〆は絶品「オムライス」で決まり! 京都モダンフレンチの先駆け『MOTOI』が「洋食フレンチ」を新展開

2019年05月16日
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〆は絶品「オムライス」で決まり! 京都モダンフレンチの先駆け『MOTOI』が「洋食フレンチ」を新展開
Summary
1.『Restaurant MOTOI』の姉妹店が京都・丸太町に誕生
2.築100年の京町家をリノベーションした寛ぎの空間には、地下にワインカーヴも備える
3.ソムリエが厳選したワインと、多彩なアラカルトで輝く時間を過ごそう

築100年の京町家で洋食とフレンチを堪能

京都市営地下鉄烏丸線・丸太町駅から南西の位置にある竹屋町通。古くは、平安京の大炊御門大路(おおいのみかどおおじ)として食べ物にまつわる大炊寮へ食材が行き交う通りだったという、食と縁が深いエリアに2019年2月に誕生した一軒が『L’eclat(レクラ)』だ。

かつて豆腐店としてにぎわいを見せていた築100年の京町家をリノベーション。京都の落ち着いた街並みにしっくりと溶け込む外観だが、扉を開けると目に飛び込んでくるのは、吹き抜け天井が心地よさを高めてくれる空間だ。ゆっくりと食事ができるテーブル席に加え、ひとりで訪れても寛げるようなカウンター席が用意されている。

同店は、京都にあるモダンフレンチの先駆け的存在である『Restaurant MOTOI(レストランモトイ)』の姉妹店。2012年のオープン当時、京都ではまだ馴染みのなかったモダンフレンチはすぐさま話題を呼び、オープンから1年と経たず『ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良 2013』にて一つ星の評価を受けたフレンチの名店の新たなるチャレンジとなる。

名店で研鑽を重ねたシェフとソムリエがタッグを組む

『モトイ』では、季節やその日ごとの旬の食材と京都の文化を融合させたフルコースが楽しめるが、『モトイ』よりもカジュアルかつ、遅くまで楽しめるのが『レクラ』だ。日本人にとって懐かしさと親しみやすさを感じる洋食をメインに、フレンチのエッセンスをかけあわせたアラカルトを、ソムリエ厳選のワインと共に味わうことができる。

シェフを務める小栗英樹さん(写真上)は、伝説の料理番組『料理の鉄人』でおなじみのムッシュ・坂井宏行さんがオーナーを務めるフレンチレストラン『ラ・ ロシェル』で約17年間活躍した人物だ。

一方ソムリエの中村尚一郎さん(写真上・右)は、『モトイ』のシェフ前田元さんのホテル時代の同期で、『モトイ』のオープンにも携わり、共に店を盛り立ててきた。小栗シェフの手掛ける料理と、中村ソムリエのワインのマリアージュにより、おいしさの相乗効果や新たな味わいを堪能できるのが魅力だ。

大原の朝市で仕入れた、生命力あふれる野菜たち

では、豊富なアラカルトの中からいくつかご紹介していこう。

こちらは「大原の野菜 いろいろ盛り合わせて」(写真上)。京都・大原とその近郊農村で採れた、旬の野菜が扱われる大原の朝市でシェフ自らが目利きした野菜が使われている。

この日は黒大根やあやめ雪カブ、赤水菜、スティックブロッコリーなど実にさまざま。濃い色や、生き生きとした見た目からして実においしそう! いただいてみるとシャキシャキした心地よい歯ごたえや、口いっぱいに広がる瑞々しさなど、個性ある野菜本来の味に感動。どれも甘みやうまみが濃く、生命力をいただいている気持ちにさせてくれる。

こちらは「ホロホロ鳥 フォアグラ トリュフ パテ・アンクルート」(写真上)。フランス料理の中でも特にクラシックな伝統的料理である。ホロホロ鳥の胸肉やフォアグラ、トリュフで仕上げたパテを生地で包んでこんがりと焼き上げたもの。ねっとりとした食感とコクのある味わいに悶絶。さらに、マデラ酒で風味をつけたコンソメジュレや、バターが濃厚なパイ生地がリッチ感をプラスしている。

石の階段を下りるとワインカーヴが!

ここでワインが欲しくなるが、ソムリエの中村さんがおすすめするのは、フランス・アルザス地方で生まれた「ピノブラン」(写真上)だ。確かに、「ピノブラン」の柔らかな酸味と丸みを帯びた果実味が、パテの味わいを深めてくれる。

ちなみに同店で用意されているワインは、フランス、アメリカ・カリフォルニア、西オーストラリア、チリ、日本・山梨のものなど。「旅の思い出と共にご紹介していけたら……」と、中村さんが訪れたことのあるワイナリーのものを中心にラインナップする。

店の中央部には地下のワインカーヴに下りる石段があり、お気に入りを自分で選んでもOKと言うのも面白い。

〆のご飯は絶品「オムライス」に決まり!

こちらは「美山 美卵のオムライス」(写真上)。鮮やかな黄色が印象的だが、これは非遺伝子組換え飼料・新鮮な地下水、広々とした平飼い鶏舎で健康に育った純国産鶏もみじが産んだ平飼いたまご「美卵」(みらん)を使用しているため。

甘みの強いデミグラスソースの味わいと、卵のおいしさが絡み合い満足感はたっぷりだ。

店名の『レクラ』とは、フランス語で「輝き」を意味するという。日本の洋食とフランス料理が行き交い、ソムリエ中村さんが厳選したワインをゆっくりと楽しむ『レクラ』で、輝く時間を過ごしてみてはいかがだろうか。


【メニュー】
大原の野菜 いろいろ盛り合わせて 1,500円
ホロホロ鳥 フォアグラ トリュフ パテ・アンクル―ト 1,900円
美山 美卵のオムライス 1,900円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です
※別途、1階はテーブルチャージ500円、2階はテーブルチャージ2,500円がかかります

撮影:前田博史

L’eclat

住所
京都府京都市中京区竹屋町通衣棚東入ル相生町281
電話番号
050-3468-4366
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
ディナー 17:00~21:00
バー 21:00~翌1:30
※定休日前日のバー営業はお休みを頂きます。
定休日
月曜日
※月曜が祝日の場合は翌日休み
ぐるなび
http://r.gnavi.co.jp/8vtj4rcy0000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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