1962年に開業した、虎ノ門の高台に立つ「ホテルオークラ東京」は、世界中のセレブリティに愛されてきた日本を代表するホテル。つい先日、2019年の再開業に向けて、生まれ変わる準備を始めたところである。和のホスピタリティを随所に感じられる「オークラ流」のおもてなしは、外国人のみならず、日本国内にも熱烈なファンが多い。
今回は、世界中のセレブリティを魅了してきたホテルオークラ東京の２人のシェフに、とっておきの朝食レシピを教えてもらった。
朝食レシピはお手軽に♪シンプルなオープンサンド「アイツマイター」
ホテルオークラ東京の小澤弘幸シェフからは、オランダの代表的な朝食オープンサンド「アイツマイター」のレシピを教えていただいた。
小澤シェフがホテルオークラアムステルダム勤務時代に覚えたという「アイツマイター」は、トーストにハムやチーズ、目玉焼きを乗せたオランダ風のオープンサンド。美味しく仕上げるポイントは、目玉焼きを焼きすぎないことだそう。トロリと出てくる黄身がおいしいソースになるのだ。今回はハムを利用したが、チキンやベーコンでもまた違った味わいが楽しめそう。
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パンケーキとクレープの中間、「パネクーケン」はクセになるおいしさ
同じくホテルオークラ東京塚本伸次シェフからも、オランダの朝食レシピを伝授していただいた。ホテルオークラ東京は、世界一と賞されたフレンチトーストを提供することでも有名だが、「フレンチトースト以外にもホテルならではの朝食を堪能してほしい」という塚本シェフのオススメは、オランダ風パンケーキ「パネクーケン」。
通常は米粉を利用しているが、今回はご家庭用にアレンジしてホットケーキミックスを利用。生地にヨーグルトを入れて少し発酵させることにより、よりなめらかな質感に仕上げている。
今回のように生ハムや野菜をトッピングするのはもちろん、フルーツにチョコレートソース、生クリームなどをトッピングしてスイーツ風に楽しむのもまた良い。パンケーキより薄くクレープより厚い、モチモチ食感の「パネクーケン」を、是非ご家庭でも楽しんでみてほしい。
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焼いて乗せるだけ、というシンプルさでありながら、酪農王国オランダ生まれの朝食はどこか優しく、オシャレなルックス。
休日の朝食だけでなく、忙しい平日の朝にも活用したい。
【記事提供元】
プロから学ぶ簡単家庭料理「シェフごはん」
オランダの代表的朝食オープンサンド「アイツマイター」
オランダスタイルのパンケーキ「パネクーヘン」