さといもで作る「ニョッキ」がモチモチねっとりで超おいしい! 基本の作り方と簡単アレンジレシピ

2017年11月28日
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さといもで作る「ニョッキ」がモチモチねっとりで超おいしい! 基本の作り方と簡単アレンジレシピ
Summary
1.ねっとり感と風味ある味わいがおいしい!基本のさといもニョッキの作り方
2.肉感ゴロゴロ!食感楽しい「さといもニョッキのボロネーゼ」
3.カリッと焼き色が食欲そそる!「さといもニョッキの濃厚チーズソース」

■さといもで作る「基本のさといもニョッキ」の作り方

イタリアの代表的家庭料理である「ニョッキ」。
一般的にはじゃがいもを使うのだが、さといもを使うことで独特のねっとり感を活かしつつ風味のある味わいに仕上がる。茹で上がったさといもは冷めてしまうとたちまち硬くなってしまうので、熱いうちに潰すのがポイントだ。また、さといもを潰す時にわざと粗く潰して食感を残しても食べごたえが出る。

さっそく「基本のさといもニョッキ」を作ってみよう。

■材料(2人分)

・里芋...200g
・小麦粉...100g
・塩...小さじ1/4

■作り方 (調理時間:30分)

① 里芋は皮を剥き、茹でる。竹串が通るくらいに柔らかく茹でたら取り出してザルにあげて水気をきる。

② ボウルに移し、熱いうちに潰す。塩を加え、少しずつ量を調整しながら、数回に分けて小麦粉を加えていき、耳たぶぐらいの柔らかさになるまでこねる。

③ 台に打ち粉(分量外)をし、手で丸めてフォークで押し成形してゆく。

④ 鍋にお湯を沸かし、熱湯に③を入れてゆでる。

⑤ 浮き上がってきてひと呼吸(数秒)おいてから水にとり、さっとしめたら水気をきり、器に盛れば完成。

続いて、「さといもニョッキ」にぴったりな味付けの、アレンジレシピを紹介していこう!

■肉感ゴロゴロ!食感が楽しい「さといもニョッキのボロネーゼ」

ねっとり感のあるさといもニョッキに、細かくみじん切りした野菜の食感や、ジューシーな牛ひき肉たっぷりの肉々しいボロネーゼソースの組み合わせ。

ほっくり優しい味のさといもニョッキはそのユニークな食感と形から、ソースとしては具材がゴロゴロとしているボロネーゼソースとの相性も抜群。お好みでタバスコをかけてもおいしく召し上がれる。

■材料(2人分)

・さといもニョッキ...2人分
・ニンニク...1片
・タマネギ...1/2個
・ニンジン...1/4本
・オリーブオイル...大さじ2
・牛挽き肉...100g
・ローリエ...1枚
・小麦粉...小さじ1
・赤ワイン...大さじ2
・ホールトマト...1/2缶
・ナツメグ...適量
・塩...小さじ1/4
・コショウ...適量
・パルミジャーノチーズ...適量
・パセリ...適量

■作り方(調理時間:20分)

① ニンニクはみじん切り、タマネギ、ニンジンもみじん切りにする。

② フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクを香りが出るまで中火で炒め、タマネギを加え透き通るまで炒める。

③ ②にニンジンとローリエを加え、じっくりと炒める。

④ ③に牛挽き肉を加えて炒め、小麦粉をふるい入れる。

⑤ 赤ワインを加え、汁気がなくなるまで煮詰める。

⑥ ホールトマト、ナツメグを加えて5分煮込み、塩コショウで味を整える。

⑦ ⑥に里芋のニョッキを加え、絡めるようにしながら温める。

⑧ 器に盛り、パルミジャーノチーズとパセリを散らして完成。

■カリッと焼き色が食欲そそる!「さといもニョッキの濃厚チーズソース」

さといもニョッキはフライパンで軽く焼くことで、香ばしさと風味が格段にアップする。

焼いた表面はカリッと、中はねっとりという食感が楽しめるのだ。そこに絡める濃厚チーズソースにはゴルゴンゾーラチーズを使用。クセのあるチーズだが白ワインを最初に加えることで臭みが抑えられ、さといもの独特な食感とのマリアージュは一度食べればクセになること間違いなしの病みつきレシピだ。

■材料(2人分)

・さといもニョッキ...2人分
・白ワイン...100ml
・生クリーム...100ml
・ゴルゴンゾーラ...50g
・バター...10g
・塩...小さじ1/4
・コショウ...適量
・タイム...適量

■作り方(調理時間:20分)

① フライパンに白ワインを入れ、弱火で煮詰める。

② ①に生クリームとゴルゴンゾーラを加え、濃度が付いてどろっとするまで混ぜながら煮詰める。

③ 塩コショウで味を整え、バターを加えて溶かす。

④ さといもニョッキは別のフライパンで表面を炒め焼きにし③に加えよく絡めたら、器に移し、タイムを飾って完成。

さといもニョッキの作り方を紹介した。和風の印象が強いさといもだが、ニョッキにすることで洋風メニューにも使いやすく、ジャガイモとは一味違うねっとり感もたまらない。可愛らしい見ためとは裏腹に食べごたえ十分なので、ついつい食べすぎには要注意。工程は非常に簡単なので、さといもがあれば、ぜひとも試してほしい。


【レシピ作者プロフィール】
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
HP:http://foodcreativefactory.com/
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