横浜のお洒落イタリアン8店! 穴場から人気店まで、おすすめのイタリアンレストランまとめ

横浜(みなとみらい・馬車道)のイタリアンをまとめご紹介! 異国情緒漂う横浜ベイエリアの魅力は、なんといっても夜景。忘れ得ぬ時間を演出してくれる名イタリアンぞろいです。パスタ専門店、カフェ風、トラットリア、リストランテなどイタリア料理もバリエーション豊富。普段のランチからアニバーサリーのディナーまで、シュチュエーションにふさわしいイタリア料理店を探そう。

2021年12月15日
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横浜のお洒落イタリアン8店! 穴場から人気店まで、おすすめのイタリアンレストランまとめ

とびっきりおいしいイタリア料理に出逢えるレストランが街のあちこちに点在する横浜ベイエリア。

よりどりみどりゆえ、お店選びに迷ってしまうが、どのような目的で誰と食事をするか次第で訪ねるべきレストランが見えてくる。気軽なランチ、年に一度の記念日、自分へのご褒美、はたまた友達や家族とわいわい過ごす、カップルでロマンチックに楽しむ等々……。

店内は活気いっぱい! 美味しい、楽しい『24/7 restaurant』

「よこはまコスモワールド」、ロープーウエイ「YOKOHAMA AIR CABIN」を望むロケーションに、店内100席、テラス40席を備えたスケールの大きなレストラン『24/7 restaurant』。カジュアルで親しいやすいメニューでお客を迎えてくれる。

読み方は、そのまま「トゥエンティフォーセブン レストラン」。「24時間7日間」を表現していて、いつでもどんなシーンでも利用できるレストランでありたいとの願いが込められている。店内から温もりがあふれているようで、ふらりと立ち寄りたくなる雰囲気が最高だ。

オープンキッチンの活気が伝わるテーブル席、子ども連れでもリラックスできる小上がりの席まで、どこに座っても風景を楽しめる。夜はドラマチックなほど美しい夜景が間近。デートや記念日の利用が多いのはもちろん、結婚式の二次会パーティーにももってこいの空間だ。

ランチは、パンとドリンクがビュッフェスタイルになっていて、思い思いのペースで食事を楽しめる。ディナーは「スタンダードコース」4,000円〜、「アニバーサリーコース」5,300円〜(いずれも要事前予約)がある。

「アニバーサリーコース」は、オードブル盛り合わせ、季節を感じるサラダや前菜、メインには魚料理と肉料理、そしてパスタ、デザートと続くフルコース!

フレンチの経験があるシェフが、彩り麗しい自由な発想のイタリア料理を作り出している。

アラカルトも、季節を盛り込んだメニューで心躍る。「カルパッチョ」(写真上)も魚種やあしらう野菜が季節ごとに変わり、この日はシマアジ、カブ、菊の花などを使用。

人気の「ラザニア」(写真上)は、キノコ4種にマッシュポテトが6層になったボリューミーなひと皿。もともと季節限定のメニューだったが、あまりにも人気でグランドメニューになったという。

このように、季節の素材の魅力を引き出す創意工夫があふれるひと皿や老若男女に愛される定番メニューを、肩ひじ張らずリーズナブルに味わえるのが『24/7 レストラン』の醍醐味。

食事と共に楽しみたいドリンクは、アルコールもソフトドリンクも充実している。おすすめは、スリランカで栽培される良質なセイロンティーのブレンド「MESNA TEA(ムレスナティー)」。こちらも季節ごとのフレーバーを用意。本当にカジュアルで使い勝手もバツグンなので重宝したい一軒だ。

【メニュー】
・24/7オードブル 1,750円
・たっぷりチーズとキノコのラザニア 1,530円
・シマアジのカルパッチョ 1,310円

■予算
昼:1,750円
夜:5,000円前後

24/7 Restaurant

住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-8 みなとみらい東急スクエア3 3F
電話番号
050-5487-9504
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
11:00~23:00
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:00)
定休日
不定休日あり
定休日は施設の営業に準じます
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/ams1nzu20000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

野菜たっぷり! お腹も心も身体も潤う『chef’s V 横浜ランドマークタワー店』


野菜をおいしく食べて欲しいと願いを込めて、「横浜ランドマークタワー」5階にオープンして14年。「野菜を食べるならここ!」と通う人も多い人気のベジタブルダイニングが『chef’s V(シェフズブイ) 横浜ランドマークタワー店』だ。

イタリア料理だが洋野菜だけでなく季節の和野菜をふんだんに使うので、誰もが親しみやすいメニュー構成になっている。

お店は目の前に日本丸を望むロケーション。なかでもカウンター席は遮るものが何もないガラス張り。おひとり様やカップルなら迷わずカウンターへどうぞ。日没後は観覧車や日本丸のライトアップはムード満点だ。

料理はランチもディナーもコースがお値打ち。ランチのコース4,378円は予約必須だが、ディナーなら空いていれば予約なくともオーダーできる。もちろん、アラカルトメニューも用意する。

シェフの山田千広さんは、横浜フレンチの老舗『横濱元町 霧笛楼』、さらに「フォーシーズンホテル 丸の内東京」で腕を振るってきた実力派。その経験を活かした料理は盛り付けや彩りが印象的で、運ばれてきた瞬間に「わっ!」と心躍る。

どの料理にも野菜がふんだんに盛り込まれていて、身体にやさしい、身体が喜ぶ料理ばかり。なかでも野菜豊富なメニューのひとつが「12種野菜のタジン蒸し 生姜の香りロメスコソース」(写真上)1.100円。

12種類の野菜を大きくカットして生姜と一緒にタジン鍋で蒸しあげたもので、テーブルで蓋をあけると、ふわ〜っと湯気が上がり野菜の力強い香りが立ち込める。これをスペイン風のロメスコソース(ソースアーモンド、松の実、トマト、ニンニク、オリーブオイル)でいただく。

また、麦黒牛を使ったボリューミーなハンバーグにも、国産牛フィレ肉のグリルにも、主役の肉料理に野菜がたっぷり添えられる。

記念日コースには乾杯ドリンクとデザートプレートのサービスがあり、記念日には必ずここで過ごすというリピーターもいるのだとか。

パーティープランも3,960円、4,959円、5,940円のプランがあり、歓送迎会や女子会などに好評を得ている。(当プランは現在休止中)

手が届きそうな横浜の夜景を眺めながら、野菜たっぷりの料理を味わえば、心も身体もきっと潤う!

【メニュー】
・野菜たっぷり麦黒牛のハンバーグ ロコモコプレート 1,480円
・12種野菜のタジン蒸し 生姜の香りロメスコソース 1.100円
・国産牛フィレ肉のグリル 2,178円
ランチコース 2,068円(要予約)
ディナーコース 4,378円

■予算
昼:1,300円前後
夜:3,800円前後

chef’s V 横浜ランドマークタワー店

住所
〒220-8105 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー5F
電話番号
050-5485-8305
営業時間
ランチ:11:00~15:30 月~土 ディナー:17:00~22:00(L.O.21:00) 日・祝日 ディナー:17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日
不定休日あり ※ビル休館日に準ずる
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/b789602/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

観覧車を間近で眺めながらパスタでお腹いっぱい! 『J PASTA terrace クイーンズスクエア横浜店』


みなとみらい駅すぐの「クイーンズスクエア」2階。V字形のウッドデッキの最尖端部にある『J PASTA terrace クイーンズスクエア横浜店』は、常時20数種類ものパスタがそろうパスタ専門店だ。

コスモワールドの観覧車を目の前に望むテラスは、25席。店内も合わせると65席のゆったりとした空間は、近隣ワーカーや在住の老若男女、土日になるとファミリーやカップル、サークル活動の打ち上げにと、ランチもディナーもとてもにぎやか。

パスタは、ペペロンチーノやミートソースはもちろん、クリームパスタ、スープパスタ、和風パスタと数種類の系統がある。さらに、マグロとアボカドを使った“ポキスパ”、釜揚げシラスを使った神奈川県ならでは“地産地消パスタ”など、独創的なメニューにも注目したい。

彩りの良い季節野菜をふんだんに使った「三浦野菜とベーコンのペペロンチーノ」(写真上)は、自慢の“地産地消パスタ”。信頼のおける三浦半島の八百屋から届く季節野菜が主役だ。ペペロンチーノに合う季節野菜をお任せでセレクトしてもらっている。

パスタだけでなくサイドメニューも充実。「ベーコンとしめじのサラダ」(写真上)は看板メニューのひとつでファンが多い。

味の決め手はドレンシング。厨房で時間をかけて少しずつハンドホイップで作っている。このサラダを必ず注文する常連客もいて、パスタを待つ間に味わうにはちょうどいいメニューだ。

ディナータイムには、アルコールのおつまみも豊富にラインナップ。ビール520円〜やワイン(グラス520円〜、ボトル2750円〜)をオーダーしたら、お供にはアヒージョがおすすめだ。

フレッシュバジルを大量に使い、厨房で作るバジルソースは風味にパンチがある。「小海老のアヒージョ」(写真上)は定番で、そのほかに、生ハムの盛り合わせ、カプレーゼなどの前菜も試してみてほしい。

『J PASTA terrace クイーンズスクエア横浜店』のパスタの歴史は1990年に遡る。藤沢市内の路地裏の14席の小さな店からスタート。独創的でていねいに作られるパスタのファンが徐々に増え、地元民に愛される行列の絶えない店となった。その頃に生まれたレシピはなんと400種類もあり、その中から選りすぐりを提供している。

「うちの味にハマる人が多く、週に3回通う人もいます」とは、ホール主任の市川秀治さん。「気に入った1種類をとことん食べるお客さま、片っ端から全種類を制覇するお客さまと嗜好はさまざまですが」。みなさんはどっち派? 足を運んで確かめてみて。

【メニュー】
・三浦野菜とベーコンのペペロンチーノ 1,400円
・ベーコンとしめじのサラダ 1,400円
・小海老のアヒージョ 880円

■予算
昼:1,300円~1,500円
夜:1,600円〜2,000円

貸切パーティー JPASTAテラス みなとみらい店

住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-9 みなとみらい東急スクエア2 2F
電話番号
050-5485-9311
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
ランチ 11:00~15:00
ディナー 17:00~21:00
定休日
1月1日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/g052839/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

開放感たっぷりのテラス席付きイタリアンカフェ『AMALFI CAFFE』


横浜美術館の真正面にある、テラス席が気持ちいいイタリアンカフェ『AMALFI CAFFE(アマルフィ カフェ)』。カフェの開放的な雰囲気の中、素材選びに余念がないイタリア料理を、気軽にリーズナブルに味わえる人気のレストランだ。

本店の七里ヶ浜店には海が見えるテラス席があり、ロケーションがイタリア・カンパニア地方の「アマルフィ海岸」(世界遺産)の雰囲気に似ていることから名付けられた。

店内は広々していて、ベビーカーや車椅子でも気軽に来店できるバリアフリーな空間に、スタッフの笑顔いっぱいのホスピタリティがあふれている。

圧倒的人気を誇るのはランチ。季節感たっぷりのセットメニューを展開し、なかでも「気まぐれランチ」1,000円は数量限定、売り切れ御免の人気メニューで、近隣ワーカーや女性グループが目指して来店するほど。

ランチタイムに続けて、ドリンクとケーキでひと息できるティータイム。そして夕暮れからはワインを飲む人も増えて落ち着いた雰囲気になっていく。多彩にそろうワインに合うおつまみを何皿か味わって、締めにピッツアやパスタを頬張るのがおすすめ。

また、パーティー(3名〜)も好評。飲み放題が付いたコースを4,000円、5,000円、6,000円の3種用意していて、20名以上なら貸切りも可能だ。

パスタはすべてショートパスタ。カサレッチェ(シチリアのパスタ)のほか、ニョッキもお目見えする。湘南のシラスを使ったパスタが人気だが、季節ごとに登場する新作もお見逃しなく。

たとえば秋なら、「サンマと銀杏のビアンコショートパスタ」(写真上)。アクセントに生姜とスダチを使うなど、季節の味をパスタのひと皿で存分に味わえる。

ピッツアはナポリ風。周囲のふちがぷくっと膨らみ、ほどよい焦げ加減の焼き立てが運ばれてくる。これはもうアツアツのうちに手を使ってダイナミックに頬張って味わおう。

「ピカンテ」(写真上)は、牛挽き肉、玉ネギ、オリーブ、ケッパー、ニンニク、ハラペーニョ、パプリカなどを使ったディナーメニューの定番だ。

「とろ〜りとろける定番濃厚ティラミス」(写真上)は、ドルチェ部門のパティシエが手がける自慢のデザート。ボリュームたっぷりだが、口にふくむと瞬く間に口どける軽さ。シェアしないで1人1皿をおすすめする。

終日気軽に立ち寄れる、ダイニングカフェと呼ぶにふさわしい人気店。

【メニュー】
・ピカンテ 1,350円
・サンマと銀杏のビアンコショートパスタ 1,230円
・とろ〜りとろける定番濃厚ティラミス 800円

■予算
昼:1,300円~1,400円
夜:2,000円〜2,300円

AMALFI CAFFE (アマルフィ カフェ)

住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1 MARK IS みなとみらい 1F
電話番号
045-319-4711
営業時間
11:00~23:00
定休日
不定休 *施設に準ずる)

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

ファンがわざわざ訪れる人気のイタリアン『Osteria Austro』


夕暮れると人通り少なく静かになる、周囲に飲食店がない街角にあるレストランが『Osteria Austro(オステリア アウストロ)』。四季を通じてジビエ料理が味わえる“届いた食材で作るうまいもん屋”だ。

あえて喧騒を離れた場所に店を構え、しかも、重い扉をつけて店内が見えないように設えた店構え。通りすがりの人が気軽に足を踏み入れられないオーラがある。

一方で、ホームページやSNSをしっかり活用して、食材や料理の内容についてどんどん発信。食材情報と料理への思いを読み「ここの料理が食べたい!」と願う人だけが、わざわざ遠方からも訪れる。実は、全国にファンを持つ予約必須のオステリアなのだ。

オーナーシェフは、長野県・黒姫出身の竹内浩さん。都内のイタリア料理店を経て2006年に独立。店づくりは、竹内さんが訪ねて印象に残っているヴェネト州のレストランの雰囲気をヒントにして、外壁に温かみのある石を多用しているのが特徴。

店内は小ぢんまりとしていて、カウンター5席とテーブル10席ほど。料理を作る竹内さんとの距離が近く、アットホームな雰囲気の中に活気が漂う。

平日ランチは1,320円〜、休日は2,420円〜。ランチコースは3,750円(要予約)。ディナーはアラカルトが中心だが、コースも6,600円〜用意する。ワインはトスカーナ州を中心に、およそ200〜300種用意。グラスは900円〜1,500円前後、ボトルは4,000円台からそろい、中心価格は5,000円〜7,000円。イタリア料理に合わせてイタリアワインを選ぶ時間も楽しい。

夜のメニューは基本的にアラカルト。お客が好きなものを自由にざっくばらんに食べてほしいと願うからだ。ひと皿のボリュームは2人でシェアできるくらい。2人なら、前菜1〜2品、パスタ1品、メイン1 品が目安の量。

自慢はなんといってもジビエ料理。魚介や野菜だけでなく、肉料理にも季節を感じてもらいたいと考え、もともと裏メニューとして常連客に提供していたジビエ。いただいた命を余すところなく調理するのも竹内さんの技術の賜物だ。ちなみに取材日は静岡県の下田で獲れた猪の肩ロースをグリル(写真上)に。

前菜、魚介料理、パスタ、ドルチェも季節を感じる逸品が待っている!

季節のフルーツを使う前菜に、うっとり。写真上は、「信州 川中島白桃と水牛モッツァレラとセミドライトマト、2種生ハムサラダピカンテ」。野菜は竹内さんの故郷、長野県黒姫から届く信州野菜がメインだ。

前菜の中でも定番メニュー「白レバーレアスモーク」(写真上)。鮮度が抜群にいい白レバーの鮮度そのままに伝えるため、軽〜くスモークを施したひと皿。

自らの店を「届いた食材で作るうまいもん屋」と、わかりやすく表現する竹内さん。まさにその通り、これまで食べたことのない料理にきっと出逢える!

【メニュー】
・信州「川中島白桃」と「水牛モッツァレラ」とセミドライトマト、2種生ハムサラダピカンテ 1,760円
・白レバーレアスモーク 970円
・下田猪のロースグリル 4,180円

■予算
昼:1,500円前後(土日の昼は3,000円前後)
夜:8,000円〜10,000円

Osteria Austro

住所
神奈川県横浜市中区北仲通3-34-2
電話番号
050-5487-2258
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
火~日
ランチ 11:30~15:00
(L.O.14:00)
<COURSE 13:30(L.O.)>
ディナー 18:00~22:00
(L.O.22:00)
<COURSE 21:00(L.O.)>
※日曜日、店休前日は ~21:00(L.O.)
定休日
月曜日
不定休日あり
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/e2rbvc9t0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

まさに天空のレストラン! 絶景もうれしい46階の『THE YOKOHAMA BAY』


ザ・タワー横浜北仲、通称「北仲ノット」46階にある『THE YOKOHAMA BAY』は、ランチ、ディナー、そして2軒目のバー使いも叶うレストラン。午前中から夜がふけるまで、1日を通じてめくるめく変化する景色が楽しめる。

「オークウッドスイーツ横浜」直通のエレベーターで一気に上がると、そこはまさに天空のレストランだ。

天井の高いゆったりとしたフロア、映画のシーンに登場しそうなバーカウンター、さらにリビング感覚でくつろげるテーブル席、ソファー席の個室も用意されている。

観光客も多いが、ザ・タワーの移住区に暮らす人、土日になるとファミリー層にも人気で、落ち着いた雰囲気を求めて訪れるリピーターも多い。

注目したいのはプリフィクススタイルのランチ2,970円だ。前菜1品+(メインorパスタorピッツァ)1品+デザート1品を自在に組み合わせて楽しめるお値打ちランチ!

ある日の前菜は、「神奈川野菜とツナコンフィのサラダ」「アボカドのタルタル」など4種。メインは「和牛サーロインステーキ フレンチフライと野菜添え」など4種、パスタ5種、ピッツァ4種、デザート4種からセレクトできる。

このプリフィクスランチにもディナーにも登場するピッツァを紹介しよう。

「PIZZA ディアヴォラ」(写真)の表情からも伝わるように、『THE YOKOHAMA BAY』のピッツァはファーストフード感覚のピッツァではなく、“ガストロノミーなピッツァ”。

レシピ監修は、スペイン・バルセロナで12年連続ミシュラン三つ星を獲得たレストラン『サン・パウ』にいたジェローム・キルボフ氏。ジェローム氏は、現在はバルセロナのピッツァレストラン『ノンナ・マリア』で、創造に富んだ新しいピッツァを作り続けている。

ジェローム氏の味を『ノンナ・マリア』以外で食べられるのは、世界中でこちらの『THE YOKOHAMA BAY』だけ! もちろん、ピッツァ以外もジェローム氏の監修によるメニューに出逢える。

パスタは、写真上のような伝統的パスタをはじめ、やさしい味わいのカルボナーラなど、シンプルだからこそクオリティの高さを感じるひと皿がそろう。

デザートの中でもとくにおすすめは「ジェローム バーント バスクチーズケーキ」(写真上)。バスク地方のチーズと北海道産の生クリームを使っていて、どっしり濃厚なタイプ。しかし、小麦粉を使わないグルテンフリーで、口の中でとろけて余韻が深いケーキだ。少しスモークした羊のチーズを使っているのでワインに合わせてもいいだろう。

なんといっても展望の良い46階という立地が魅力。食後も景色を眺めながら余韻に浸りたい。

【メニュー】
・ランチコース 2,970円
・PASTA 伝統的でシンプルなスパゲッティ ポモドーロ(トマトソース、ニンニク、バジル、チェリートマト) 1,540円
・シェフジェロームの特別レシピ バスク風チーズケーキ 1,078円

■予算
昼:3,500円
夜:5,000円〜6,000円

THE YOKOHAMA BAY

住所
〒231-0003 神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 ザ・タワー横浜北仲 46F
電話番号
045-323-9376
営業時間
月~日、祝日、祝前日: 11:00~15:00 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30) 15:01~22:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:00)
定休日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/kjx1z9m40000/

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記憶に刻まれるひと皿に出逢える『リストランテ OZIO(オッツィオ)』


2020年秋にオープンしたザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜。その14階にある『リストランテ OZIO(オッツィオ)』は当ホテルのメインダイニングだ。大塚浩介シェフが創造するフランス料理とイタリア料理がボーダレスになった、新しい料理を体感できる。

建物角に位置するため、コーナーがパーンと抜けていて横浜港をほぼ全貌でき、風景が間近という魅力は本当に素晴らしい。毎日眺めているスタッフも「とにかく景色がきれい、本当にきれいです」と絶賛する。

この景色を眺めながらの食事をさらに優雅に演出するのは、貝殻のようにデザインされたテーブル席だろう。プライベートが保たれながらも開放的な居心地で、横浜港に向かって座るや否や落ち着けて心ほぐれる。全面ガラス張りの縦長フロアに、わずか11テーブルのみとは、贅沢この上ない!

個室は2つあり、現代アートを思わせるモダンな雰囲気に設られている。小さな子ども連れで集う家族もあり、きめ細やかなサービス、ホスピタリティはホテル内のレストランはさすがだと感じずにはいられない。

2つのホテルに宿泊する人はもちろん、ランチタイムは女性グループや家族連れにも好評で「忘れ得ぬ食体験をもう一度」と、繰り返し訪れる人も少なくない。

大塚浩介シェフは、フランス料理界の巨匠ジャック・ボリー氏を師と仰ぎ、本質を見極めて、常にスペシャリティを磨き続けている注目の料理人だ。

その信条はひと皿ひと皿にきっちりと表現されていて、ランチもディナーもアミューズからデザートまでうっとりしっぱなしのコースが展開される。

おすすめのコースは、ランチは「リスペット」5,500円、ディナーは「キメラ」16,500円だ。

大塚シェフが好んで使う食材のひとつに、カナダ産のストレスのない美しい水で育ったオマール海老があり、ディナーの前菜にこのように登場する(写真上)。

食材をはじめ調理技法の視点ではフレンチを彷彿するが、肉料理の前にパスタ料理をいただく流れはイタリアンそのもの。コースが進むにつれて、何料理というより、大塚ワールドと向き合っているのだと感じさせられる。

パスタは手打ちのタリアテッレ。国産の薄力粉、強力粉など3種類の小麦粉をブレンドして、卵を加えたシンプルなパスタを使う。香りを封じ込めるために蓋をしてテーブルに運ばれ、ゲストの目の前で透明の蓋を取る。

ある日の肉料理(写真上)は、有田焼の白い皿に松阪牛のフィレ肉が鎮座。川のように描かれたトリュフのピューレ、色鮮やかなニンジンのピューレ、水玉模様のようなバターとコリアンダー、淡い色の小さな野菜が添えられる。

肉の表情から火入れの創意工夫がうかがえる。肉にストレスを与えないよう、遠赤外線のオーブンで75度をキープし2時間弱。最後に炭火で炙って完成だ。ナイフを入れても肉汁は一切流れない。

ロケーション、シェフが伝える新しいイタリア料理の世界、そして日常を遠ざけてくれるきめ細やかなサービス。大切な人と大切な時間を過ごしたいレストランへ。いつもよりおしゃれして出かけたい。

【メニュー】
・15,000円のディナーコースより
カナダ産クリアウォーターオマールのサラダ仕立て
ポルチーニのタリアッテレ 
松坂牛フィレ肉のポワレ キャロットピューレとトリュフのクーリ 薫り高いジュのソース オリオンキャラメリゼのコンディマン
・ワインのペアリング 11,000円〜

■予算
昼:5,500円〜
夜:16,500円〜
*別途サービス料10%

リストランテ OZIO(オッツィオ)

住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-3 THE KAHALA HOTEL&RESORT 14F
電話番号
045-522-0008
営業時間
朝食 7:00~11:00(L.O.10:00) 昼食 11:30~14:30(L.O.13:30) 夕食 17:30~22:00(L.O.21:00)
公式サイト
https://baycourt.jp/yokohama/restaurant/italian/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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毎日通っても飽きない! ライブ感あふれるカジュアルイタリアン『LITORANEO』


2020年に新築された真新しい市庁舎の2階にオープンした『LITORANEO(リトラーネオ)』。ピッツァやパスタ、カルパッチョやバーニャカウダなど、イタリア料理と聞いて誰もが連想する親しみあるイタリア料理で、大満足!

イタリア語で海辺を意味する店名に、ぴったりの立地。海から吹く風が爽やかに流れ込むような店内は70席。左手奥にはより落ち着けるボックス席もある。

大きく取った窓の外はウッドデッキ。目の前には、大岡川、ロープーウエイ「YOKOHAMA AIR CABIN」、横浜ランドマークタワーなど、横浜らしい風景が広がっている。

昼は気軽なランチセット、午後はケーキとドリンクで優雅なティータイム、夜は少し照明を落としてムーディーな雰囲気となりゆったりディナーを。1日を通して、市役所を訪ねた人や周辺で働いている人、暮らしている人が気軽に思い思いの時間を過ごしている。

メニューはシンプルでわかりやすいイタリア料理を展開するが、せっかくの外食の時間を存分に楽しんでもらおうと、家の食卓では味わえない品々、演出、サービスを大切にしている。

ランチ、ディナー共に一番人気の「マルゲリータ」(写真上)。厨房でていねいに仕込み、イタリア直輸入の大きな窯で焼き上げる生地は、もちもちっとしたナポリ風とカリカリでライトなローマ風(クリスピータイプ)のいいとこどりで表現。ボリューミーなのに軽い仕上がりゆえ、女性でも1人1枚いける!

野菜は、神奈川県三浦半島産の契約農家から届き、マルゲリータはミニトマトをなんと5種類も使用する。

トマトソースは使わず、ピッツァ生地とミニトマトを別々に窯へ入れて焼き上げ、後からミニトマト、ブッラータチーズ、バジルを盛り合わせるオリジナルのスタイル。切り分けても崩れることなく頬張れて、手でスマートに食べられるピッツァなのだ。

パスタのおすすめは「LITORANEOナポリタンdi Yokohama」だ。ナポリタンは、横浜山下町で1927年に開業した『ホテルニューグランド』が発祥。横浜のヒストリーを大切に、看板パスタに据えている。ベーコン、マッシュルーム、ピーマンが入ったどこか懐かしい味がするひと皿だ。

ドルチェはなんといっても「ティラミス」(写真上)。エスプレッソコーヒーをたっぷり染み込ませたスポンジにマスカルポーネクリームを合わせたベーシックなレシピだが、甘さは控えめ。ひと皿のボリュームは横浜随一ではないかと思うほど! シェアして味わうのもいい。ドルチェにはイタリアの揚げ菓子「カンノーリ」もある。

ランチセットはサラダとスープが付いて980円〜。「本日のパスタ」は毎日通っても飽きないようにと日替わりで用意する。肉料理、魚料理も入ったランチコース1,980円〜も好評だ。

ディナーは、アラカルトが充実。目の前でスライスしてもらえる生ハムの盛り合わせ1,980円、バーニャカウダ1,280円、相模豚のグリル1,980円など心躍るメニュー尽くしで、ワインをオーダーする人も多い。グラスワイン550円、リーズナブルなボトルワイン2,000円〜3,000円台がそろうので、料理と合わせて気軽に楽しみたい。

【メニュー】
・マルゲリータ 1,480円
・LITORANEO ナポリタン di Yokohama 1,480円
・ティラミス 980円

■予算
昼:1,200円
夜:3,500円〜4,000円

LITORANEO 横浜みなとみらい

住所
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町6-50-1 横浜市庁舎 ラクシスフロント 2F
電話番号
045-263-8115
営業時間
11:00~23:00
定休日
不定休日あり ※ビルに準ずる
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/gd7shs4d0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。