸界隈はビジネス街としての顔を持ち、大人が落ち着いて飲める店が多いですね」。今回はそんな烏丸界隈の大人の女性がひとりでも楽しめる3軒を案内してもらった。

■アペリティフはクラフトビールを立ち飲みで

まだ空も明るい真夏の午後5時、団扇片手に涼しげな浴衣姿で現れた麗子さん。
この日、1軒目に訪れたのは、クラフトビールの店『BEFORE9』だ。
古い町家の梁や壁、屋根は生かしつつ、ミニマムモダンにリノベーション。表は全面ガラス張りで、京都のメインストリート、烏丸通でもひときわ目を引く存在だ。

コンクリートの壁には桜の木のレバーが印象的なタップが8つ。京都醸造所をはじめ、全国のクラフトビールが日替わりで8種類、楽しめる。メイドイン日本の醸造酒がコンセプトであり、クラフトビールのほか、日本酒もあり。

「クラフトビール」(310m1,800円税込)。「九条葱とグリュイエールチーズのだし巻き」(600円税込)

「キャッシュオンスタイルで、スタンディングカウンターもあり、食事前に一杯ひっかけるのにちょうどいい店です。自家製のぬか漬やフィッシュアンドチップスなど、アテも和洋折衷いろいろ揃っていて楽しい」。

結局、クラフトビールをおかわりし、夏の乾いた喉も十分、潤ったところで2軒目に移動することに。

BEFORE9(ビフォアナイン)

住所
〒604-0845 京都市中京区烏丸御池上ル二条殿町545
電話番号
075-741-6492
営業時間
17:00~翌1:00(L.O.24:00)
定休日
不定休
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/7xzb7yvb0000/
公式サイト
http://www.sakahachi.jp

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

■酒場慣れしてない若者や女性にも人気の“一杯飲み屋”へ

古民家を改装し、古き良き酒場風情を醸し出しているが、実はまだこちらに移転して2年という『にこみ鈴や』。
「店内は、厨房を囲むようにカウンターが設けられていて、気楽でしょ。呉服問屋が建ち並ぶ室町通からもすぐなので、仕事帰りに会社のスタッフと来さしてもらってます」。

「店内をよく見ると、器や照明に骨董が使われていたり、奥の庭がキレイに手入れされていたり、センスがいいと思ってたら、『アンティークベル』という骨董屋さんがやってらっしゃると聞いて納得しました」。

カウンターに座れば、厨房も丸見えに。ぐつぐつ煮えるおでん鍋や炭火の焼き場も目の前にあり、ライヴ感もたっぷり。

麗子さんが必ずという2品。サラサラだしであっさり味に仕上げた「もつ煮込み」(600円)。具材はシンプルに玉ネギとハムのみ。マヨネーズも控えめな「ポテトサラダ」(400円)

「煮込み料理だけじゃなく、お造りや旬の一品もおいしいんです」と、麗子さん。黒板メニューにあった「鱧と夏野菜のごま酢」(950円)は注文を受けてから鱧の骨切りをし、炭火で炙り、野菜と和える手のかかった一品だ。

お腹も十分満たされ、ハイボールにも少々あきたところで、麗子さんの足は自然と行きつけの…。

にこみ鈴や(にこみすずや)

住所
〒604-0031 京都市中京区姉小路通新町東入ル南側町頭町90-5
電話番号
075-708-3178
営業時間
16:00~23:00L.O.
定休日
月曜
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/5ybp52np0000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

この記事にはまだ続きがあります

今すぐ続きを読む

プレミアム記事をすべて読むには、ぐるなびプレミアム会員登録が必要です

関連記事

福岡ではしご酒。シメにいただくべき悶絶メニュー! スペシャル海鮮丼の奥深さとは?
福岡ではしご酒。シメにいただくべき悶絶メニュー! スペシャル海鮮丼の奥深さとは?

【連載】「私を"はしご酒"に連れてって(福岡で)」第九夜  福岡の酒飲みは1軒では帰らない。ほぼ必ず2軒目に行くし、2軒目を出たら次の店…。職住近接ゆえ終電や終バスを逃しても笑顔で楽しく飲んでいる。“はしご酒”文化が根付くこの街の遊び方を毎回伝授いただく。

地元・福岡のグルメ通&クリエーターが夢中! ガイド本に載らない穴場の焼肉・そば・和食
地元・福岡のグルメ通&クリエーターが夢中! ガイド本に載らない穴場の焼肉・そば・和食

【連載】「私を"はしご酒"に連れてって(福岡で)」第十一夜  福岡の酒飲みは1軒では帰らない。ほぼ必ず2軒目に行くし、2軒目を出たら次の店…。職住近接ゆえ終電や終バスを逃しても笑顔で楽しく飲んでいる。“はしご酒”文化が根付くこの街の遊び方を毎回伝授いただく。

【ツウしか知らない!】新宿のど真ん中で見つけた昭和な空間でイキな料理と酒を味わう
【ツウしか知らない!】新宿のど真ん中で見つけた昭和な空間でイキな料理と酒を味わう

【連載】小石原はるかの「いま、飲みにゆきます」 九軒目  トレンドに詳しく、「東京最高のレストラン」から「東京カレンダー」などに至るまで、引っ張 りだこの小石原さん。そんないろんな店を知り尽くした彼女が愛している店とは?ホントの、いい店うまいい店に飲みに行っていただく。

【京都のホントの遊び方】カネのことばかりを考えて遊んでいる限り、祇園や先斗町への道のりは遙かに遠い
【京都のホントの遊び方】カネのことばかりを考えて遊んでいる限り、祇園や先斗町への道のりは遙かに遠い

【連載】正しい店とのつきあい方。  店や街とのつきあい方がわからない人が増えている。初めてなのに常連と同じように扱われないと怒る人や金さえ払えば何でもしてくれると思う人。お客様は神様、などではない。客としてのあり方を街と店に深い考察を持つ江弘毅氏が語る。

【京おんなが教える京都のツウな遊び方】今や花街は旦那衆だけのものじゃない!祇園・先斗町のはしご酒3選

【連載】「京おんなの粋な夜遊び」第2夜 京都は三方を山に囲まれた小さな街。ここでは終電や終バスを逃し、タクシーで帰ってもさほど高額になることはなく、時間を気にせずはしご酒を楽しむのが当たり前。観光客仕様ではなく、京都人が日常遣いする店を今宵、地元の京都美人に案内してもらう。