1日に1,000個売れる絶品「コッペパン」! 行列の絶えない、話題の「コッペパン専門店」がオープン

2017年10月12日
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1日に1,000個売れる絶品「コッペパン」! 行列の絶えない、話題の「コッペパン専門店」がオープン
Summary
1.最大 3時間待ち!? 並んでも食べたい「コッペパン専門店」が狛江にオープン
2.岩手食材などをサンドした25品のコッペパンがずらり
3.子どもの頃にタイムスリップ!? まるでお子様ランチのようなコッペパンに注目

都心のベッドタウンとして栄える東京・狛江に2017年9月9日に誕生したのが、コッペパン専門店の『(食)盛岡製パン』。同年4月28日には千葉・行徳で1号店をオープンしており、狛江店はその2号店となる。

行徳店も行列の絶えない人気店であるが、狛江店もオープン初日から行列を生み、最大3時間待ちを記録。1日平均1,000個のコッペパンが売れるというから驚きだ。

岩手のソウルフードを東京で食す!

コッペパンと言えば給食の一品として懐かしさを覚える人も多いだろう。そのままの素朴な味を楽しめる以外に、あんこからコロッケまで相性のよいフィリングの幅広さから、おやつとしても、食事としても楽しめる懐の広さが魅力だ。一方で、岩手・盛岡のソウルフードとしても知られるコッペパン。『(食)盛岡製パン』では、盛岡をはじめとする岩手の食材をメインにサンドしたコッペパンを提供する。

ふんわり、もっちり。これが極上のコッペパンだ

商品の肝であるコッペパンは、岩手産の小麦粉「ゆきちから」など3種の小麦粉をブレンド。絶妙なバランスで配合される小麦粉により、噛む瞬間のふんわり感ともっちり感を生んでいる。また「ゆきちから」は小麦の風味が豊かなため、フィリングに負けない小麦の力強さを感じる。同店では店内で粉の配合から発酵、焼成までを行っており、常にできたてを味わうことができる。

店内で焼き上がるコッペパンは、オーダーを受けてからフィリングをサンド。手慣れた動作で具材を挟んでいく様子を見るのも楽しい。

商品はあんこやカスタード、キャラメルクリームなどの「お菓子コッペ」14品と、メンチカツやナポリタンなどの「おかずコッペ」11品を用意。岩手・軽米町の特産品であるフルーツ“さるなし(ベビーキウイ)”でつくるジャムや、一関市の特産品で糖度が15度もある「南部一郎かぼちゃ」など、岩手ならではの食材を使ったコッペパンもぜひ味わいたい。

盛岡グルメをぎゅっとサンド

それでは、同店の人気商品を紹介していこう。

まずはおかずコッペの「前沢牛コロッケ」(写真上)。前沢牛は肉質がやわらかく、ほのかな甘みがあるのが特徴の岩手の高級ブランド牛。その前沢牛をふんだんに使ったコロッケを盛岡の精肉店から取り寄せ、まるっと1個を豪快にサンドした一品。和牛のうまみを存分に感じられ、食べごたえも十分だ。

パンに麺をはさんだユニークなビジュアルは「盛岡じゃじゃ麺」(写真上)。わんこそば、冷麺に並ぶ盛岡3大麺の一つであるじゃじゃ麺をサンド。じゃじゃ麺はは盛岡製パンアレンジの食べごたえのある太麺に超粗挽きの挽き肉で自家製する肉味噌を和えた、パンチの効いたソウルフード。やわらかめの麺と、濃い目の味の肉味噌は、ほのかに甘いコッペパンと相性抜群。おかずコッペのなかでも「前沢牛コロッケ」に次ぐ人気だ。

懐かしさ爆発! まるで「お子様ランチ」のようなコッペパン

狛江店限定のおすすめ商品が「お子様ランチ」(写真上)。「住宅街であることから、お子様にもうちのファンになっていただきたいと、遊び心を加えたのがこの商品です」と藤田雅貴さん。

卵、ミートボール、ナポリタン、そしてタコさんウインナーをコッペパンという器に盛った、なんとも愛らしい一品はSNS映えも抜群。卵から食べてナポリタンで締めるもよし、ナポリタンからがっつきミートボールをメインとして味わうもよしと、さまざまな食べ方が楽しめるのがうれしい。

季節商品も随時提供しており、毎月約2〜3品の新しい商品が登場する。例えば「盛岡直送!リンゴソテーとカスタード」(写真上)は秋の季節商品。酸味が強めの盛岡産のリンゴを、バター、レモン、グラニュー糖で炊く。リンゴのシャリッとした食感を残すように仕上げることで、食べ飽きしないように配慮している。カスタードの濃厚な甘みに、リンゴのほのかな酸味がマッチするお菓子コッペだ。

岩手のさんさ踊りが流れる店内では、岩手銘菓の南部せんべいやさるなしジャムなども販売。フィリングの食材を購入することもでき、コッペパンと一緒に買って帰るお客も少なくない。

いまだ行列の絶えない人気店だが、行列が緩和する14時〜15時30分が狙い目。営業時間は売り切れ次第終了となるため、遠方から行く場合には注意したい。

岩手のソウルを味わいに、足を運んでみてはいかがだろう。

【メニュー】
南部一郎かぼちゃあんとローストナッツ 220円
北海道産あんと削りバター 210円
南部せんべい&チョコレート 220円
岩手産さるなしジャム&クリームチーズ 280円
薪窯炊き「のだ塩」ミルククリーム 190円
いちごジャム 180円
北海道産あん 160円
網焼き牛カルビ 390円
コンビーフポテト 300円
チキン南蛮自家製タルタル 340円
たまご 240円
昔ながらのナポリタン 280円
※価格は税抜

(食)盛岡製パン 狛江店

住所
〒201-0012 東京都狛江市中和泉1-1-1
電話番号
03-5761-7907
営業時間
10:00〜19:00(売り切れ次第終了)
定休日
なし
公式サイト
http://morioka-coppe.com

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。