サクサクねっとりが絶品!「里芋のチーズフリット」や「里芋ポテサラ」など、旬を味わう洋風おつまみレシピ

2017年09月21日
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サクサクねっとりが絶品!「里芋のチーズフリット」や「里芋ポテサラ」など、旬を味わう洋風おつまみレシピ
Summary
1.旬の里芋を「洋風おつまみ」にアレンジ!
2.イモ類の中で、里芋が最も低カロリーでヘルシーな食材
3.里芋フリットや里芋サラダなど、おもてなしにも使えるレシピ3選

8月下旬~12月にかけてが旬の「里芋」。この時季の里芋は食感が柔らかく、うまみが凝縮されているのが特徴だ。

家でもおいしく味わいたいが、里芋といえば煮物が定番で、どうしてもマンネリになりがち。でも、里芋のねっとり食感とうまみを活かせば、さまざまなアレンジを楽しむことができる。

そこで今回は、旬の里芋を「洋風おつまみ」として楽しめるアレンジレシピをご紹介。
高カロリーなイメージがあるイモ類だが、里芋は意外とヘルシー。ジャガイモに比べて低カロリー&低糖質で、さらには里芋のぬめり成分が善玉菌のエサになることで、腸内環境を整えてくれる働きも期待できる。

つまり、里芋を上手に使えば、おいしさ、健康、食べごたえ全てを叶えてくれるおつまみが作れるということ! 食欲の秋にぴったりの絶品おつまみレシピをさっそく紹介していこう。

1.サクサクねっとり! パルメザンチーズ&青のりの風味があとを引く「里芋のチーズフリット」

里芋特有のねっとり食感を楽しみたいなら、「里芋のチーズフリット」がオススメ。
キツネ色になるまで衣をしっかりと揚げることで、外はサクサク、中はホクホクねっとりの食感のコントラストを楽しむことができる。さらには、衣にパルメザンチーズと青のりを加えることで、風味にもアクセントを。
和にも洋にも合う、あとを引く味わいのおつまみが完成だ。

■材料 (1人分)

・里芋 … 3個
・塩コショウ … 少々 
・[A]小麦粉 … 35g
・[A]片栗粉 … 15g
・[A]ベーキングパウダー … 2g
・[A]パルメザンチーズ(粉チーズ) … 小さじ1/3
・[A]水 … 50ml
・揚げ油 … 適量
・塩 … 適量
・青のり … お好み

■作り方 (調理時間:25分)

① 里芋をよく洗い、耐熱皿にのせてラップをする。600Wの電子レンジで5分加熱し、粗熱がとれたら皮をむく。 

② Aを混ぜ合わせた衣を、①に絡ませる。

③ 170℃の揚げ油でキツネ色になるまで揚げる。

2.白ワインとも好相性! クリームチーズ入りで酸味まろやかな「里芋とツナのポテトサラダ」

「里芋とツナのサラダ」は、じゃがいもで作るポテトサラダよりも密度のあるクリーミーな食感が特徴。
マヨネーズと一緒にクリームチーズを混ぜ合わせることで、酸味が和らぎ上品な味わいに。そこにツナを加えることで塩気がプラスされ、お酒の進む味わいに仕上がった。
ねっとりと広がる里芋のうまみとチーズの風味は、白ワインとも相性抜群。家飲みでさらっと出せば、組み合わせの意外性に一目置かれちゃうかも?

■材料(1人分)

・里芋 … 2個
・ツナ … 1/2缶(35g)
・キュウリ … 1/3本
・塩コショウ … 小さじ1/3
・クリームチーズ … 15g
・マヨネーズ … 大さじ1
・パセリ … 10g

■作り方(調理時間:25分)

① 里芋をよく洗い、耐熱皿にのせてラップをする。600Wの電子レンジで5分加熱し、やけどに注意しながら熱いうちに皮をむいてボウルに入れ、マッシャーで粗く潰す。

② キュウリは薄い輪切りにして塩もみして洗い、よく水分を切っておく。パセリは刻む。

③ ①のボウルにクリームチーズ、マヨネーズを加えて混ぜたら、②、ツナ、パセリを加えてさらに混ぜ、塩コショウで調節して完成。

3.片手でカジュアルに食べられる! いろいろフレーバーで楽しむ「きぬかつぎ」

「きぬかつぎ」とは、平安時代の女性の衣装「衣被ぎ(きぬかつぎ)」になぞらえて名付けられたもの。里芋の上部の皮を剥き、そこに調味料を付けて食べるだけのシンプルなレシピだが、これがまた里芋本来のおいしさを味わうにはうってつけ!
今回は、カレー味、柚子胡椒マヨ味、ピリ辛味噌味を紹介するが、合わせるお酒や好みによって違う調味料と組み合わせにも挑戦してみてほしい。
片手で持ちやすくスナック感覚で食べられるので、カジュアルなおつまみとしても重宝しそう。

■材料(1人分)

・里芋 … 6個
・塩 … 大さじ1/2
<カレー味>
・[A]カレー粉 … 小さじ1/4
・[A]塩 … 少々
<柚子胡椒マヨ味>
・[B]マヨネーズ … 小さじ1
・[B]柚子コショウ … 小さじ1/4
<ピリ辛味噌味>
・[C]味噌 … 小さじ1/2
・[C]ゴマ油 … 小さじ1/2 
・[C]豆板醤 … 小さじ1/4

■作り方(調理時間:15分)

① 里芋の下部1cmを切り落とし、上部に包丁を入れて皮を剥く。

② 鍋に里芋を入れ、浸るほどの水と塩を加え中火で沸騰させる。 

③ 沸騰したら中火で7分茹で、柔らかくなったらザルにあげる。  

④ 材料A、B、Cをそれぞれ合わせておき、里芋の上に塗って完成。

和のイメージが強かった里芋を、洋風に楽しめるおつまみレシピを紹介した。
里芋は1年中手に入る食材ではあるが、旬の時期はうまみやねっとり感が強く、そのおいしさは段違い。1番おいしい時期だからこそ、秋の夜長の晩酌にぜひ取り入れてみてほしい!




【レシピ作者プロフィール】
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
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