手のひらサイズの「おつまみキッシュ」がおもてなしに最適!味も見た目もパーフェクトなキッシュレシピ3選

2017年12月14日
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レシピ・キッチン
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手のひらサイズの「おつまみキッシュ」がおもてなしに最適!味も見た目もパーフェクトなキッシュレシピ3選
Summary
1.おうち時間を有効に!「おつまみキッシュ」の作り方
2.マフィン型で作れば、持ち運びもしやすい手のひらサイズに
3.ザクザクの全粒粉生地も、材料4つを混ぜるだけだからとっても簡単

手のひらサイズが食べやすい「おつまみキッシュ」の作り方

小ぶりなサイズ感で食べやすいうえ、お皿に盛り付けるだけで簡単にテーブルが華やかになる、手のひらサイズの「おつまみキッシュ」。
「マフィン型」さえあれば手軽に作れることも嬉しいポイントだ。

土台の生地は冷凍パイシートでも作れるが、おいしさにこだわるならやっぱり自家製がオススメ! 全粒粉でザクザク香ばしく仕上がる生地の作り方と合わせて、おつまみキッシュのレシピを紹介していこう。

1.うまみじんわり! 「たっぷりキノコとタマネギのキッシュ」

まずは、キノコのうまみとタマネギの甘みが好バランスなおつまみキッシュをご紹介。
風味よく仕上げるため、しめじ、えのき、舞茸、マッシュルームの4種のキノコを贅沢に使用。そこにじっくりと炒めて甘みを引き出したタマネギを加えれば、うまみたっぷりの味わい深いキッシュの出来上がり。

■材料 (直径6cm、高さ3.2cmのテフロン加工のマフィン型6個分)

<キッシュ生地>
・バター … 100g(2cm角に切り、冷蔵庫で冷やしておく)
・小麦粉 … 130g
・全粒粉 … 50g
・塩 … 3g
・冷水 … 大さじ2

<具材>
・タマネギ … 1/2個
・しめじ … 50g
・えのき … 50g
・舞茸 … 50g
・マッシュルーム … 3個
・オリーブオイル … 大さじ1
・塩コショウ … 適量

<卵液>
・卵 … 2個
・[A]生クリーム … 100ml
・[A]ナツメグ … 少々
・[A]塩コショウ … 1g
・ピザ用チーズ … 90g

■作り方(調理時間:4時間)

① フードプロセッサーに水以外のキッシュ生地材料を入れ、サラサラの状態(粉チーズのような)になるまで攪拌する。

② ①に水を加え生地がひとまとまりになるまでさらに撹拌し、写真(下)のような平たい四角形に成形してラップに包み、冷蔵庫で2時間以上休ませる。(※まとまりが悪い場合は冷水を適量足し、耳たぶくらいの固さになるまで調整する)

③ 生地を取り出し、めん棒で5mmぐらいの厚さに伸ばす。

④ マフィン型に合わせた円(直径6cm)と長方形(3cm×20cm)を6セット作る。マフィン型に合わせてグラシン紙またはオーブンペーパーを敷く。その上からカットした生地を敷いてラップをし、冷蔵庫に入れて1時間以上休ませる。(ここでよく冷やすことで焼きあげる時生地の膨らみを防ぐことができる。)

⑤ ④の生地を冷蔵庫から取り出し、底の部分にフォークで数カ所に穴をあけ、200℃に予熱したオーブンで20分下焼きをする。

⑥ 生地を焼いている間に野菜類を切る。タマネギは薄切りにする。キノコ類はすべて石づきを切り落とし、しめじと舞茸はほぐし、えのきは3等分、マッシュルームは4等分に切る。

⑦ フライパンにオリーブオイルとタマネギを入れて中火で熱し、透き通るまでじっくり炒める。しめじ、舞茸、えのき、マッシュルームを加えて水気が飛ぶまでさらに炒め、塩コショウで味を調えたら、粗熱がとれるまで冷ます。

⑧ ボウルに卵を溶きほぐし、Aを混ぜ合わせる。

⑨ ⑤の生地に、⑦の具材を入れ、⑧の卵液を流し入れたらピザ用チーズを散らし、200℃に予熱したオーブンで20分焼く。(※焼いている途中、表面が焦げ付くようであればアルミホイルをかぶせる)

キノコのうまみが口いっぱいに広がる、外はザクザク、中はジューシーなおつまみキッシュの出来上がり!

自家製の土台も、材料をフードプロセッサーで混ぜるだけなのでコツいらず。具材を変えるだけで味も印象もがらりと変わるので、他のアレンジも続けてチェックしていこう!

2.濃厚クリーミーな味わい!「サーモンとブロッコリーのクリームチーズキッシュ」

サーモンの風味とクリームチーズの優しい酸味、ブロッコリーの歯ごたえが心地良い一品。
焼き立て熱々のキッシュをひと口かじれば、中からクリームチーズがとろりと溢れる至福の瞬間を味わえる。

持ち寄りパーティなどで焼き立てを食べるのが難しい場合は、食べる直前にレンジやトースターで温めるのがオススメ。

■材料 (直径6cm、高さ3.2cmのテフロン加工のマフィン型6個分)

<キッシュ生地>
・バター … 100g(2cm角に切り、冷蔵庫で冷やしておく)
・小麦粉 … 130g
・全粒粉 … 50g
・塩 … 3g
・冷水 … 大さじ2

<具材>
・タマネギ … 1/2個
・クリームチーズ … 60g
・オリーブオイル … 大さじ1
・ブロッコリー … 6房
・スモークサーモン … 6枚

<卵液>
・卵 … 2個
・[A]生クリーム … 100ml
・[A]ナツメグ … 少々
・[A]塩コショウ … 小さじ1/5
・ピザ用チーズ … 60g

■作り方(調理時間:4時間)

① 「たっぷりキノコとタマネギのキッシュ」の①~⑤と同様にキッシュ生地を作る。

② キッシュ生地を焼いている間に材料を切る。タマネギは薄切りする。クリームチーズは1cm幅に切る。

③ フライパンにオリーブオイル、タマネギを入れて中火で熱し、タマネギが透き通るまでじっくり炒めたら粗熱がとれるまで冷ます。

④ ボウルに卵を溶きほぐし、Aと混ぜる。

⑤ ①の生地に③、ブロッコリーを入れ、クリームチーズ、スモークサーモンを上にのせる。④を流し入れてピザ用チーズを散らし、200℃に予熱したオーブンで20分焼く。(※焼いている途中、表面が焦げ付くようであればアルミホイルをかぶせる)

3.冬野菜でほっこり! 塩豚のうまみが効いた「根菜と塩豚のキッシュ」

うまみを凝縮した自家製塩豚と、里芋やレンコンなど食感に特徴のある冬野菜を合わせたおつまみキッシュ。引き締め役に加えたトマトの酸味がアクセントとなり、ワインやビールなどのお酒にもよく合う一品に仕上がった。

もし塩豚を作る時間がなければ、パンチェッタ(生ベーコン)を使ってもおいしく作ることができる。焼き上げる際にトマトが少々焦げやすいため、こまめに焼き色を確認しながら作るようにしよう。

■材料 (直径6cm、高さ3.2cmのテフロン加工のマフィン型6個分)

<キッシュ生地>
・バター … 100g(2cm角に切り、冷蔵庫で冷やしておく)
・小麦粉 … 130g
・全粒粉 … 50g
・塩 … 3g
・水 … 大さじ2

<具材>
・タマネギ … 1/2個
・里芋 … 1個
・レンコン … 60g
・ミニトマト … 3個
・オリーブオイル … 大さじ1

<塩豚>
・豚バラブロック肉 … 200g
・塩 … 12g(豚肉の重量の6%)
・生姜 … 1片

<卵液>
・卵 … 2個
・[A]生クリーム … 100ml
・[A]ナツメグ … 少々
・[A]塩コショウ … 小さじ1/5
・ピザ用チーズ … 60g

※下準備
・豚バラ肉に塩を揉み込み、一晩おく。豚肉がかぶるくらいの水を注ぎ、生姜をスライスして加え40分茹でる。火を止めて、湯の中で粗熱を取る。

■作り方(調理時間: 4時間 ※塩豚を作る時間を除く)

① 「たっぷりキノコとタマネギのキッシュ」①~⑤と同様に生地を作る。

② 生地を焼いている間に材料を切る。タマネギは薄切りする。里芋、レンコンは皮をむき、5mm幅に切る。ミニトマトはヘタを取り大きければ半分に切る。塩豚は2cm角に切る。

③ フライパンにオリーブオイル、タマネギを入れて中火にかけ、タマネギが透き通るまでじっくり炒める。里芋、レンコンは固めに茹でておき、粗熱がとれるまで冷ます。

④ ボウルに卵を溶きほぐし、Aを加えて混ぜる。

⑤ ①の生地に③と塩豚を入れ、④を流し入れたら、ミニトマトを中央に軽く埋め込んで(卵液から頭半分ぐらい出ている状態)ピザ用チーズを散らす。200℃に予熱したオーブンで20分焼く。(※焼いている途中、表面が焦げ付くようであればアルミホイルをかぶせる)


おもてなしや持ち寄りパーティにぴったりの「おつまみキッシュ」レシピを紹介した。
マフィン型さえあれば手軽に作れるうえ、手のひらサイズなのでカットする手間も不要。キッシュの可愛らしい見た目も、テーブルを華やかに演出してくれるので、友人に振る舞えば盛り上がること間違いなし! さっそく、自宅で作ってみてはいかが?




【レシピ作者プロフィール】
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
HP:http://foodcreativefactory.com/
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