【幸食秘宝館】まさか自由が丘にこんな店が!幸せで自由な街の驚きに満ちた、通いつめたくなる名店3選

【幸食秘宝館】グルメサイトでもなかなか表れない、本当は教えたくない至福の隠れ家。街をさすらい、街に愛された賢人だけが知っている、店選びの黄金律。人気のレビューでは辿り着けない、「幸食の秘宝」そっと教えます。

2016年10月05日
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【幸食秘宝館】まさか自由が丘にこんな店が!幸せで自由な街の驚きに満ちた、通いつめたくなる名店3選
Summary
1.知らないとモグリ? の知られざる至宝
2.一軒目でも〆でも使える自由が丘では唯一無二のスタイルが楽しい一軒
3.「現地そのままの味」と「あの頃のままのスタイル」の至極の二軒

#004自由な街の幾つもの顔 、自由が丘

「僕の学校の日のノートの上に、読まれたすべてのページの上に、僕は書くお前の名前を」。ヒトラー政権下のフランスで書かれた、ポール・エリュアールの有名な詩、「自由」はそんな風に始まる。

そして「僕は生まれた、お前を知るために、お前に名づけるため、自由と」と締めくくられる。
この詩を思い出すたび、僕はある街を思い出す。
自分の街を「自由」と名づけてしまった、自由が丘の物語だ。碑衾村(ひぶすまむら)という渋い地名が自由が丘になったきっかけは、昭和2年、手塚岸衛がこの地に作った自由ヶ丘学園だ。
その後、「自由」という言葉に惹かれて、ダンサーや音楽家、画家、文人たちが集まり出し、自分たちの街を自由が丘と呼ぶようになる。

そして、その名前に誇りと愛を持った住人たちは、戦時中、国から変更勧告を受けても決して応じなかった。まさに自由の化身であることを宿命づけられた街は、ありとあらゆる文化を吸収し、いくつもの魅力的な顔を持っている。
スイーツと雑貨屋だけの街では決してない、自由が丘の素敵な底力をお教えしよう。

昔日の自由が丘を伺わせるビルに佇む、唯一の立ち呑み。
八重山そのままの食材に出会える、実は昼飲みも可能な店。
自由が丘の歴史と共にある、今も変わらないダイナー。
もちろん3軒とも、自由が丘の知られざる至宝だ。

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