30分で生地もソースも完成!休日ランチに作りたい基本ニョッキ

忙しいから料理を作る時間はなかなかないけど、たまには本格的(に見えるよう)な料理を作ってみたい。今回は、ぐるなびのレシピサイト「シェフごはん」より、手軽でプロの技が散りばめられた厳選レシピをお届けします。

2016年01月09日
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30分で生地もソースも完成!休日ランチに作りたい基本ニョッキ
Summary
1.モチモチ食感に仕上げるポイントは"こねない"こと
2.ベースはパルミジャーノとパン粉だけ!簡単ソースでワンランク上のランチを
3.生地は冷凍保存もOK!イタリアの定番家庭料理「ニョッキ」を気軽に楽しもう

「ニョッキ」と聞くとイタリアンレストランで食べるもの、というイメージをお持ちの方も多いのではないだろうか。
「そもそもどうやって作るの?」「何が原材料なの?」と、意外とその正体を知らない人も。

ニョッキとは、じゃがいもと小麦粉を混ぜ合わせて作るパスタの一種。イタリアの家庭料理の定番であるが、実は古代ローマの時代から作られてきた、歴史ある料理なのだ。

そんなイタリアで愛され続ける「ニョッキ」、今回は基本の生地作りから応用レシピまでをまとめてご紹介。
イタリアンシェフ直伝のこのレシピは想像以上に簡単なので、読めばきっと試してみたくなるはず!

材料シンプル!基本のニョッキは“こねない”ことでモチモチ食感に

広尾の人気イタリアン「オステリアルッカ」の桝谷周一郎シェフ(そして北陽のあぶちゃんの旦那様!)にご紹介頂いたのは基本の「手作りじゃがいものニョッキ」だ。

しっかりと皮付きのまま蒸したじゃがいもを裏ごしし、パルミジャーノチーズ、塩、強力粉を混ぜ合わせていく。
“生地をつくる=こねる”というイメージが強いかもしれないが、このレシピのポイントはこねないようにすること。こねると強力粉からグルテンが出て、モチモチとした食感が出にくくなってしまうためだ。あくまでも切るようにサクっと混ぜることを意識しよう。
ある程度まとまったら、卵を割り入れ、生地をまとめて、仕上げに成形するだけ。そう、ニョッキの生地作りは意外と簡単なのだ。
丸型にまとめてフォークで跡をつける成型方法も一般的だが、桝谷シェフが教える親指でクルンとカーブさせる方法だとさらに雰囲気が増すので、ぜひ試してほしい。

お店のモチモチニョッキを再現できるこのレシピ。「今日は時間に余裕があるなあ」「のんびり料理でもするかな」そんな休日にもぴったり。
余った生地は冷凍保存も可能なので、たくさん作って保存しておけば、いつでも気軽に楽しめる。

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調理時間はたったの10分!パン粉とパルミジャーノチーズで即席絶品パスタが完成

同じく桝谷シェフから、先ほどのじゃがいもニョッキを利用した「じゃがいものニョッキパン粉のソースかけ」のレシピをご紹介いただいた。

ニョッキに香ばしいパン粉とパルミジャーノチーズをたっぷりふりかけた、簡単なのに本格的な見た目に仕上がる一皿だ。
今回は乾煎りしたパン粉をシンプルに利用しているが、桝谷シェフ曰く、そこにニンニクのみじん切りやハーブ類を加えると、パスタだけでなく魚介系の料理にも合うパン粉ソースに変身するとのこと。これはすぐに試せそうだ。
ニョッキは茹であがるのが1~2分と早いので、お湯の表面にプカッと浮かんできたら素早くすくい、茹ですぎないように注意しておきたい。
モチモチ食感のニョッキとサクサク香ばしいパン粉のソース、そのコントラストを包み込むように広がるパルミジャーノチーズの香り。極上のハーモニーを手軽に楽しめる。

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【記事提供元】
プロから学ぶ簡単家庭料理「シェフごはん」
「手作り じゃがいものニョッキ」レシピ
「じゃがいものニョッキ パン粉のソースかけ」レシピ