ワイン好き訪問必至! 希少なボトルも勢ぞろいのドイツワイン専門ショップ&バーが誕生 経堂【カシエル】

2019年05月06日
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ワイン好き訪問必至! 希少なボトルも勢ぞろいのドイツワイン専門ショップ&バーが誕生 経堂【カシエル】
Summary
1.ドイツワイン専門のワインショップ&バー『CASSIEL(カシエル)』が東京・経堂にオープン
2.王道からマニアックまで、あらゆるリクエストにこたえる圧巻のドイツワインリスト
3.一杯につき一品のおつまみは店主の心遣い。素材感を大切にした料理も秀逸

ドイツワインの魅力を日本中に広めたい。店主の想いから始まったドイツワインの宝箱『カシエル』

ワイン好きの皆さん、あなたのお気に入りリストに、ドイツワインはありますか?

小田急線の経堂駅近くに、ドイツワインの宝箱とも呼びたくなる店が誕生したのはご存知だろうか。
世界中のワインが手に入る日本でも、ドイツワインのシェアはたったの2%に満たない。また、すっかり辛口ワインが主流となった今でも「ドイツワインの白って甘いんでしょう」といった声が聞かれることも多い。

そんななか、日本で今のドイツワインを広めたいと立ち上がった女性がいる。経堂の新店『CASSIEL(カシエル)』の店主、森彩さんだ。

森さんは以前仕事でドイツのフランクフルトに住んでいた。そのなかでドイツワインの素晴らしさに触れ、惚れ込むようになったという。ドイツ国内のさまざまな土地のワインを味わい、その多様性、それぞれの魅力を楽しみ、2014年に日本に帰国した。

しかし、いざ帰国してみると、ドイツワインはワインショップであってもごく限られた定番のものしか置いていない。しかも現在ドイツでは辛口白ワインや赤ワインが主流であるのに、甘口の白ワインしかないことも。「本当はもっとおいしいドイツワインがあるんです。エレガントで、繊細な味わいをしていて日本人の味覚に合うし、和食にもきっと合うのに。日本人が知らないのはもったいないと思いました」。

一杯に一品のおつまみ提供は、気軽に利用してほしいという気持ちのあらわれ

森さんは、ワインを食事と一緒に「体験」することにこだわる。そのため単なるワインショップではなく、食事もできるバルスタイルにした。ワインだけを買って帰ることもできる。そんな店舗のイメージに合う場所を探していたところ、経堂駅から徒歩2分のところにあるちょうど良い物件と出逢ったという。

「単にお店を持てればよかったわけではないのです。街の中でどのお店がどんな役割をしているかを見て、そこに親和性があるかを考えました。経堂は、路地を入るとこだわりのある個人店が多くあります。例えば向かいのベーカリー『ハチイチベーカリー』は人気があり、パンとワインは相性がよい。近くにドイツ料理店『IngoBingo(インゴビンゴ)』もあります。ここなら、とイメージが湧きました」。

『カシエル』では、グラスワインは50ml、100ml、150mlと3種類の量から選べる。50mlはいろいろな種類を楽しみたい人向け。100mlと150mlを頼んだゲストには、なんと一杯につき一皿、小さなおつまみがついてくる。

おつまみは素材の味を生かしたものばかり。ごぼうの洋風きんぴら、ブロッコリーのアリオリソテー、紅じゃがいも(ノーザンルビー)のすり流し、キャロットラペ、ラタトゥイユ、きのこのバターソテーなど種類が豊富で、お代わりごとに違う料理が出てくるのも楽しい。

このアイデアは、スペインのタパス・バーに着想を得たもの。一杯、二杯だけ軽く飲みたい方も、料理と一緒に楽しめるようにという心遣いだ。

マイナーな土着品種まで! すべての生産地の多種多様なワインが揃う

一番の売りは当然のことながら、ドイツワインの豊富なラインナップだ。
ドイツワインの産地は、大きく分けて13のアンバウゲビーテ(特定ワイン生産地)がある。『カシエル』には、ラインガウ、フランケン、モーゼルといった有名な産地のものはもちろん、ザクセンやアールなど日本ではマイナーな産地のものまで多くのワインが揃う。

ぶどう品種はドイツで最も多く栽培される白ぶどう・リースリングや、ドイツ国内のみならず世界中で愛される黒ぶどう・シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)のものが主力ではある。しかし、専門店ということに主眼を置き、各生産地でしか栽培されていない土着品種も徹底的に集めた。ザクセン産の「ゴルトリースリング」というドイツ人も知らないような珍しい品種すら、ここでは楽しむことができる。世界でもザクセン地方だけで栽培が許されているといわれる品種だ。

ドイツワインは近年では辛口が主流となり、エレガントで質の高いワインに定評がある。これには、生産地の急勾配の多い地形や気候が強く関係するほか、几帳面なドイツ人の気質も影響しているとのこと。ドイツワイン生産者の品質の均一化に対する熱意は特段に強く、例えば数十ケースのワインがまったく同じ味でないと納得しないほどだそうだ。

素材の味を生かし、繊細なドイツワインに合うよう仕上げた料理たち

「当店の料理はイタリアンのように日本人でも食べ慣れた料理がベースになっていますが、味付けはドイツワインに寄せ、繊細な魅力を楽しめるようにしています」と森さんは話す。

「フラムクーヘン クラシック」(写真上)は、フランスとドイツの国境に近い地域で食べられるピザのような料理。フランス側では「タルトフランベ」と呼ばれる。

生地にサワークリームを塗り、ベーコンとタマネギを散らしてカリッと焼き上げたもの。クリスピーな生地とサワークリームの爽やかさが、芳醇な果実味と美しい酸味を持つリースリング種のワインとぴったり。フラムクーヘンの味わいを、ワインが華やかに演出してくれる。

「カリーヴルスト カシエルスタイル」(写真上)。カリーヴルストとはベルリン発祥の名物屋台料理で、焼いたソーセージをケチャップとカレー粉とともに食べるもの。

『カシエル』ではワインに合わせることを念頭に、ジャンクな味わいにせず、複数のスパイスを合わせたトマトソースとともにいただく。ソーセージは腸詰後に加熱処理をしない生ソーセージをソテー、肉感溢れるおいしさだ。これに、重くはないものの適度な飲みごたえのある品種・シュペートブルグンダーの赤ワインを合わせると、ワインのタンニンが肉汁やスパイス感に奥行きを持たせ、思わず唸るおいしさ。

「日常のワインを選ぶときに、フランスやイタリアやアメリカのワインに並んでドイツワインも選択肢に入る。ドイツワインが当たり前になる。そこが、私の目指すゴールです」と森さんは話す。
一言聞けば、わかりやすく丁寧にドイツワインの魅力や特徴を紹介してもらえるのも嬉しいところ。
ドイツを愛してやまない森さんが、ドイツワインとの架け橋として今後、大きな役割を果たしていくのは間違いなさそうだ。

【メニュー】
おつまみ各種 300円より
ドイツ風ポテトサラダ 500円
ローマ風トリッパの煮込み バゲット付 800円
フラムクーヘン クラシック 800円
カリーヴルスト カシエルスタイル 800円
カボロサルシッチャ(生ソーセージとキャベツのパスタ) 1,300円
グラスワイン各種 300円より
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です

ドイツワイン専門 ショップ&バー カシエル

住所
〒156-0052 東京都世田谷区経堂1-18-6
電話番号
03-6413-7990
営業時間
17:00~23:00
定休日
毎週火曜日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/njvw525z0000/
公式サイト
https://cassiel.jp/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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