「燃焼系スープ」で代謝アップ! 燃焼効果が期待できる管理栄養士監修レシピ3選【作り置きOK】

2018年01月20日
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「燃焼系スープ」で代謝アップ! 燃焼効果が期待できる管理栄養士監修レシピ3選【作り置きOK】
Summary
1.管理栄養士がオススメ! 代謝アップに貢献する「燃焼系スープ」レシピ3選
2.「カプサイシン」や「L-カルニチン」など、燃焼効果が期待できる栄養素たっぷり
3.作り置きができるので、週末に作って平日に食べるのがオススメ!

会食でついつい食べ過ぎてしまった…。家にいて体を動かさなかったので、代謝が落ちている気がする…。ちょっと体型が気になってきた…。

こんな状況に当てはまる人、結構多いのでは?

そこで今回は、そんな不摂生な生活のリセットに役立ち、さらに代謝をあげるサポートが期待できる管理栄養士オススメの「燃焼系スープ」をご紹介。
すべて作り置きができるため、毎回作るのは面倒という人でも日々の食生活に取り入れやすいのも嬉しいポイント!

■カプサイシンが代謝の促進をサポート! ピリ辛風味がおいしい「チゲ風海鮮スープ」

唐辛子に含まれる「カプサイシン」は、代謝促進をサポートする働きが期待できる。今回紹介する「チゲ風海鮮スープ」では、このカプサイシンを含むラー油とキムチを使うことで、体の中から温めて代謝を上げる工夫を。

作り方も、材料を切って順番に鍋に入れて加熱していくだけなのでとっても簡単。肉類を加えなくても、むきエビやアサリなどから出る海鮮だしと、それをたっぷりと吸ったきのこ、キャベツのおかげで満足度は◎。

調理のポイントとしては、木綿豆腐をあらかじめひと口サイズに切ってからキッチンペーパーに包んでおくこと。このひと手間で、豆腐の水分が程よく抜けて食感がよくなる。

■材料 (3食分)

・キャベツ … 1/4個
・長ネギ … 1本
・シメジ … 1パック
・むきエビ … 8尾
・アサリ(砂抜き済み) … 150g
・木綿豆腐 … 300g
・[A]水 … 600ml
・[A]ラー油 … 小さじ1
・[A]キムチ … 100g
・[A]酒 … 大さじ1
・[A]醤油 … 大さじ1
・[A]ホタテだしの素(もしくは鶏ガラスープの素) … 大さじ1/2
・塩、コショウ … 適量

■作り方(調理時間:15分)

① キャベツはざく切りする。長ネギは斜め1cm幅に切る。シメジは石づきを切り落としてほぐす。木綿豆腐はひと口サイズに切ってキッチンペーパーで包む。

② 鍋にAを入れて強火で熱し、煮立ったらキャベツ、長ネギ、シメジ、むきエビを加え、再び煮立ったら蓋をして3分煮る。

③ アサリを加えて蓋をし、口が開くまで2分ほど煮たら木綿豆腐を加えて温め、塩、コショウで味を調える。

■作り置き期間

冷蔵庫で3〜4日間を目安に食べきる。

■L-カルニチンとショウガオールがダイエットをサポート!「牛肉と生姜の中華スープ」

牛肉が持つ「L-カルニチン」は脂肪燃焼をサポートする働き、生姜が持つ「ショウガオール」には代謝促進をサポートする働きが期待できる。

牛肉は香りが強いが、生姜やニラなどと一緒に調理することで上品な味のスープに仕上がる。もやしは最後に加え、温め直す際にはグツグツと沸騰させないようにすると、シャキシャキとした食感を最後まで楽しむことができる。

■材料 (3食分)

・白菜 … 1/6〜1/4株
・人参 … 1/8本
・生姜 … 1かけ
・牛切り落とし肉 … 300g
・ニラ … 1/2袋
・もやし … 1袋(200g)
・乾燥わかめ … 3g
・[A]水 … 600ml
・[A]酒 … 大さじ1
・[A]オイスターソース … 小さじ2
・[A]醤油 … 小さじ2
・[A]鶏ガラスープの素 … 大さじ1/2
・塩、コショウ … 適量

■作り方(調理時間:15分)

① 白菜はざく切りする。人参は短冊切りにする。ニラは5cm幅に切る。生姜はすりおろす。乾燥わかめは水で戻す。

② 鍋にAを入れて強火で熱し、煮立ったら白菜、人参、生姜、牛切り落とし肉を加えて蓋をする。再び煮立ったら中火にして3分煮る。

③ ニラ、もやし、乾燥わかめを加えて蓋をして、中火のままさらに1分煮たら、塩、コショウで味を調える。

■作り置き期間

冷蔵庫で3〜4日間を目安に食べきる。

■ココナッツときのこでヘルシーに!「きのこたっぷりグリーンカレースープ」

きのこに含まれる食物繊維は、腸内環境を整えて代謝促進をサポートする働きが期待できる。3種類のきのこを組み合わせることでそれぞれの風味が重なり合い、味わい豊かに。
また、ココナッツミルクに含まれるラウリン酸は免疫力向上に役立つとされるため、体の機能向上を助けて痩せやすい体作りのサポートが期待できる。さらに鶏肉は手羽先を使うことで、食べるスピードをゆっくりにし、食べ過ぎ防止に繋げる工夫を。

グリーンカレーはナンプラーのみを使用するのが一般的だが、このレシピでは醤油もプラス。ナンプラーと醤油は併用することでコクが増すので、味に深みを与えてくれる。

■材料 (3食分)

・赤パプリカ … 1個
・しいたけ … 3枚
・エリンギ … 2本
・えのき … 1株
・手羽先 … 6本
・パクチー(お好み) … 適量
・[A]水 … 200ml
・[A]ココナッツミルク缶 … 1缶(400g)
・[A]グリーンカレーペースト … 20g
・[A]ナンプラー … 小さじ2
・[A]醤油 … 小さじ1
・塩、コショウ … 適量

■作り方(調理時間:15分)

① 赤パプリカは1cm幅に切る。しいたけは薄切にりする。エリンギは短冊切りにする。えのきは石づきを切り落として3等分に切る。

② 鍋にAを入れて強火で熱し、煮立ったら赤パプリカ、しいたけ、エリンギ、えのき、手羽先を加え、再び煮立ったら蓋をして5分煮る。

③ 塩、コショウで味を調える。食べるときにお好みでパクチーを2cm幅程度に切って散らす。

■作り置き期間

冷蔵庫で3〜4日間を目安に食べきる。

今回紹介した「燃焼系スープ」を活用すれば、代謝アップに貢献する食材を手軽かつ日常的に取り入れることができる。ぜひ、食生活に取り入れて、体型維持に役立ててみてほしい。



【レシピ制作者プロフィール】
管理栄養士・料理研究家
五十嵐ゆかり(フードクリエイティブファクトリー・マネジメント)

グルテンフリーレシピや減塩でもおいしく作れる料理のコツなど、日々の暮らしに取り入れやすい健康レシピを提案している。美容や健康にうれしい要素を取り入れたレシピを得意とする。企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。

魅力発信☆むつざわ未来ラボの一員として出身地の千葉県長生郡睦沢町のPR、PAKUTASOフリー素材モデルとして福岡県大刀洗町のPRに携わるなど、地域活性化活動にも取り組んでいる。

著書に「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」や「発酵いらずのちぎりパン」、「塩レモンでつくる基本のおかず」など。

運営レシピサイト グルテンフリーLIFE:https://glutenfree-life.com/
Blog:http://lineblog.me/igarashiyukari/
Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari

【撮影・執筆制作】
フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
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