地上60階でいただく料理は至極の味わい!ホリデーシーズンに気分があがるNYのレストラン『マンハッタ』

【連載】NYスタイル、進行形  世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?

2018年12月23日
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地上60階でいただく料理は至極の味わい!ホリデーシーズンに気分があがるNYのレストラン『マンハッタ』
Summary
1.地上60階から見下ろせるニューヨークの絶景がウリ!
2.名店で経験を積んだ若手シェフによる、フレンチの影響濃いアメリカンが絶品
3.チップが含まれている料金体系でコスパの良さも魅力

息をのむ摩天楼の眺め

クリスマスシーズンや年末年始、ちょっとスペシャルな気分で行きたいレストランとしてお薦めしたいのは、2018年7月にオープンした『Manhatta(マンハッタ)』だ。『SHAKE SHACK(シェイクシャック)』や『UNION SQUARE CAFE(ユニオンスクエアカフェ)』の創業者として知られるダニー・マイヤー氏率いる『ユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループ』傘下のレストランである。

場所は、マンハッタンの南端に近いウォール街。金融街の中心として故デイビッド・ロックフェラー氏が発案し、かつてはJPモルガン・チェース銀行が所有していたこともある超高層ビル「28 リバティ・ストリート」(旧 ワン・チェース・マンハッタン・プラザ)。『マンハッタ』の名前は、19世紀の詩人、ウォルト・ホイットマン氏の詩に由来している。

1階でコートチェックを済ませ、エレベーターで60階に上がる。長いカウンターを備えたバーを横目にマンハッタンの摩天楼を見ながらライブ感満載のオープンキッチン(写真下)の横を通り、ダイニングルームに案内される仕組みだ。

▲広々としたオープンキッチンにはカウンター席も用意

レストランの予約をする時は、可能であれば窓側の席をリクエストすることをお薦めしたい。まるで空の上にいるような、この絶景を楽しめるのだから!

▲絶景を楽しめるダイニングルーム

ダイニングルームから見降ろせるのは、ブルックリンブリッジ(写真下・手前の橋)にマンハッタンブリッジ(同・奥)。その向こうには、ブルックリンが広がる。また、エレベーターをはさんで反対側にはラウンジがあり、そこからは自由の女神を含む南方を見渡すことができる。

お薦めしたい一番の理由は地上60階から見られる絶景だが、いくら眺めが素晴らしくても料理が今一つであれば紹介したくないというもの。しかし、同店は料理もおいしく、値段もニューヨークでは良心的だ。

名店で経験を積んだ若手シェフがつくる、フレンチのエッセンス漂うニューアメリカン

『マンハッタ』では、名店で経験を積んだ若手シェフのジェイソン・ファイファー氏が腕を振るう。ファイファー氏は、アメリカの名門料理大学の「カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ」の卒業生。フレンチレストランの『Per Se(パ・セ)』やニューアメリカ料理『Gramercy Tavern(グラマシー タバーン)』などのNY屈指の名店で経験を積み、20代で「グラマシーパークホテル」内のイタリアン『Maialino(マイアリーノ)』でエグゼクティブシェフに就任した経歴をもつ。

料理は、フレンチの影響を取り入れたニューアメリカン。平日のランチはアラカルトから選び、ディナーは3品コースになる。チップは料金に含まれている。

「スコッチ・スネイルズ」(写真上)は、人気アペタイザーの1つ。一見普通のエスカルゴ料理だが、ポークソーセージが入っている。添えられたパンにこのオイルをつけて食べるのがマストだ。

メインで人気が高いのは、日本のイシビラメに匹敵すると言われている「タルボット」(写真上)。その時々で添えられる素材やソースが変わるが、筆者が行った時に食べたのはブラウンバターソース仕立てで、ターニップ(ヨーロッパ原産のカブ)のピューレが添えられていた。魚もピューレもしっかりした味がついていて、食べごたえがある。パンにつけて食べるとおいしいソースが多いせいか、メインが終わった時点で結構おなかがいっぱいになる。

デザートは、「バニラスフレ」(写真上)が人気。テーブルに運ばれてきてから、ウエイターが真ん中にスプーンで穴をあけて、そこにバタースコッチソースを流し込んでくれる。熱々のスフレは、特に冬の寒い時期には嬉しいデザートだ。

特別な日にこそ使いたいイベントスペース

『マンハッタ』には、520人収容可能のイベントスペース「ベイルーム」もあり、そこからの眺めは北方を含む360度にわたる。

▲ベイルームからの夜景

『ユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループ』がこうしたイベントスペースを備えたのは初めてだ。結婚式や会社のパーティなどに使ったら、出席者たちに感激されることは間違いないだろう。


【メニュー】
WEEKEND LUNCH 3Courses(平日ランチ 3品コース)$68.00
・Scotch snails(スコッチ・スネイルズ)※単品の場合は$19.00
・Turbot(タルボット)
・Vanilla Souffle(バニラスフレ) 
DINNER 3Courses(ディナー 3品コース)$78.00

MANHATTA(マンハッタ)

住所
28 Liberty Street, 60th Floor New York, NY 10005
電話番号
212-230-5788
営業時間
日曜~土曜11:30~14:00(ランチ)、日曜~水曜17:00~21:30(ディナー)、木曜~土曜17:00~22:00(ディナー)
定休日
無休
公式サイト
https://www.manhattarestaurant.com/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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