変わり種「餃子」がウマすぎて予約必須!三軒茶屋の『GYOZA SHACK(ギョウザ シャック)』

2017年11月06日
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変わり種「餃子」がウマすぎて予約必須!三軒茶屋の『GYOZA SHACK(ギョウザ シャック)』
Summary
1.三軒茶屋の三角地帯で、絶品「変わり種餃子」を提供する餃子のバルがある!
2.平日の夜はいつも満席!若い女性からの支持が圧倒的!
3.店長はスパイスに詳しく、餃子の「香り」を立たせることにこだわっている

「変わり種餃子」が女性に大人気の餃子のバルを三軒茶屋で発見!

「三角地帯」と呼ばれる三軒茶屋の飲み屋街に、変わり種の餃子を提供する店がある。

料理もさることながら、山小屋のような可愛らしい店構えが若い女性の間で話題になり、今や平日19~21時の時間帯は常に満席の人気店だ。

それが三茶3番街にある『GYOZA SHACK(ギョウザ シャック)』。店長の大塚武史さんによれば、2015年のオープン当時は餃子のバルのお店は少なく、餃子のバルブームの先駆け的店だったという。

また三角地帯はディープな店が多いため、三角地帯初心者や若い女の子が気軽に入れることをコンセプトにしたそうだ。

オリジナルのつけダレでいただく! おすすめ餃子3選

同店の特徴は、ユニークな餃子の種類が豊富で、餃子ごとにオリジナルのつけダレが決まっていること。また1個あたりのサイズが大きく、一般的なサイズの1.5~2倍はあるだろう。

一番人気の餃子は「SHACK餃子~SHACKソース~」(写真上)で、焼き餃子または揚げ餃子から選べる。餡には山形県産の庄内豚を使い、そのほか玉ネギ、シイタケ、キャベツなどの野菜を入れ、隠し味に味噌を使っている。

これに甘口醤油をベースにした「SHACKソース」というオリジナルソースをつけていただく。

「餃子=酢醤油やラー油で食べる」という概念を覆すのではないだろうか。また餃子にはニンニクは使用していないので、好みで「自家製ニンニクオイル」(写真上)を付け足すことも可能だ。

とはいえ、豚肉の甘みやうまみが強いので、何もつけずそのまま食べてもいいとのこと。また皮は全粒粉で作っており、分厚くて外はカリカリ、中はもちもちの食感だ。

ロゼワインが進む、ゴルゴンゾーラ入りの水餃子をぜひ!

女性に一番人気なのが「ゴルチキ餃子~レモンオイル~」(写真上)。こちらは水餃子または揚げ餃子からチョイスでき、どちらもレモンオイルのさっぱりしたオリジナルソースでいただく。

餡には鶏肉とゴルゴンゾーラチーズが使われている。「あえて好き嫌いが分かれそうなゴルゴンゾーラを使いました。これがクセになる味わいです」と大塚さん。

ゴルゴンゾーラは焼くと香りが強く出るが、茹でると香りが落ち着き、ほどよいアクセントになるという。

水餃子でつるっとした喉ごしだが、噛むと口の中に肉汁がじゅわ~っと溢れだし、ゴルゴンゾーラチーズの香りが充満する。思わずワインが飲みたくなる。

ちなみに『GYOZA SHACK』のオーナーはソムリエで、オーガニックのワインを取りそろえる。中でもおすすめはロゼワインとのこと。

「赤ワインには餃子の肉のうまみを感じるタンニンが含まれていて、白ワインは餃子の油を流してくれる効果があります。そこで、赤と白ワインの中間であるロゼワインがおすすめなんです」と大塚さん。

そのほか、山形産の日本酒や果実酒など、東京にはなかなか置いていないお酒も用意している。

実は『GYOZA SHACK』の系列店に、山形県の郷土料理を出す『月山』という飲食店がある。同じ三軒茶屋にあることから山形産の食材にもこだわっているのだ。

ワインではなくビール党という方におすすめしたいのが「スパイシーラム餃子~ハニーマスタードソース~」(写真上)。

こちらも焼き餃子か揚げ餃子から選ぶことができ、オリジナルのハニーマスタードをつけていただく。

餡は肉々しい食べごたえのあるラム肉に玉ネギを加え、隠し味として香辛料のクミンなどを数種類入れているという。クミンを入れることによって、ラム肉の甘さがより引き出るそうだ。

ぐぐっとビールで流し込みたくなるような肉々しい味わい。こちらは男性からの支持が多い。

「香りとスパイス」にこだわったメニューを豊富にラインナップする!

『GYOZA SHACK』の餃子には、ニンニクだけでなく、ニラやうまみ調味料も使用していない。というのも、これらは香りが強く、素材そのものの香りを打ち消してしまいがちだからだ。

料理の香りにこだわるのは、店長の大塚さんがフレグランスとフレーバーについて勉強する専門学校出身であることから由来している。何百種の香料や香辛料を嗅いできた人物だけに香りとスパイスについてはプロ。その経験を料理に生かしているという。

最後に、餃子以外のメニューも紹介したい。

期間限定の「合鴨ロースの春巻き~オレンジソース添え~」(写真上)は、揚げた春巻きの皮の中に、合鴨ロースの挽き肉とネギがぎっしり詰まっており、さらに“天国の種”と呼ばれるコートジボワール産の「マニゲット」という香辛料で香りを立たせている。

またオレンジソースにはカルダモンを使用し、よりグリーンな香りになっている。餃子の箸休めにぜひ食べておきたい。

味だけでなく、香りとスパイスも追求した変わり種の餃子を提供する『GYOZA SHACK』。人気店だけに、行かれる際は予約することをおすすめしたい。

【メニュー】
SHACK餃子~SHACKソース~ 390円
ゴルチキ餃子~レモンオイル~ 580円
スパイシーラム餃子~ハニーマスタードソース~ 580円
合鴨ロースの春巻き~オレンジソース添え~ 780円
※価格は税別

GYOZA SHACK(ギョウザ シャック)

住所
〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-13-10
電話番号
050-3468-6138
営業時間
月~土 17:00〜翌2:00(L.O.翌1:00)、日・祝 17:00〜24:00(L.O.23:00)
定休日
月に1日不定休
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/bbkt6r0v0000/
公式サイト
https://www.instagram.com/gyoza1217shack/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。