あの「ふわとろオムレツ」に悶絶! 安くてうまい、蒲田の人気ビストロ『ザ モンキーチューズキッチン』

2019年12月21日
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あの「ふわとろオムレツ」に悶絶! 安くてうまい、蒲田の人気ビストロ『ザ モンキーチューズキッチン』
Summary
1.おいしさとコスパのよさを兼ね備えた気軽なビストロ、蒲田『ザ モンキーチューズキッチン』
2.経験豊富なオーナーシェフによる、名物「モンサンミッシェル風オムレツ」は必食
3.食材からこだわった身体想いの一品料理は、ワインとも相性抜群

「この店があるからこの街が大好き」…そう思わせてくれる魅力を持つ人気ビストロ

コスパのよさとおいしさを兼ね備えた飲食店が近所にあると、それだけで街が好きになるし、日々の生活がぐっと楽しくなる。

東京・蒲田のビストロ『ザ モンキーチューズキッチン(THE MONKEY CHEWS KITCHEN)』も、この街に暮らす人々を笑顔にし続けている人気店。

1Fのカウンターで会社帰りにちょい飲みも楽しいが、家族や友だちと集まって広々した2F席で和気あいあいとしたひとときを満喫するのもいい。

気になる店名は、オーナーシェフの福原康治さんが過去に勤めていたロンドンのパブから拝借したもの。バンド活動のために渡ったロンドンで生活費を稼ぐために働いていたというが、当時その店でアルバイトしていた人気映画俳優のマイケル・ファスベンダーからもよく料理をせがまれていたほど、人を魅了する腕を持っていた。

『ラ・メール・プラール』で培った腕を活かした自慢のオムレツが大人気

帰国後は、ロンドン前後に勤務した数店舗での実績なども評価され、フランス「モン・サン=ミッシェル」に本店を構える、スフレオムレツで有名な『ラ・メール・プラール』の日本店オープン時のヘッドシェフに就任。

そして、本店でも修業した確かな腕で生み出されるオムレツが、『ザ モンキーチューズキッチン』でも楽しめる。

同店でのメニュー名は「モンサンミッシェル風オムレツ」(写真上)。フォアグラときのこたっぷりのクリームソースを添えたところが福原流だ。

バターと塩を入れて軽く焦がした状態のフライパンに泡立てた卵を流し入れ、ポツポツと気泡ができ始めたらオーブンに投入。いい具合に膨らんできたら、ソースを流し込んだプレートの上で折り畳んで完成だ。

膨らんだオムレツをスプーンですくうと、中はふんわりとしたスフレ状。口の中ですーっと溶けていく驚きの新食感を堪能できる。バターの塩加減はちょうどよく、そのままでも十分おいしいが、熱で溶けかけたフォアグラときのこのうまみたっぷりのソースに絡ませるとさらにおいしい。

ちなみに、かなりボリューミーな一皿なので、シェアして熱いうちに楽しむのがおすすめだが、このメニューのために来店して独り占めするというのもまた一興だろう。

美しい見た目とボリュームが嬉しい「前菜盛り合わせ」

「モンサンミッシェル風オムレツ」の他は、気軽なビストロ料理を揃える同店だが、訪れた際にまず注文してほしいのが「前菜盛り合わせ」(写真上は2人前)。注文するとすぐに出てくるバルメニューをバランスよく盛りつけた、見た目にも楽しいプレートだ。

内容は日々異なるが、この日盛りつけられていた7品は、「パテ・ド・カンパーニュ」「フォアグラのテリーヌ」「自家製ベーコン」「ベーコンとルッコラ・スモークサーモン・サーモンチキンと青りんご」「彩野菜のギリシャ風マリネ」「プロシュート」「スペイン産サラダ」。

「ベーコンとルッコラ・スモークサーモン・サーモンチキンと青りんご」は単品でも注文可能で、その場合なんと350円というリーズナブルさ。気になったものを厳選してオーダーするのもいいだろう。

パテやテリーヌ、ベーコン、スモークサーモン、サーモンチキンなどはすべて自家製。添加物不使用で、手間暇かけてつくっているので、肉や魚の味わいそのものを堪能できる。
また、チキンと青リンゴなど、素材の組み合わせが絶妙なのも魅力。チキンのうまみと青リンゴの爽やかさがベストなバランスで口の中を満たしていく。

「彩野菜のギリシャ風マリネ」の調味料には、コリアンダーやタイム、ローリエなどのスパイス・ハーブと、白ワイン、白ワインビネガーなどを使用。通常のマリネと異なり野菜に火入れしているため、香味野菜の香りは一層増し、根菜類は甘みがしっかりと感じられる。

味わい深い一品料理も、衝撃的なリーズナブルさ

お次に紹介するのは、ボリュームたっぷりの「シェフ特製オニオングラタンスープ」(写真上)。飴色になるまでじっくり炒めたタマネギ、大きめにカットされたフランスパン、スープの上でこんがりとろけるチーズがたっぷり。口いっぱいに頬張って幸せ気分に浸ることができる。

タマネギの甘み、コク深いスープが身体に染みわたる心地よさにスプーンが止まらず、一気に食べ進めてしまう可能性大なので、いろんなメニューを試したい人はどうぞご注意あれ。

「国産豚のロースト クリーミーマッシュポテト添え」(写真上)は、なんとこのクオリティで税別750円! またもや、「このボリュームでこの値段!?」と驚かされてしまう一品だ。

90℃という低温でじっくり火入れした塊肉は、仕上げに外側をパリッと焼き上げているので香ばしさも抜群。脂身の割合が高いが、口の中ですっと溶ける上質な味わいでうまみも抜群。良質な豚肉だからこそ、じんわりおいしい脂身が魅力的。

グラスワインは常時10種類以上! 食べ飲みしながら日頃の疲れを癒したい

どの料理もワインとの相性は抜群。赤、白ともに常時グラスで10種類以上そろえている他、スパークリングやオーガニックワインの用意もあるので、好みを伝えてシェフにおすすめしてもらおう。

同店で共に働く奥様も、ロンドン時代からシェフを支えてきたこともあり、シェフの料理に合うものを熟知しているので、当時の思い出話を尋ねがてら、料理とワインの美味に浸るのもよいだろう。

常連のお客とトークに花を咲かせることも多いというふたり。お客一人ひとりが充実した時間を過ごせるよう、コスパのよさだけでなくハートウォーミングな接客も魅力なので、初めてでもリラックスして過ごせること間違いなし。

身体想いの自家製メニューが満載なので、忙しくて自炊する暇がない……という人も、立ち寄って心身ともに満たすのもよいだろう。アットホームな雰囲気とおいしい料理を堪能すれば、大抵の疲れは吹き飛び、翌日からまたがんばろうと思えるものだから。

撮影:岡崎慶嗣


【メニュー】
モンサンミッシェル風オムレツ 1,500円
前菜盛り合わせ 1人前900円(写真は2人前)
シェフ特製オニオングラタンスープ 650円
国産豚ロースのロースト クリーミーマッシュポテト添え 750円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です。

THE MONKEY CHEWS KITCHEN

住所
〒144-0052 東京都大田区蒲田5-8-4 1・2F
電話番号
03-6715-7596
営業時間
月~金 11:30~売り切れ次第終了、月~土 18:00~23:00
定休日
毎週日曜日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/njyjzdk90000/
公式サイト
https://www.facebook.com/The-monkey-chews-kitchen-1896273750598714/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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