ウニとイクラの濃厚パスタが待っている! 魚卵イタリアン『イクラ』【秘密の隠れ家201号室】

※こちらの店舗は閉店いたしました。

2017年10月23日
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ウニとイクラの濃厚パスタが待っている! 魚卵イタリアン『イクラ』【秘密の隠れ家201号室】
Summary
1. 魚卵レストラン『ikra』がリニューアルオープン
2. シェフ渾身のフルコースと種類豊富な日本酒のマリアージュが楽しめる
3. まさに隠れ家! 記念日・デートに使えば間違いなし

魚卵好きにはたまらない! その名も『ikra(イクラ)』がリニューアルオープン

恵比寿で17年間愛され続けてきたイタリアンレストラン『ikra(イクラ)』が今年9月にリニューアルオープンした。

コンセプトはそのままに、クオリティをさらにアップ。オープン当初は“魚卵専門バー”というコンセプトだったが、その後、徐々に料理の幅が広がり、今回、イタリアンの要素を取り入れて“魚卵”を中心としたレストランとして再スタートを切った。

店内は木製の暖炉、アンティークの調度品が彩る雰囲気をそのままに、随所に木々を配置して、邸宅に招かれたかのような癒しの空間にリニューアルしている。

料理はシェフ渾身のお任せコース1本のみという潔さ!

メニューはシェフが厳選して仕入れた食材を使った「ikraシェフのお任せコース」1本のみ(10,000円/税抜)。前菜7品、パスタ、メインディッシュ、ドルチェ3品、ドリンクの計13品という内容で、豪華なコースが楽しめる。では、さっそく、その一部を紹介しよう。

前菜の「11種のマイクロリーフとマスコのサラダ」(写真上)は、新鮮な葉野菜に、塩漬けしたマスコをトッピングした冷菜。

マイクロリーフはほどよい苦みのあるしっかりした味で、マスコのプチプチとした食感がアクセントとなっている。栗をブレンダーで粉砕しオリーブオイルと混ぜ合わせたドレッシングと共に食べると、甘栗の甘みと風味が広がり、これが全体を綺麗にまとめている。

前菜はぜんぶで7品! 冷菜も温菜も細部にまで手を抜かない

7品ある前菜はバリエーション豊富で、温菜も組み込まれている。その中の「鰻の発酵バターソテー」(写真上)は、ふっくらと蒸された鰻の表面を発酵バターでサックリとソテーした1品。

山椒の香りが爽やかさを加え、さりげなく添えられたキャビアを乗せると、塩気とうまみが加わってまた別の料理に変身する。大理石で作られた器もしっかりと温められていて、細部にまで手を抜かない。

こちらは「特選生ウニとイクラのクリームタリアテッレ」(写真上)。店名にもなっている「イクラ」を使用したスペシャリテで、イクラとウニという贅沢で魅力的な組み合わせの濃厚パスタだ。

タリアテッレは卵のみを使用した手打ちで、歯切れの良いタイプ。ウニは築地に入荷されたもので、ほどよい磯の風味で舌触りは滑らか。イクラは、シェフ自身が丁寧にほぐして醤油漬けにするこだわりよう。

これらが濃厚なクリームソースと絡まれば、コクが倍増し、しっかりした食感のタリアテッレに負けない重厚感で、口の中は幸せで満たされていく。

魚卵の料理に合わせるのは「日本酒」!

そんなコース料理に合わせるのは「日本酒」。同店では純米吟醸や純米大吟醸などの日本酒を常時50種類ラインナップ。「新政」「貴」「東洋美人」「山形正宗」などの人気銘柄や、流通の少ない「而今」や「田酒」もある。

時には、プレミアムな「磯自慢 純米大吟醸 エメラルドボトル」や「奥吉川 生酛 純米大吟醸」も入荷されるというから、日本酒好きにはたまらない品揃えといえるだろう。

お酒はメニューから選べるのはもちろんだが、料理に合わせたペアリングコースを注文するのがおすすめ。

1杯約70mlずつ、綺麗に磨き上げられたグラスに注がれ、各料理にそれぞれ合わせて提供される。

普段日本酒に馴染みの少ない人には日本酒の素晴らしい発見を、日本酒の達人には自分では選ばないようなペアリングを提案してくれて、まさにマリアージュを実感できるだろう。

場所はマンションの一室。入店の仕方おしえます

こちらの『ikra』、実は、恵比寿駅から徒歩5分というアクセスの良い場所にありながら、看板すらも見当たらないため、初めて行く人はきっと迷うに違いない。

まずは住所を頼りに行ってみよう。マンションの入口が見えてくるはず。

オートロックになっているが、臆せず入り、インターフォンで201を呼び出してみよう。すると、扉が開き、エレベーターホールへ。そのまま2階に上がれば、そこが『イクラ』だ。

青い扉を開けると、そこは空間を贅沢に使った開放感のあるレストラン。ロフトもあり、入口も隠れ家的なら、こちらの席も隠れ家のよう。女子会、デートなど様々なシーンで使えて、記念日ともなれば特別感が増すだろう。

店長の木村壮志さん(左)は、お客の要望に応えるだけでなく、日々、料理との相性を考えながら『イクラ』にピッタリの銘柄を探し続けている。テイスティング能力も高く、日本酒への探究も怠らない。ペアリングを任せれば間違いなく相性のよい1杯を提案してくれるはず。しかも、物腰柔らかで癒し系。木村さんと会話をすれば入店してからすぐに心地よい時間が始まるだろう。

一方、シェフの大澤慎吾さん(右)は、恵比寿の和食料理屋『玖温(くおん)』で4年間腕をふるっていた。上質な食材と丁寧な仕事で人気だった店の経験は十分に活きており、素材の良さを引き出す料理は和食経験者ならではの完成度。今後は和の食材も取り入れたメニューを打ち出したいと意欲を見せている。

【メニュー】
ikraシェフのお任せコース全13品 10,000円
※価格は税抜

ikra(イクラ)[閉店]

住所
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-9-4 長谷川ビル2F‬
電話番号
03-5704-8852
営業時間
18:00‬~24:00(L.O. 21:00‬)
定休日
月・火
公式サイト
https://www.ikra.jp/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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森一起
ライター/作詞家/ミュージシャン