手土産に喜ばれる!フランス産発酵バターが香る、パリ発・ワンランク上の絶品「バターサンド」

2017年09月13日
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手土産に喜ばれる!フランス産発酵バターが香る、パリ発・ワンランク上の絶品「バターサンド」
Summary
1.フランス発、人気チーズ専門店が日本初上陸
2.パリの名店シェフも御用達、香り高いチーズやバターは極上のウマさ!
3.発酵バター、チーズを使った日本限定スイーツが多数ラインナップ

2017年8月5日、パリをはじめフランス各地に60店舗を構えるチーズ専門店『beillevaire(ベイユヴェール)』が、満を持して日本に初上陸した。

同店は近年、20〜30代のフランスへ旅する女性の間で話題を集めており、隠れファンも多い。フランスの数あるバターのなかでも「ベイユヴェールが一番」とも名高いチーズ専門店なのだ。

そんな『ベイユヴェール』の日本1号店は、国際色豊かな街でありながら、古き良き日本文化も息づく麻布十番の一角にある。

パリにあるブティックと同様の外観は、高級感のある黒をベースに開放的なガラス張りで洗練された佇まい。

一方店内は、創業地のフランスにあるマシュクール村をイメージした天井の古材、パリのハイセンスさを表現した大理石のカウンター、そして東京のアーバンな空気を模すむき出しのコンクリートなどを混在。フランスと日本のカルチャーを織り交ぜた独自の世界観を生み出している。

名だたるシェフが愛用する一級品を、スイーツにアレンジ

『ベイユヴェール』は1980年、酪農家のパスカル・ベイユヴェール氏により、フランス西部のマシュクール村にある一軒の酪農牧場で誕生した。今でも昔ながらの製法にこだわり、ウッドチャンバーと呼ばれる木製撹拌機でバターを製造している。

生産者であり、チーズ職人でもある氏がこだわり抜いてつくる発酵バターやチーズは、フランスの名店シェフや次世代を担うスターシェフにも愛用される、シェフ御用達の一級品なのだ。

今回の出店は、パスカル氏のクラフトマンスピリットが、日本の職人気質と相通じるものがあるとのことで実現。また、フランスのブティックはチーズと発酵バターの専門店だが、それのみでは日本で浸透しにくい。そこで『ベイユヴェール』の製品を使ったスイーツを提案する“パティスリー・エ・フロマージュ”として展開することとなった。

足を運ぶ度に出逢える、個性豊かなチーズの数々

フランスで製造したチーズ(写真上)は、パスカル氏が日本向けにセレクトしたものを輸入。

例えば「フルム・ダンベール」は“高貴な青カビ”と呼ばれるブルーチーズタイプ。マイルドでクセが少なく、優しい味わいが特徴。またアルプスを間近に臨むサヴォア地方で生まれた「ボー・フォール」は、気品あるさわやかな芳香と濃厚な味わいを持つ。

チーズのラインナップは常に変わるため、何度でも通える楽しみもある。チーズ以外には、無塩と有塩2種の発酵バターも販売している。

バターサンドの常識を覆す「サンド・オ・ブール」

『ベイユヴェール』の発酵バターは、クリーミーでコクと余韻が長いのが特徴。またチーク材を使った撹拌機で製造することで、チーク材由来のほのかなキャラメル香が感じられる。

この発酵バターを使ったクリームを、同じく発酵バターを練り込んだサブレ生地でサンドした「サンド・オ・ブール」(写真上)は、これまでのバターサンドのイメージを覆す一品。
バターサンドと聞くと、濃厚で食べ進めると重たくなってくるイメージがあるが、「サンド・オ・ブール」はバターとは思えないほどのミルキー感。またバターの風味とうまみがぎゅっと詰まっていながらも、後味が軽く、食べ飽きないのも魅力だ。

味のラインナップは5種類。写真上・左上から時計回りに、ミモレット、ビターチョコ、ラムレーズン、プラリネナッツ、ピスタチオ&クランベリー。
ポップなロゴマークが目を引くパッケージは、手みやげにもぴったりだ。

低温焼成でうまみをギュっと凝縮!

「サンド・オ・ブール」と並ぶ看板アイテムが「ガトー・フロマージュ・ミ・キュイ」(写真上)。

低温でじっくりと焼き上げることで、チーズのうまみがギュッと凝縮されている。食感はレアチーズのようななめらかさを持つ、半生タイプのベイクドチーズケーキだ。チーズの香り、優しい口溶け、口のなかに広がるコクと余韻……。繊細でいながらインパクトを残す味わいに魅了される。

その他にも、ブルーチーズであるフルム・ダンベールを使ったベイクドチーズケーキ「ガトー・フロマージュ・フルム・ダンベール」や、アイスクリーム感覚で楽しめる「スフレ・グラッセ・フロマージュ」など、多彩なチーズケーキに思わず目移りしてしまう。

ボトルスタイルで楽しむ! 新感覚のチーズケーキ

チーズケーキを瓶に詰めた新感覚のスイーツが「ガトー・ヴェリーヌ」(写真上)。瓶の中にはフロマージュクリーム、フルーツソース、フルーツの果肉とクランブルを閉じ込める。甘酸っぱいフルーツソースに負けないほど、芳醇なチーズクリームがベストマッチ。クランブルのザクザクとした食感も楽しめる。

味は左からフランボワーズ、マンゴー、ブルーベリー、アナナス(キウイとパイン)の4種類。本場フランスにはない、日本限定のオリジナル商品だ。

濃厚で香り高い“大人のソフトクリーム”

1年を通して提供するソフトクリーム(写真上)は、プレミアムチーズ、発酵バター、ミックスの3種をラインナップ。口当たりがなめらかで濃厚な味わいに加え、チーズ、バターそれぞれの風味がしっかりと活きている。

ソフトクリームといえば暑い夏に食べたくなることが多いが、その濃厚さはこれからの季節、寒い中で食べるのもまた格別だろう。

ギフトにぴったりの焼き菓子も忘れずに

贈り物として、焼き菓子もおすすめしたい。

「キャトル・カール(5種のチーズとナッツのパウンド)」(写真上)は、パウンドに5種のチーズを練り込み、たっぷりのナッツをのせた見た目にも美しい一品。チーズはフルム・ダンベール、ミモレット、カンタル、ボー・フォール、ムール・ド・ジュラを使用。ナッツの香ばしさが、複数の濃厚なチーズと調和し、うまみをぐっと引き立たててくれる。

現在、国内のフレンチシェフからの引き合いも多く、プロユース向けの展開も開始予定。ゆくゆくは都内数店の他、関西や九州など主要都市にも出店していく考えだ。

大切な人への贈り物はもちろん、自分へのご褒美として、同店の味わい深いチーズやスイーツを堪能してみてはいかがだろうか。

beillevaire(ベイユヴェール)

住所
〒106-0046 東京都港区元麻布3-11-8
電話番号
03-6447-5471
営業時間
10:00〜20:00
定休日
無休(年末年始を除く)
公式サイト
http://www.beillevaire.jp/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。