新生「渋谷PARCO」はカオスなグルメ天国! 編集部おすすめ、ビストロ・パフェ・昆虫食など8店を紹介

2019年11月28日
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新生「渋谷PARCO」はカオスなグルメ天国! 編集部おすすめ、ビストロ・パフェ・昆虫食など8店を紹介
Summary
1.渋谷カルチャーをけん引する「渋谷PARCO」が、2019年11月22日リニューアルオープン!
2.飲食店は、地下1階から7階まで約40店がひしめく
3.編集部注目の8店をピックアップ! ビストロ・ラーメン・昆虫食・バーなど個性豊かな顔ぶれ

「渋谷PARCO」が待望のリニューアルオープン!

1973年に“劇場のある商業施設”として誕生し、個性的・先鋭的なショップを集め、その後の渋谷カルチャーをけん引した「渋谷PARCO」。
建物の老朽化に伴い、2016年8月に休業していたが、3年の時を経て2019年11月22日にグランドオープンを果たした。

ファッションや飲食に加え、ギャラリー、劇場を含め、計193店が出店している。

主な飲食店街は、地下1階(21店)と7階(7店)。そして全館では、約40店舗の飲食店が揃う。

中でも注目は地下1階。
渋谷エリアでも最大規模で、一店舗ごとの広さと席数の多さも魅力。また、パルコならではの渋谷カルチャーを感じさせる独創的なアイデアとセンス、いい意味でのゆるさ、遊び心が感じられる店が多いのも印象的だ。

【ジビエ・昆虫料理】世界で注目される「昆虫食」を発信、『米とサーカス』

その代表格が、昆虫料理とマニアックなジビエ料理を提供する『米とサーカス』だろう。

『米とサーカス』は、ジビエブームが始まる以前の2011年から、野生鳥獣を提供する店として高田馬場に誕生した。今ではカンガルー、ラクダ、カラス、ヤモリ、ワニなどの肉や様々な昆虫もおいしくいただけることで有名だ。

「昆虫料理は栄養価の高さと環境負荷の低さから“世界を救う食材”として注目されています。情報発信の中心である『渋谷PARCO』に出店することで、多くの方に、先入観を捨てておいしく楽しく多様な食文化に触れてもらうことを目指しています」(広報)

昼は昆虫を使ったスイーツやカフェメニューを楽しめる「バグズカフェ」としても利用でき、夜は昆虫料理とジビエ料理のほかに、一般的な居酒屋メニューも提供する。

初心者へのおすすめは、カラフルな餡を絞った団子の上にイナゴ、ハチノコ、カイコの佃煮をトッピングした「MUSHIだんご」(写真上)。クリスピーで意外に抵抗なくおいしく食べられ、虫それぞれの微妙な噛みごたえの違いも楽しめる。

▲衝撃的な見た目の「ワニ手羽の丸焼き」は、鶏肉のように淡白な味わいで、皮のプルプル感も楽しめる

また、いろいろな動物の肉を少量ずつ食べられる人気メニュー「米とサーカス 獣肉盛り」の、少人数(1~2人)用があるのは同店のみ。ランチメニューも同店限定で、コオロギの粉末が30%入ったハンバーグを使用した「BUGバーガー」なども並ぶ。興味のある人はぜひトライしてみてほしい。

【メニュー】
MUSHIだんご 935円
ワニ手羽の丸焼き 3,278円
米とサーカス 獣肉グリル(3種盛り:鹿・鴨・カンガルー)1,408円、(7種盛り:3種+猪、ウサギ、ダチョウ、ラクダ)3,278円
BUGバーガー 1,480円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込みです

米とサーカス

住所
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 地下1階
電話番号
03-6416-5850
営業時間
平日11:00~15:00、17:00~23:00 土日祝11:00~23:00
定休日
年中無休(ビル休業日を除く)
公式サイト
https://miyashitakikaku.com/store/kometocircusparco/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【ラーメン】アメリカからの逆輸入!新しいラーメンに出逢える、『Jikasei MENSHO』

2005年市ヶ谷に誕生した『麺や庄の』がアメリカに進出し、『MENSHO TOKYO SF』をオープン。連日大行列の人気店となり、「ミシュランガイド サンフランシスコ2017」から2年連続レコメンドで掲載。そんな実力店が、『Jikasei MENSHO(ジカセイ メンショウ)』として地下1階に出店した。

スタイリッシュな店内とともに目を引くのは、カップ麺のような縦型容器。「Twitter, Inc.」アメリカ本社の出張シェフで提供するメニューとして、立ったまま片手で食べられるよう開発したモノで、現地でも大人気だという。

一番のオススメ「牛とろシビレ担々麺」(写真上)の具は、なんと低温調理した鹿児島県産和牛。とろけるような食感とうまみが味わえる一品だ。和歌山県産のブドウ山椒をたっぷり使ったマイルドな坦々スープも絶品。

同じく鹿児島県産の和牛を使った「和牛シウマイ」(写真上)も、肉の質感と濃厚なうまみが堪能できる。上に乗った一粒のブドウ山椒の実で、後口に清涼感が広がる工夫もお見事だ。

「世界を魅了しているラーメンと和牛を掛けあわせて、これまでにないおいしさを作り出したいです。いろいろな意味で食の新たな形を提案していきたいですね」(「株式会社 麺庄」庄野智治代表)

その考えに基づき、注文をテーブルの端末で行うシステムによって人件費を抑え、1杯1,000円以下という価格を実現したという。もちもちした太麺にはスーパーフードのキヌアが練りこまれていたり、ベジタリアン向けの「ヴィーガン担々麺」もあったりと、「ラーメン=不健康」というイメージの改革にも積極的だ。

【メニュー】
牛とろシビレ担々麺 990円
和牛シウマイ(3個)385円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込みです

Jikasei Mensho 渋谷パルコ店

住所
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 地下1階
電話番号
03-6902-2879
営業時間
11:00~23:30
定休日
年中無休(ビル休業日を除く)
公式サイト
http://menya-shono.com/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【ビストロ】渋谷のミックスカルチャーを象徴する、新スタイルビストロ『Ata’s(アタズ)』

フレンチビストロ『Ata』(代官山)を始め、『グッドラックカリー』(恵比寿)、フランス料理店『au deco(おでこ)』(広尾)などの人気店を次々にオープンしている掛川哲司(さとし)シェフ。その新たな試みとしてオープンしたのが『Ata’s(アタズ)』だ。

テーマは、渋谷のミックスカルチャーをビストロで表現した「渋谷系ビストロ」。さまざまな食材を巧みに掛け合わせ、ここにしかない料理を提供する。

また面白いのが、料理の提供スタイル。直感的に選べるよう、席につくとまず大盆に乗った小皿料理が運ばれ、飲茶のように指をさして選ぶ。

小皿料理一つひとつにも工夫が凝らされ、遊び心に溢れている。例えば「しじみバター煮」は、フレンチ風にシェリー酒で酒蒸しにしたシジミにパクチーを合わせてアジア風に仕立てたり、タコのうま煮にフムスを添えたりといった具合だ。

「羊挽き肉、トマト、パクチーの水餃子」(写真上)は、ワインビネガーとオリーブオイルの付けダレでいただく。パクチーの清涼感、クミンの香りなど、さまざまな味わいがぎゅっと凝縮された一品だ。

いい具合の抜け感があるカジュアルな店内は居心地がよく、これまで掛川シェフが手掛けてきた店同様、あっという間に熱心なファンがつくことだろう。予約して確実に訪れたい。

【メニュー】
水餃子 160円
しじみバター蒸し 750円
タコの柔煮 フムスと春菊 650円
エビ麺 700円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込みです

Ata’s

住所
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコB1
電話番号
050-3464-4894
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
11:00~23:00
定休日
ぐるなび
http://r.gnavi.co.jp/5kjsarsx0000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【タイ料理】スパイシーなだけではない”タイ料理の奥深さ”を伝えたい、『Chompoo(チョンプー)』

4階には同館のメインダイニングとして、タイ料理店『Chompoo(チョンプー)』がオープン。

▲左から森枝幹シェフと、バーテンダーの野邑(のむら)翔さん

森枝幹シェフは、著名フードジャーナリストである父・森枝卓士氏の影響で、幼い頃から世界中の食文化に触れて育ち、オーストラリアの『Tetsuya’s(テツヤズ)』など多くの名店で修業。下北沢で開業した『サーモンアンドトラウト』は、食通が通う店として有名だ。

最近では渋谷の一般公開社員食堂『UB1 TABLE』、レモンサワーブームの火付け役となった新宿ゴールデン街『The OPEN BOOK』のプロデュースなど、食の新たな可能性を広げる活動が注目されている。

▲「鶏肉と茄子のグリーンカレー」

そんな森枝シェフが新たに提案するのは、スパイシーなだけではない、体が喜ぶ“しみじみおいしい”タイ料理だ。タイが好きでよく訪れるという森枝シェフは、現地で食べるタイ料理のどこか懐かしい味わい、刺激的なだけではないしみじみとした深みに感動。

「でも日本で食べるタイ料理は刺激の強い料理がほとんどで、僕が感動した現地の味と遠いところにあるような気がしていたのです」(森枝シェフ)

▲「カオソーイ」

『Chompoo』では、森枝シェフが感じた魅力をそのまま伝える、新しいタイ料理を提供。

また「『渋谷PARCO』という場所柄、若い人にも気軽に立ち寄ってもらえる店にしたいです。かっこよすぎると疲れるので(笑)、家っぽい抜け感も大事にしました」(森シェフ)と、居心地のいい空間作りにも力を入れた。

代々木公園の人気カフェ『FUGLEN TOKYO』ヘッドバーテンダーを務めていた野邑さんが作る、タイをイメージしたカクテルも注目だ。

【メニュー】
鶏肉と茄子のグリーンカレー 1,430円
カオソーイ 1,430円
ランチセット(前菜・メイン・デザート) 1,650円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込みです

Chompoo(チョンプー)

住所
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 4階
電話番号
03-6455-0396
営業時間
11:00~23:00
定休日
年中無休(ビル休業日を除く)

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【スイーツ】1930年創業の老舗が、確かな伝統と渋谷らしいポップさをミックス、『甘味 おかめ』

創業は1930年代、有楽町と麹町で長年愛されてきた『甘味 おかめ』。

先代が愛したという松本の民芸家具による落ち着いたイメージが強いが、同店では“渋谷のおかめ”をイメージしたポップアートが飾られ、自然素材を用いていながら、現代的でシャープな空間が広がる。

同店限定メニューの「ソフトぶぶ」(写真上)は、お茶漬けに使用されるぶぶあられを散らしたソフトクリームに、自慢の餡を添えたもの。濃厚で濃密、うっとりするようなコクのあるソフトクリームを、ぶぶあられのかすかな塩味が引き立てている。

豚バラ肉の煮込みをたっぷり使った「豚茶めし」等の食事メニューも揃うので、ランチやディナーとしての利用もおすすめだ。

【メニュー】
ソフトぶぶ 850円
豚茶めし 1,100円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込みです

甘味 おかめ

住所
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 地下1階
電話番号
03-5422-3560
営業時間
11:00~20:30(L.O.20:00)
定休日
年中無休(ビル休業日を除く)
公式サイト
http://kanmi-okame.jp/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【スイーツ】かわいいパフェをAR(拡張現実)でさらに楽しめる、『ティフォニウム・カフェ』

次世代テクノロジーを使ったエンターテインメント施設「ティフォニウム」を運営するティフォン株式会社は、「夜パフェ」でおなじみ、株式会社GAKU監修のパフェに、AR(拡張現実)を組み合わせた「魔法パフェ®」を提供する『ティフォニウム・カフェ』を出店。

「パイナップルとヘーゼルナッツのパフェ”サーカス”」(写真上・最左)、「ピーチとヨーグルトのパフェ“タロット”」(同最右)など、美しい見た目と世界観のあるパフェが5種揃う。

コースターやパフェに備え付けの端末をかざすと、各パフェのテーマに沿った美しいARが映し出される。実際のパフェ上に投影されるので、ARの映像とともに写真を撮ることも可能。スイーツ好きや、可愛いもの好きな女性に人気な一軒となりそうだ。

【メニュー】
パイナップルとヘーゼルナッツのパフェ ”サーカス” 1,200円
ピーチとヨーグルトのパフェ ”タロット”1,400円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です

ティフォニウム・カフェ

住所
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 地下1階
電話番号
03-5422-3412
営業時間
11:00~23:00 ※ラストオーダー22:30
定休日
年中無休(ビル休業日を除く)
公式サイト
https://www.tyffonium.com/location/cafe-shibuya/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【ワインスタンド】花を愛でながら厳選ワインが飲める、『THE LITTLE BAR OF FLOWERS』

スタンド形式のカジュアルなカフェやバーが多いのも同館の特徴。1階館内にはビールと日本酒のスタンドバーが各1店、そして館外にワインスタンドが1店ある。

ドライフラワーと生花のアレンジなど、花の斬新な楽しみ方を提案するフラワーショップ『THE LITTLE SHOP OF FLOWERS』。「渋谷PARCO」では館外に、日中はフラワーショップ、夜はワインスタンドに変わる『THE LITTLE BAR OF FLOWERS』としてオープンする。

立ち飲みでも3~4名ほどのキャパシティーではあるが、そのコンセプトも含めて話題を呼びそうな一軒だ。

ワインはグラスでも提供するが、自宅用にボトルを購入することも可能。今後は花のシロップを使ったカクテルやノンアルコールの漢方ティーなどのメニューを充実させていく予定だという。

渋谷の真ん中で、花を愛でながら厳選されたワインを飲むというスペシャルな体験をしてみてはいかがだろう。

【メニュー】
グラスワイン 800円~数種類
週替わりの季節のおつまみ(価格未定)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込みです

THE LITTLE BAR OF FLOWERS (BAR)

住所
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 1階
電話番号
03-6455-0539
営業時間
フラワーショップ 10:00~19:00/ワインスタンド 19:00~0:00
定休日
不定休
公式サイト
http://www.thelittleshopofflowers.jp

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【緑茶スタンド】こだわり緑茶をアートとともに楽しむ、『OIL by 美術手帖』

2階には、「美術手帖」が運営するアートのECサイト『OIL by 美術手帖(オイル バイ ビジュツテチョウ)』の実店舗がオープン。

ギャラリー・ショップ・カフェの3機能を展開し、「茶室で掛け軸を愛でながらお茶を楽しむような形で、アート作品との身近な出合いの場を創る」ことを目指す。

ドリンクスタンドでは、今の時代だからできる茶葉の楽しみ方を考え、少しだけ未来のかたちで茶を伝えていくプロジェクト「GEN GEN AN」ディレクションの元、実験的な緑茶メニューを提供。
とろりとした甘みが印象的な「クイック水出し茶」(写真上)等が楽しめる。

同じ緑色でもグラデーションがあったり、さまざまなテクスチャーがあったりと、緑茶の新たな楽しみ方に出逢うことができるスタンドだ。

【メニュー】
クイック水出し茶 500円
緑茶ラテ 650円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込みです

OIL by 美術手帖

住所
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2階
電話番号
03-6868-3064
営業時間
10:00~21:00
定休日
年中無休(ビル休業日を除く)
公式サイト
http://oil-gallery.bijutsutecho.com

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

新たなカルチャーを創っていく「渋谷PARCO」、ぜひ訪れてみよう!

渋谷エリアに次々オープンしている新施設の飲食店は、街を訪れる若年層狙いのカジュアルな業態が多い。

だが「渋谷PARCO」の飲食店は、カジュアルな中にもアートやカルチャーの香りや枠にとらわれない自由さ、そしていい意味での“ゆるさ”があり、今の若者や大人の気分をうまく掴んでいると感じる。ここからまた、新たな渋谷カルチャーが創られていくことだろう。

取材・編集協力:桑原恵美子

渋谷PARCO

住所
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1
電話番号
03-3464-5111
営業時間
ショップ 10:00~21:00、レストラン 11:00~23:30 ※一部店舗は異なる
定休日
不定休
公式サイト
https://shibuya.parco.jp/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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