これぞ「魅惑の隠れ家」! イタリア料理に惚れ込んだ敏腕シェフの新舞台、西麻布『ベルソーニョ』

2019年08月25日
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これぞ「魅惑の隠れ家」! イタリア料理に惚れ込んだ敏腕シェフの新舞台、西麻布『ベルソーニョ』
Summary
1.イタリア料理に惚れ込み、現地の味を知り尽くした中本シェフが独立。西麻布『ベルソーニョ』
2.シェフの地元・宮崎県産の食材を豊富に使ったイタリアンが魅力
3.ラグジュアリーな店内は、全席シェフズテーブルなコの字型カウンターのみ

「イタリアン×宮崎食材の共演を楽しんでほしい」

子どもの頃から料理は好きだった。高校卒業後、なんとなく専門学校に入学したものの、将来のビジョンはぼんやりとしたまま。そんななか出逢った一冊の本によって、イタリア料理に惚れ込み、進むべき道を決めたという中本裕士シェフ。

26歳で本格ナポリ料理が人気の『ポジリポ エ ナプレ 横浜高島屋店』に着任したことを皮切りに躍進をはじめ、本場イタリアでも研鑽を積み、渋谷『トラットリア アマルフィターナ』料理長を経て、今年上旬に西麻布に『ベルソーニョ(Bel Sogno)』をオープンした。

専門学校生時代に出逢ったというのが、『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』落合務シェフの著書。この本でイタリア料理に魅了され、いつかはイタリアで修業したいというその夢が叶った暁には、地方ごとの料理の特徴まで知りたいと、フィレンツェ、ローマ、ミラノなどの各都市を3か月ごとに渡り歩いた。

当初の予定では3年間現地で修業するはずだったが、諸事情により地元宮崎へ帰郷。そこから3年間地元で過ごすこととなった中本シェフだが、その間に地元食材の魅力に触れたことがきっかけとなり、『ベルソーニョ』は宮崎食材をふんだんに使ったメニューを楽しめる店になった。

ファンも多数な、スペシャリテのタマネギ料理

ピエモンテ州滞在時に覚えた「チポッラ・リピエーナ」(写真上)は、多くのお客に「ここに来たら絶対にこれを食べたい」と言わしめるスペシャリテ。

タマネギを丸ごとローストして中身を繰り抜いた後、宮崎県産きなこ豚をブレンドしたベシャメルソースと繰り抜いたタマネギを和え、再び「タマネギの器」に戻したら、燻製の効いたスカモルツァチーズを乗せてオーブンで焼いて完成。

濃厚ベシャメルソースと合わせることでタマネギの甘みがぎゅっと凝縮。口当たりはクリーミーで、なんともやさしい味わい。小さなスプーンで口に運ぶたび、口中に豊かなうまみがいっぱいに広がる贅沢な料理だ。

大ぶりのオマール海老を頭から尻尾まで楽しめる贅沢メニュー

プリプリした海老の弾力をたっぷり楽しめる「オマール海老のパン粉焼き」(写真上)は、縦半分にカットしたオマール海老に、ジェノベーゼソースとパン粉を擦り合わせたものを乗せて焼き上げたジューシーな一品。

表面のパン粉はサクサクカリカリ。身入りがよく味噌もたっぷりのオマール海老は、焼き上げた後に中身をくりぬいてカットしてから供してくれるので、気楽に食べられるのもうれしいところ。頭から尻尾の先まで独り占めできるので、部位ごとの異なる食感や味わいを楽しめるのも魅力である。

イタリア郷土料理と宮崎食材を掛け合わせて中本流の一皿に

続いて紹介するのは、プレートに咲いた花のような美しい見た目のパスタメニュー。「ボロネーゼソースとトルテッリ」(写真上)は、宮崎県産牛でつくったボロネーゼの上にリコッタチーズをたっぷりと詰めたトルテッリを乗せ、生クリームとバターのソースをあしらった後、トリュフを散らしたラグジュアリーな一品だ。

濃厚なのにくどさがない爽やかなボロネーゼ、もっちり食感のトルテッリ、クリーミーなソースともにやさしい味わいで、三位一体となったときにもまろやかな口当たり。手が込んだ一皿なのに、毎日でも食べたくなる家庭的なあたたかさがいっぱい詰まっているところが魅力的だ。

夢見心地になるエアリーなティラミス

デザートの「ティラミス」(写真上)にも常連からの厚い支持が集まる。6種のハーブと酵母のプロバイオティクス肥料を食べて育った鶏が生む、宮崎県産の「よかもよか卵」を使って空気を含ませながら仕上げたティラミスは、舌の上ですーっと溶けていくほど軽やか。

「よかもよか」とは宮崎の方言で「とってもよい」という意味だというが、「とってもよい」ものを原料に使うことで「すばらしくよい」デザートが誕生しているところがなんとも心憎い。栄養豊富で濃厚な卵だから、食感はエアリーでありながら、舌触りはなめらかで味わい深いのだ。エディブルフラワーのあしらいも美しいし、最後までうっとりした気分で食事を楽しめる。

ワインはイタリア産のみ。赤、白ともに20本程度常備しており、味わいも幅広く対応。1本5,000円~オーダー可能なので、ぜひ料理とのマリアージュを楽しもう。

コの字カウンターのみの店内を贅沢に使って1日基本3組で予約を受け付けているため、ゆったりした気分で食事できるのも大きな魅力。また、少人数での貸切もOKと使い勝手も抜群なので、隠れ家気分で友だちやパートナーとの大切な時間を楽しんでみては?

撮影:佐々木雅之


【メニュー】
コースのみ(8,000円/10,000円)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です

ベルソーニョ

住所
東京都港区西麻布1-4-50 沙梵ウエストワンビル1F
電話番号
03-5843-1980
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
18:00~翌2:00
定休日
不定休日あり
ぐるなび
http://r.gnavi.co.jp/f52art5s0000/
公式サイト
https://r.goope.jp/bel-sogno-leo

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。