米といっしょに炊飯器に入れるだけ!ほっとくだけで旨みたっぷりな肉丼が完成する、簡単丼ぶりレシピまとめ

2016年08月23日
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米といっしょに炊飯器に入れるだけ!ほっとくだけで旨みたっぷりな肉丼が完成する、簡単丼ぶりレシピまとめ
Summary
1.豚の脂の甘みがじゅわっと広がるジューシーな「角煮丼」
2.甘辛味でごはんがモリモリ進む「鶏チャーシュー丼」
3.とろ〜り卵が相性抜群!煮汁までおいしい「つゆだく牛丼」

肉好きにも白米好きにもたまらないのが「肉丼」。肉からあふれるジューシーな肉汁と甘辛ダレがごはんに合わされば、だれもが思わずかきこみたくなるほどのおいしさ。

そんな最強タッグの肉丼、実は火を使わず、”炊飯器だけ”で作れるのをご存じだろうか。一見難しそうな角煮丼も、鶏チャーシュー丼も、牛丼さえも、炊飯器さえあれば調理時間たった10分で完成してしまうのだ。
作り方は、耐熱性のポリ袋に肉丼の具を入れ、お米といっしょに炊くだけ。ほっかほかのご飯と肉丼の具材が同時に完成する。
簡単レシピから生まれる本格的な味わいにきっと驚くことだろう。それではさっそく、作り方をご紹介。

1.煮卵も同時に作れる! 脂身の甘さがジュワッと広がる、ボリュームたっぷり「豚角煮丼」

ジューシーな角煮と、うまみたっぷりの調味液が染みこんだ煮卵を同時に作れる角煮丼。
長ねぎはシャキッとした食感が程よく残ってアクセントに。お好みで練りカラシをつけながら味わえば、味にパンチが加わって飽きずにペロリと食べられる。

<レシピ>

▼材料(1人分)
・米 … 1合分
・水 … 1合分
・長ネギ … 1/4本
・生姜 … 1かけ
・豚バラ塊肉 … 200g
・茹で卵 … 1個
・練りからし … 適量
<A>
・水 … 大さじ2
・醤油 … 大さじ2
・砂糖 … 小さじ4
・酒 … 大さじ1

▼作り方(調理時間:10分)※炊く時間約60分は除く
① 炊飯器に米をといで入れ、水を加えて30分おく。長ネギは斜め7mm幅に切る。生姜は薄切りする。豚バラ塊肉を厚さ1.5cmの大きめのひと口サイズに切る。
② 耐熱性のポリ袋に豚バラ塊肉、長ネギ、生姜、茹で卵、Aを入れて混ぜ、口をとじる。
※時間があるときは、30分おくと味が馴染みやすくなる。
③ ①の米の上に②をのせて炊く。
④ ごはん適量を器に盛り、耐熱性のポリ袋の中身をのせて練りからしを添え、お好みで糸唐辛子(分量外、適量)をのせる。

2.甘辛な味付けにご飯が止まらない! 照り照りの「鶏チャーシュー丼」にはキムチを添えて

照り照りで甘辛な味付けにご飯はすすむ鶏チャーシュー丼。
青ねぎの食感と清涼感、キムチの酸味と辛みが加わることで、食べるごとに味の変化を楽しめる。タレの甘みづけに砂糖とハチミツの2種類を入れることで、深みのある甘さに仕上がる上、鶏肉がしっとりとした仕上がりになる。

<レシピ>

▼材料(1人分)
・米 … 1合分
・水 … 1合分
・青ねぎ … 適量
・鶏もも肉 … 200g
・刻み海苔 … 適量
・キムチ … 適量
<A>
・水 … 大さじ2
・醤油 … 大さじ2
・砂糖 … 小さじ2
・ハチミツ … 小さじ1
・酒 … 大さじ1

▼作り方(調理時間:10分)※炊く時間約60分は除く
① 炊飯器に米をといで入れ、水を加えて30分おく。青ねぎは小口切りする。鶏もも肉を観音開きにしてフォークで数カ所穴をあけ、手前から巻いてたこ糸でしばる。
② 耐熱性のポリ袋に鶏むね肉、Aを入れて混ぜ、口をとじる。
※時間があるときは、30分おくと味が馴染みやすくなる。
③ ①の米の上に②をのせて炊く。
④ ごはん適量を器に盛って刻み海苔をのせ、耐熱性のポリ袋の中身を取り出して切り分けてからのせ、青ねぎを散らし、キムチを添える。

3.煮汁たっぷりの「つゆだく牛丼」にはとろ~り卵黄をたっぷり絡めて

やわらかい牛肉とたっぷりの煮汁をごはんにのせて食べるつゆだく牛丼。
濃い味の煮汁は、それだけでごはんを丼一杯食べられそうなほどうまみたっぷり。醤油、オイスターソースを使用することで深みのある味わいに仕上がっている。とろ~り卵を絡ませれば最強の組み合わせが完成。
よりジューシーに仕上げるには肉選びも重要。牛こま切れ肉は肉の1/3ほどが脂身のものを選ぶようにしてほしい。

<レシピ>

▼材料(1人分)
・米 … 1合分
・水 … 1合分
・玉ねぎ … 1/2個
・ニンニク … 1かけ
・生姜 … 1かけ
・青ねぎ … 適量
・牛こま切れ肉 … 200g
・卵黄 … 1個
<A>
・水 … 大さじ2
・醤油 … 大さじ1
・酒 … 大さじ1
・オイスターソース … 小さじ1
・ハチミツ … 小さじ2

▼作り方(調理時間:10分)※炊く時間約60分は除く
① 炊飯器に米をといで入れ、水を加えて30分おく。玉ねぎは薄切りする。ニンニク、生姜はすりおろす。青ねぎは小口切りする。
② 耐熱性のポリ袋に玉ねぎ、牛こま切れ肉、ニンニク、生姜、Aを入れて口をとじる。
※時間があるときは、30分おくと味が馴染みやすくなる。
③ ①の米の上に②をのせて炊く。
④ ごはん適量を器に盛り、耐熱性のポリ袋の中身を取り出してのせ、たっぷりのつゆをかける。
⑤ 卵黄をのせ、青ねぎを散らす。

炊飯器があれば、肉好きも米好きも大満足の絶品肉丼が作れる。特別な材料は使用せずとも簡単に作れるので、ガッツリ食べたい日にぜひ気軽に試してみて。



<レシピ作者プロフィール>
五十嵐ゆかり(管理栄養士・料理研究家)
株式会社フードクリエイティブファクトリー代表。1987年生まれ、千葉県出身。
日々の暮らしに取り入れやすい健康レシピを提案している。企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。魅力発信☆むつざわ未来ラボの一員として出身地の千葉県長生郡睦沢町のPRをするなど、地域活性化活動にも取り組んでいる。

著書に「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」や「発酵いらずのちぎりパン」、「塩レモンでつくる基本のおかず」など。
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