プレミアムな食体験が待っていた! 都内屈指の「超人気レストラン」3店レポート

2018年02月11日
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プレミアムな食体験が待っていた! 都内屈指の「超人気レストラン」3店レポート
Summary
1.激しい競争率の中、当選した3組の読者を本場・中国料理が楽しめる名店『味坊』に招待
2.伝統的なローストビーフが味わえる名店『ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂』へ
3.フランス料理店『ナベノ−イズム』へ。地域伝統文化とフランス料理が融合する世界観に驚嘆!

大人気「レストラン」3店にプレミアム会員をご招待、その様子をレポート!

『dressing』がスタートして3年目。「豊かなフードライフを演出する」をテーマに、様々な情報を発信し続けてきた。その3周年を記念して、プレミアム会員の皆様にキャンペーンを実施。抽選で都内屈指の「大人気レストラン」に招待した。レストランは、『味坊』、『ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂』、『ナベノ-イズム』の3店。今回はその様子をお届けする。

『味坊』の看板は羊肉料理!「骨付き塊肉」から「串焼き」までバラエティ豊富

まずは2017年11月某日、『dressing』プレミアム会員の中から、抽選で当選した3組6名を『味坊』にご招待した。同店はバリエーションが多い羊肉を使用した料理が人気なことで有名だが、今回はあまり知られていない『味坊』の別館で開催された。

メニューは、名物の「羊肉串」「羊肉の水餃子」「パクチーサラダ」など10皿ほどの「宴会・名物メニューコース」を用意。挨拶と乾杯が終わった後、続々とメニューが運ばれてきた。

コースメニューのトップバッターは「骨付き羊背肉の塩煮」(写真上)。コースなのにいきなりボリュームのある肉が登場したことに招待者たちは皆驚きを隠せない様子。しかしこちらは決してメインディッシュではない。

店員さんの鮮やかな手さばきで、あっという間に肉は食べやすい大きさにカットされる。塩コショウ、レモン、ゴマ3種類のタレでいただくが、羊肉の味を感じられる塩がオススメ。肉はほろっとほぐれるようにやわらかくあっさりした味付けでビールがどんどん進む。

まもなくして人気メニューの「羊肉の水餃子」(写真上・左)、続いて「自家製焼き餃子」(同・右)が登場。中国料理の定番でもある水餃子および焼き餃子の餡は羊肉を使っているのが特徴。味付けは濃いめでビールにもご飯にもよくあう。

『味坊』で人気ナンバーワンのメニューが「羊肉串」(写真上)。クミンや唐辛子、煎りゴマ、塩などで味付けした「羊肉串」はスパイスの香りが独特でクセになる味わい。自然派ワインとの組み合わせもオススメだ。「中国料理なのにワインがメニューにあるのが気になった」と参加メンバーのKさん。続いて、「お店は雰囲気で決めてはいけないと思った。『味坊』は料理を実際食べてみて誰かを連れてきたいと思う店」とAさん。『味坊』の味にすっかり魅了された参加メンバーはそれぞれ満足気の様子でお開きとなった。

【メニュー】
骨付き羊背肉の塩煮 1,800円
青唐辛子と胡瓜と香菜のサラダ 800円
羊肉串(5本) 1,000円
羊肉の水餃子 530円
自家製焼き餃子 480円
ジャガイモと叉焼の香草和え 980円
東北スープ 600円
※価格は税抜

味坊

住所
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-11-20 1F・2F
電話番号
03-5296-3386
営業時間
11:00~14:30、17:00~23:00(日・祝は15:00~21:00)
定休日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/gdgjm3ax0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

待ち合わせからドキドキが止まらない、大人の色気漂う新生『ロウリーズ』へようこそ

2017年11月某日、美しい秋の夕暮れ時。赤坂に新オープンした「赤坂インターシティAIR」内。「ようこそ!」と心地よい挨拶に迎えられて、会場である『ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂』の個室へと進む。シックに設えられた空間と、伝統を重んじるスタッフのコスチュームを目に「夢の国みたい!」と瞳が煌めくAさん夫人。

乾杯のシャンパンに合わせて供された前菜は「シュリンプカクテルとスモークサーモン」(写真上・左)。続く「クラムチャウダー」(同・右)の温もりとクリームの甘みが、肉に備える参加者たちの胃を目覚めさせる。

この日サービスを担当してくれたのは、恵比寿店に勤める岡田千奈さん。「当店自慢のスピニング・ボウル・サラダをお作りします」と明るい発声に合わせて、ボウルを高速で回転させながら、腕を目一杯伸ばしてドレッシングを注ぎ入れる。

Hさん夫妻が「すごい!」と歓声をあげた理由は、『ロウリーズ』定番のパフォーマンスだけじゃない。芯まで冷えた野菜たちをおいしく食べられるように、冷たいフォークが用意されるからだ。「お皿はもちろん、カトラリーまでキンキンに冷えているなんて珍しい! おかげでよりおいしく食べられる」と嬉しそうにHさん夫妻がサラダを頬張ると、シャキシャキとみずみずしい野菜の音が奏でられた。

胃袋のウォーミングアップも整ったところで、シルバーカートがやってきた。7〜8kgもの塊肉が、目の前で颯爽と捌かれていく。シャッターチャンスを逃すまいと、一斉にレンズが肉へと向けられた。ソースを身にまとった途端、芳ばしい肉のうまみが一気に漂ってくる。「あ〜。お昼抜いて来ればよかった〜」と、Kさん夫人が思わず声を漏らした。「ロウリーカット」のボリュームに、驚きを超えて笑いが止まらないHさん夫妻。

ひと口食べると、Sさんはその柔らかさに心奪われたよう。300gの骨付きローストビーフを、彼女の分まで軽々と食べ切る頼もしさで、参加者たちを驚かせた。

お腹が満たされた頃。「Happy Birthday from LAWRY〜♪」と澄んだ歌声とともに、岡田さんがケーキを持って現れた。11月がお誕生日というSさんとKさん夫人に、『ロウリーズ』からのサプライズ。「子供の受験があったりして、この一年間は夫婦でゆっくり食事をとることもできていなかったんです。今日はお誕生日のお祝いまでしてもらって、良い記念になりました」と笑顔ほころぶKさん夫妻。もうすぐ出産を控えての参加だったHさん夫妻は、子供が生まれたら親子3人でまたここに来ようねと、嬉しそうに約束を交わしていた。

Aさん夫妻が応募したきっかけは、愛娘が『ロウリーズ』創業の地・ロサンゼルスに留学しているからだという。「次回、娘に会いにロスへ行ったときは、家族みんなで本場のパフォーマンスとおいしいお肉を体験してみたい!」と新たな家族の夢を語ってくれた。

小さな子供からお年寄りまで、幅広い客層が一緒に楽しめる『ロウリーズ』は、レストランの域を超えた、家族の時間に寄り添う最高のテーマパークなのかもしれない。

【メニュー】
トーキョーカット 4,000円
カリフォルニアカット 5,000円
イングリッシュカット 5,600円
ロウリーカット 6,900円
ダイヤモンド・ジム・ブレーディーカット 9,600円
スタンダードコース +2,000円(上記プライムリブにプラス)
※価格は税抜

ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂

住所
〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティ AIR 3F
電話番号
03-5545-1429
営業時間
11:30~15:00(L.O.14:00)、17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日
ビルに準ずる(年末年始を除く)
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/ny9v4seg0000/
公式サイト
http://www.lawrys.jp/akasaka/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

江戸の情緒と日本一のタワーを借景に、フルコースを嗜む夜

夜を迎えた隅田川は、ゆるやかに波打ちながら行き交う屋形船のネオンで、カラフルに染まっていく。窓越しにそびえ立つ日本一のタワー「東京スカイツリー」は、冬支度をはじめている。

「今日は、少しばかりの親孝行を…」と照れくさそうに話してくれたのは、世界を股にかけるビジネスマンKさん。忙しい合間をぬって2人でよく食事にでかけるそうだが、この夜は格別だった。母親を感激させたのは、フレンチと江戸の食文化が融合した“アミューズ”だ。

ルビーのように美しく、香り豊かな「べトラーヴルージュとオレンジ、フルーツトマトのガスパチョ」は、中でもお気に召したよう。『ナベノ-イズム』定番の雷おこしや、江戸時代から続く老舗店の最中を使ったタルトなど、懐かしさを感じさせる序章に瞳を輝かせていた。

「ジビエや、珍しい食材はあまり食べ慣れていなくって……。でも、しっとりとしていて、臭みも全く感じない。ハトがこんなにおいしい食べ物だったとは知りませんでした!」とYさんを驚かせたのは、フランス産のピジョンのモモ肉に、小松菜や千住ネギなど江戸野菜が寄り添う冷製の一皿(写真上・左)。

続く「フランス産グルヌイユ(カエル)と活帆立貝柱のエテュベ」(同・右)は、ココット鍋に貝の出汁や鶏のブイヨン、昆布、キノコの旨みが凝縮された蒸し煮である。カエルと聞いて不安な表情を浮かべる参加者だったが、その予想は裏切られたようだ。添えられたパセリのスポンジパンを染み込ませながら、一滴も残すことなく完食していた。

牛フィレ肉が登場すると、渡辺雄一郎シェフ自らティーバッグの入ったポットをもって現れた。紅茶を注がれるのか⁉︎ と動揺する参加者たち。「実はこれ、コンソメスープなんです。でも、よく見てください。ちゃんと『ナベノ-イズム』のロゴが入っているんですよ」と、渡辺シェフはティーバッグの紐の先についたラベルを得意げに見せる。芸の細かさと斬新なアイデアに、参加者たちの歓声が止まないなか、スペシャリテが完成した。

コンソメの旨みで飾られたフィレ肉は、ひと口食べるとほどけるような柔らかさに頬が緩む。この日のつけ合わせは、石川県産・川端レンコンの七変化。マリネにチップス、揚げニョッキ…と食感の違いに心奪われたYさん夫人は「シェフのユーモア溢れたスペシャリテに感動! 次は何がでてくるんだろう。ワクワクが止まらないね」と、にこやかにご主人と顔を見合わせた。

気がつけば、あっという間に3時間が過ぎた。嬉しいサプライズは、デザートのあとにも待っていた。渡辺シェフから贈られたのは“下町ラスク”。「師匠のロブション氏は、お客さまがお帰りのとき“パン”をお土産にしていました。フランス語で“友=コパン”。友とパンを分かち合おうというおもてなしの心に共感し、僕はきなこをまぶした“下町ラスク”をお渡ししています」。

参加者たちが幸せそうに帰路につく背中。その向こうに灯るスカイツリーは、装いを江戸紫色に変えて輝いていた。

【メニュー】
ランチコース「Koma-Gata」 10,000円
ディナーコース「Nabeno-Ism」20,000円
※価格は税込

Nabeno-Ism(ナベノ−イズム)

住所
〒111-0043 東京都台東区駒形2-1-17
電話番号
03-5246-4056
営業時間
12:00〜15:00(L.O.13:30)、18:00〜23:00(L.O.21:00)
定休日
月曜
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/nzd9mduw0000/
公式サイト
http://nabeno-ism.tokyo

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。