「パリ最高のネオ・ビストロ」と評価された、ガストロノミー『ル・ブール・ノワゼット』【丸の内】

2019年05月13日
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「パリ最高のネオ・ビストロ」と評価された、ガストロノミー『ル・ブール・ノワゼット』【丸の内】
Summary
1.パリ本店のオーナーシェフ、ティエリー・ブランキさんのエスプリを東京で表現
2.テーマは、「ガストロノミー(美食)を誰もが気軽に楽しめるように」
3.パリのレシピをそのままに、日本の食材をふんだんに盛り込む

「ガストロノミーを皆さんが楽しめるように!」

注目のレストランが集まる東京・丸の内のホットスポット「二重橋スクエア」に、新しくオープンした『ル・ブール・ノワゼット』。

本店は2008年に『フィガロスコープ』誌で、「パリで最高のネオ・ビストロ」で2位になった有名店だ。パリの中心から少しはずれた静かな住宅街の15区にあり、近所に暮らす人たちにこよなく愛されている。

本店のオーナーシェフ、ティエリー・ブランキさんは、伝統的なフランス料理に新しい感覚を取り入れながら、素材を活かしたシンプルな料理を大切に作り続けているが、ここ東京・丸の内ではその料理をリアルタイムで共有している。

バルエリアとレストランエリア、2つの顔を持つ

ウインドウショッピングを楽しめる、観光客の往来も多い仲通通りから店内へ。入るとまず、気軽なカウンター席も多い「バル エリア」が広がっている。「バル エリア」は、お昼はリーズナブルなランチ、午後はコーヒーとデザートでくつろげるカフェ、夜はワインとタパスを楽しめる。

この「バル エリア」の奥に扉があり、扉を開けると「レストラン エリア」(写真上)が広がる。「レストラン エリア」は、キッチンを望みお一人様でも利用しやすいカウンター席(写真下)になっている。

そして、ゆったりくつろげるテーブル席(写真下)を設け、ランチ・ディナー共にコース料理を味わえる。

実際、ランチは近隣で働く人たちがクイックに、仕事帰りにふらりと立ち寄ってワインとタパス、アニバーサリーには予約を入れていつもよりもスペシャルな時間を過ごしている。

アミューズ~冷菜に続く温菜は「フォワグラ」

今回は、ランチのフルコース3,500円、プリフィクスディナーコース5,900円など、コースプランが充実する「レストラン エリア」の季節ごとに変わるコース料理より、ディナーフルコースの一部をご紹介しよう。

ディナーコースは全7品からなる。アミューズに続けて供される温菜は、「フォアグラの赤ワイン煮 無花果のチャツネ添え」(写真上)。丸のままのフォワグラに、スパイスと赤ワインをまとわせて低温でじっくり火入れ。その食感はしっとりなめらか。キッチンで毎日焼き上げているブリオッシュに乗せて口へ。イチジク、レーズン、アプリコット、生姜などを煮込んだチャツネを付けて味の変化を楽しみたい。

「パリの本店から届くレシピをベースにしていますが、食材は、鮮度を大切にして、日本各地から選りすぐりを使用しています」と、丸の内店のシェフ前川顕さん。例えば冷菜の「鮮魚のタルタル」(写真上)は、福岡県博多長浜漁港から届く鮮魚と、神奈川県三浦半島の青木農園から届く旬の野菜を使っている。

肉料理にも野菜をふんだんに!

肉料理は、「オーストラリア産 仔羊肩肉のコンフィ」(写真上)。ソースはシンプルに羊の骨でとったフォン・ド・ボーを使いサラッとした印象で、添えられた野菜との相性もいい。この日は、日野菜カブや根菜、ビーツ、ちりめんキャベツ、アスパラなど、仔羊肉を囲む野菜の彩りや食感も楽しみたい。

肉料理はほかに、フランス・シャラン産の鴨肉や、A5ランクの国産黒毛和牛を使った料理も用意する。

ソムリエがセレクトするワインは、「レストラン エリア」では、ラインナップするワインの9割以上がフランス産で、ボトル5,000円くらいから充実する。一方「バル エリア」では、ヨーロッパのみならずさまざまな国のワインを、「レストラン エリア」より少しリーズナブルに提供している。

コースのデザートは3種からセレクト!

肉料理の後、まず小さなデセールが供される。そしてメインのデザートは、3種から選べるのだが、誰もがここで迷い悩んでしまう。例えば、「苺のミル・フイユ」(写真下・左)、「チョコレートとブルーベリーのサブレ キルシュ風味のアイスクリーム」(同・右)、「ババ・オ・ラム 蜂蜜風味のクレーム・シャンティイ」。

季節感を大切にするデザートは、めくるめく変わるが、「ババ・オ・ラム」はティエリー・ブランキさんのスペシャリテ。カフェタイムでも定番の人気メニューで、自家製ブリオッシュに、たっぷりのラムを染み込ませている。

開店前にパリ本店で、ティエリー・ブランキさんから技術と料理に対する想いを受け継いだ前川シェフ(写真上)。「短い期間でしたが、ティエリーさんの隣に立った経験をもとに、日本の良い食材を選び抜いて調理したいですね」と語る。

ティエリーさんの想いとは、「必要以上に飾り立てず、しっかり地に足をつけたフランス料理を和気あいあいと囲むこと」。丸の内店のひと皿ひと皿から、それが伝わる。


【メニュー】
▼レストラン エリア
ランチフルコース 3,500円
ディナーフルコース 7,500円
グラスワイン 1,000円~
ボトルワイン 4,900円~
▼バル エリア
博多長浜漁港 鮮魚のカルパッチョ 990円
ランドック風 白身魚のコロッケ 630円
イベリコ豚肩ロースのグリル 1,490円
グラスワイン 630円~
ボトルワイン 2,900円~
▼カフェ
コーヒー 560円
ババ オ ラム ハチミツクリーム 790円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です

Restaurant bar a vin tapas Le Beurre Noisette

住所
東京都千代田区丸の内3-2-3 二重橋スクエア1F
電話番号
050-3462-4066
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
ランチ 11:00~15:00
(L.O.14:00)
カフェ 15:00~17:00
(L.O.17:00)
※カフェはバルエリアのみ営業
ディナー 17:00~23:00
(L.O.22:00)
※レストランの最終入店時刻は 21:00でございます
定休日

但し、1/1及び法定点検日は除く ※店舗により異なる場合があります。
ぐるなび
http://r.gnavi.co.jp/fg713n990000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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松井一恵
文筆家
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