一度でいいから泊まってみたい! 『バカラ ホテル』で味わう、至福のフレンチ&アフタヌーンティー

【連載】NYスタイル、進行形  世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?

2019年04月05日
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一度でいいから泊まってみたい! 『バカラ ホテル』で味わう、至福のフレンチ&アフタヌーンティー
Summary
1.NY『バカラ ホテル』内サロンの料理長に、『ミシュランガイドNY』掲載店シェフのガブリエル・クルートーが就任
2.一番人気はフランス・アルザスの郷土料理
3.ティーソムリエがお茶をセレクト。アフタヌーンティーも見逃せない

『ミシュランガイドNY』掲載のフレンチレストランからシェフを迎えてリニューアル

日本でも人気のクリスタルブランド『Baccarat(バカラ)』がプロデュースする『Baccarat Hotel New York(バカラ ホテル ニューヨーク)』(以降『バカラ ホテル』)。

同ホテル内にある『Grand Salon(グランドサロン)』は、2015年3月にホテルがオープンした時から、グラマラスなレストランとして知られている。『バカラ』の豪華なシャンデリアがあちこちに下がり、『バカラ』のグラスで飲むことができる、大人のためのお洒落な空間だ。

ホテル内には二つのレストランがあったが、そのうちの一店フレンチレストラン『シュヴァリエ』は閉店し、現在食事ができる空間は『グランドサロン』のみ。

2019年2月、その『グランドサロン』の新料理長に、NYタイムズスクエア近くにある人気フレンチレストラン『ガブリエル・クルートー』のシェフ、ガブリエル・クルートー氏(写真下)が就任した。

以前この連載でも取り上げた『ガブリエル・クルートー』は、『ミシュランガイドNY 2019』で二つ星として掲載されたフレンチレストラン。その抜群のおいしさは、一度行ったら忘れられないほど、人々を魅了する。同店の料理が彼のレストランだけでなく、『バカラ ホテル』でも食べられることになったことは歓迎すべきだろう。

一番人気のメニューは、シェフの故郷・アルザスの郷土料理

クルートー氏はフランス北東部のアルザス地方出身で、アルザスのヘリテージ(伝統)とクラシックなフランス料理の神髄を理解していることが『バカラ ホテル』での抜擢につながった。

新生『グランドサロン』で一番人気のあるメニューは、なんと、『ガブリエル・クルートー』で最も人気のある「GABRIEL KREUTHER’S ALSATIAN TARTE FLAMBÉE(ガブリエル・クルートーのアルザス風タルト・フランベ) 」(写真上)。

アップルスモークしたベーコン、オニオン、クレームフレーシュ(サワークリームの一種)がのった薄いピザのようなアルザスの郷土料理だ。アップルスモークとクレームフレーシュのマイルドな味のせいか、ベーコンがたっぷりのっているわりに塩辛くない。数人でシェアしやすいメニューでもある。

ソースが絶品のバーガーとポテトのセット

2番目に人気があるのは、「BURGER À LA FAÇON “ROSSINI” (バーガー・ア・ラ・ファソン ロッシーニ)」(写真上)。バカラ ホテルのレストランで「ハンバーガー?」と思うかもしれないが、ブリスケット(肩ばら肉)、チャックロール(肩ロース)、ショートリブを3分の1ずつ配合したブラックアンガス種のパティは、よく練られていてやわらかい食感が特徴的。

さらに絶品なのは、ポムフリット(フライドポテト)についてくる「スマックソース」だ。ケチャップ、マヨネーズ、マスタード、ラディッシュに、中東原産のスパイス・スマックというスパイスが入っている。梅干しや赤ジソに似た爽やかな酸味とほんのりした辛みがきいていて、止まらなくなるほどおいしい。

味もビジュアルも秀逸なデザート

メインで人気があるのは「GRILLED SWORDFISH (カジキのグリル)」(写真上)。カジキの下に置かれているのは、ナスのピューレ。ピューレしたナスには、マスタードシード、オリーブオイル、ミント、ニンニク、ヨーグルトを合わせて中東風の味付けにしている。そこに刻んだハーブのチャイブスとタマネギ、バルサミコビネガーを合わせたものを加え、ローストしたトマトを添えている。付け合わせのソースはそれだけ食べてもおいしいくらい味がしっかりついていて、淡白なカジキとよく合う。

『ガブリエル・クルートー』はデザートもユニークでおいしく、『ガブリエル・クルートー』に隣接して『クルーサー・ハンドクラフティド・チョコレート』というチョコレート専門店を出しているほどだ。

『グランドサロン』でも、そんな『ガブリエル・クルートー』のエッセンスを感じられる絶品スイーツが味わえる。バニラアイスクリーム、いろいろなベリーのソルベ、バニラメレンゲをあわせた「vacherin(ヴァシュラン)」(写真上)は、見た目もユニークで、是非試したいデザートだ。

アジア人に人気のアフタヌーンティー

『グランドサロン』は、13時~16時の間アフタヌーンティーもやっていて、特にアジア人に人気という。

こちらは、ティーソムリエのガブリエル・ジャマルさんが担当。トルコ「ドルマバフチェ宮殿」、フランス「ヴェルサイユ宮殿」、イギリス「ウインザー城」、ロシア「エカテリーナ宮殿」をそれぞれイメージしたセットが4種類用意されている。アフタヌーンティーが好きなら、一度は試してみたい。

『グランドサロン』は、お客が入っていても、昼夜問わず比較的静か。上品で落ち着いた振る舞いがふさわしい、まさに大人のための空間といえるだろう。

画像提供元(人気料理3品以外):Baccarat Hotel New York


【メニュー】
GABRIEL KREUTHER’S ALSATIAN TARTE FLAMBÉE (ガブリエル・クルートーのアルザス風タルト・フランベ) $21.00
BURGER À LA FAÇON “ROSSINI” (バーガー・ア・ラ・ファソン ロッシーニ) $35.00
GRILLED SWORDFISH (カジキのグリル) $33.00

Grand Salon(グランドサロン)

住所
28 West 53rd Street New York, NY 10019
電話番号
212-790-8867
営業時間
6:30~23:00、うちアフタヌーンティー 13:00~16:00
定休日
無休
公式サイト
https://www.baccarathotels.com/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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ライター&編集 料理・酒・旅探求人