予約必須! Tボーンステーキが絶品すぎる、アメリカ発の『BLTステーキ』【六本木】

六本木にある、アメリカ発のステーキレストラン『BLT STEAK』をご紹介します。キングオブステーキ『BLT STEAK』がモダンでスタイリッシュといわれる所以は? 看板商品「プライム ドライエイジング Tボーンステーキ」を食べるべき理由は? テレビやラジオで活躍する、肉マイスターの田辺晋太郎さんが、肉を愛する老若男女にオススメする至極の味をご紹介します。

2018年04月03日
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予約必須! Tボーンステーキが絶品すぎる、アメリカ発の『BLTステーキ』【六本木】
Summary
1.キングオブステーキ『BLT STEAK(ステーキ)』(六本木)がモダンでスタイリッシュといわれる所以
2.看板商品「プライム ドライエイジング Tボーンステーキ」は絶対に食べるべき一品
3.お肉だけじゃない、シーフードの前菜も素敵でウマすぎ!

他のステーキハウスとは一線を画す、アメリカンステーキレストラン『BLT STEAK』

「肉は骨付きがうまい!」

いったい誰がいつ言い出したのかわからないが、僕らはそれを知っている。もしかしたらそれは原始から脈々と受け継がれる狩猟時代に獲物を食べた時に得られる快感の記憶か、もしくは幼少時に無性に食べた骨付き鶏もも肉へのノスタルジーか・・・

大人も子供も男も女も日本人もアメリカ人も関係ない。骨付き肉の前には人間は無力であり、ひたすらその欲望に抗えない。吸引力が変わらない、ただ一つの掃除機よりも確実に僕らの心を引き付ける。

きっと僕らはわかっているのだろう・・・

この肉を食わなかったら「大損」だ。

と、いうわけで今回からスタートした、肉マイスター・田辺晋太郎の新連載「BOY MEATS GIRL」。

記念すべき第1回目は、海外発「黒船系ステーキハウス」の中でも他のステーキハウスと一線を画す繊細さを併せ持った、アメリカンステーキレストラン『BLT STEAK』を紹介しよう。

クラシックか、モダンか。シンプルか、スタイリッシュか。

さて、BLTってベーコン・レタス・トマトのサンドイッチのステーキなの? な~んて思う人は読者の中にはいないとは思いますが・・・、一応復習!

NYはマンハッタン。バイタリティ溢れるビジネスマンの胃袋を満たすため、この街には数多の歴史あるクラシカルなステーキハウスが存在するが、そこに13年前にさっそうと現れたスタイリッシュでモダンなステーキハウスがここ『Bistro Laurent Tourondel』、略してBLTなのです!(写真上はNYのBLT本店)

その後ハワイでも大人気を博した同店は、BSEによるアメリカ牛輸入規制の基準が緩和された日本に満を持して2014年の9月に日本上陸を果たしました。

オープン当初は同じ六本木に上陸していた『ウルフギャング・ステーキハウス』などと比べられることも多かったのですが、真のステーキ愛好家からすればNYのブルックリンにある『ピータールーガーステーキハウス』の系譜を受け継ぐ『ウルフギャング・ステーキハウス』と、セレブシェフが熟成肉のステーキに特化した専門店とはやはり毛色は違うわけで、見事きちんと使い分けができるところが最大の魅力であるわけです。

クラシックか、モダンか。
シンプルか、スタイリッシュか。

選択肢が多いということは幸せな証拠。では、そのモダンでスタイリッシュといわれる理由は何なのか? 解明していこう!

デートにも接待にも、そしてお1人様でも! いろんなシーンに応えてくれる『BLT』

『BLT STEAK ROPPONGI』は『鮨さいとう』などの名店も入っている六本木一丁目駅直結の泉ガーデンにあります。

アメリカ系のステーキハウスと言えばクラシカルでウッディな作りが多い中、明るく都会的な入口がミートラヴァーのあなたをお出迎えしてくれます。そしてステーキハウスに切っても切り離せないほど大事なものはバースペース(写真上)。

待ち合わせにも使えるし、ここでサクッとビールとハンガーステーキ(部位はサガリ)を食べてもよし。イキナリお肉を楽しんで帰るなんていう通なお客さんもいるとか!

店内も明るく清潔感があり、またスタイリッシュな雰囲気なんです! そして2階もあります(写真下)。

ここがまたちょっとだけ雰囲気が大人っぽく、ホテルのレストランライクな環境で接待にも向いています。20人くらいの団体さんで貸し切りなんていうのもありだとか!

もちろんそれ以外にも個室もバッチリありますので接待にもおデートにも使い勝手がよいんです!(個室の場合ミニマムチャージおひとりあたり15,000円)

看板の「プライム ドライエイジング Tボーン」は絶対に食べておきたい!

では、いよいよ肝心のフードについて迫っていきましょう!

まずは何と言ってもBLTの代名詞でもあるこちら、「ポップオーバー」(写真下)。

グリエルチーズがかかってカリッとなった表面からワシッと割ると、立ち上る湯気とその香りがたまらない逸品。好みでホイップドバターを塗って・・・。

ウマすぎてついつい食べ過ぎてお肉が食べられないじゃないか! とクレームをつけたくなるかも!?

そして『BLT』はお肉だけじゃない、シーフードの前菜も素敵なんです。

中でもこの「マグロのタルタル」(写真上)は、言わずもがな相性最高のアボカドにライムと醤油のドレッシングで味付けしたものでNYの本店でも大人気のメニュー。

ステーキのお供の付け合わせも、これまたなんともおしゃれな感じで出てきます。ここがBistroと銘打っているだけあるのです。

こちらは「アスパラガスのグリル」(写真上・左)。アスパラの持つほのかな苦みが、また肉への食欲を高めます!そしてこれまた最高のおつまみでありステーキと高相性のサイドディッシュでもある「オニオンリング」!!(同・右) タマネギの甘さを引き立たせながら衣のサックサク加減がこれまた絶妙です。

って、もう我慢できない! いよいよ真打イキマショウ!!

こちらが『BLT STEAK』の看板商品でもある「プライム ドライエイジング Tボーーーーーン」!!(写真下)

925℃のうわ火の熱で一気に焼き上げたUSDA(米国農務省)認定の格付け最高位のプライムグレードのTボーンステーキは、28日間程度熟成をかけることにより赤身の猛々しさが残るサーロインと、しっとりと艶やかなフィレの両方が楽しめる、まさにキングオブステーキの風格。

またハーブバターがさらに食欲を刺激して、気が付くと赤ワインも蒸発するかの勢いで飲み込まれていきます。

フィレがもっと食べたいぞー! という方はぜひ「プライム フィレミニヨン」も200gと300gからラインナップされています。上品な柔らかさとミネラル感のある赤身のうまみは、普段はお肉をたくさん食べられないという方でもペロッと食べられてしまう魔法の味。

そしてさらにワイルドに行きたい方はこの「トマホークステーキ」という選択肢も! 骨付き肉の醍醐味を思う存分味わいながらUSDA PRIMEグレードならではのコクのある脂のうまみも味わえるので、アメリカ牛が好きな人にはとても人気の高い部位。

いやぁ~、肉好きにはたまらない『BLT STEAK』。一度は行ってほしいお店です。

BLT STEAK

住所
〒106-6005 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデン5F
電話番号
050-3462-8479
営業時間
ランチ:11:30~15:00(L.O.14:15)、ディナー:17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/b54h2w340000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。