牡蠣と樽生タイガービールの相性がやばすぎ！シンガポールのオイスターバーが初上陸

新宿駅新南口直結の複合施設「NEWoMan（ニュウマン）」には、個性豊かで魅力満載の飲食店が集まり、オープン以来、連日グルメ好きを虜にしている。その中の1軒が、365日いつの時間帯でも牡蠣が好きなだけ味わえる「OysterBar wharf（オイスターバー　ワーフ）」。

シンガポールから上陸した話題店だが、経営するのは日本人シェフ。本店は日本人が多く住むロバートソン・キーに構える。南国のシンガポールでも安心して牡蠣が食べたいという日本人住民のリクエストに応えて、シェフがアメリカやフランスなど世界各地から旬の牡蠣を仕入れ、徹底的に鮮度を管理。現地ではおいしいと評判で、日本人はもちろん、地元のシンガポール人も虜になっているという。1854年に設立された修道院を利用したシンガポールの人気複合施設「チャイムス」内に2店舗目を開店させるほどの人気だそう。そして今回、日本人旅行者にもファンが多いことから、海を越え、日本・新宿に3店舗目をオープンすることが決まったのだ。

うまみたっぷりでクリーミーな味わいの真牡蠣や、身が大きくフレッシュな味わいの岩牡蠣はぜひ味わってほしい。北海道や岩手、兵庫、広島、福岡、佐賀、長崎など、取引する生産者は年間で13か所にも及ぶ。牡蠣は、現地まで赴き、実際に養殖現場を見学し、牡蠣に対する思いが強い生産者から仕入れているという。

シンガポールの店では世界各地の牡蠣を提供しているが、豊かな海に囲まれた日本は、まさに牡蠣の宝庫。そのため同店では国産の牡蠣にこだわり、旬のものを1年中提供している。

牡蠣の産地はその日の仕入れで変わり、常時6種類ほどが並ぶ。1ピースから味わえるのはもちろん、お得な3個、5個の生牡蠣盛合せをオーダーして、食べ比べしてもOK。生牡蠣以外にも、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、カキフライ、牡蠣のアヒージョなど、まさに牡蠣づくし！ さらに和歌山県勝浦漁港直送のマグロも名物。マグロの街として知られる和歌山県勝浦は、三方向を山で囲まれ、黒潮海流と寒流がぶつかり、エサとなる小魚が豊富なため、延縄漁での漁獲高が日本一。厚切りマグロを1枚から味わえ、脂がのった身とサクッとした歯ごたえに感動！　そのマグロを使ったオーブン焼きや中落ちユッケなども楽しめる。何を食べたらいいのか迷ったら、まずはマグロやエビなどのシーフードの盛り合わせ「シーフードプラッター」をオーダーしよう。

さらにシンガポール原産のタイガービールを「生」で提供するなど、ドリンクも魅力十分。タイガービールの生を飲めるのは都内でも数軒のみなので、大変貴重！ 苦みが少なく、すっきりした味わいで、繊細な牡蠣の味を邪魔しない。そのほかモヒートや、生搾りサングリア、若者を中心に大人気の日本酒「獺祭」の純米大吟醸、発砲にごり酒も用意。アルコールゼロのサングリアをジャーに入れて提供するおしゃれなモヒートゼロもあり、お酒が飲めない人も楽しめる。

朝7時から営業で、ブレックファーストには、シンガポールのお粥やベトナムのフォー麺など、ヘルシーなアジアの朝ごはんが登場。ランチは牡蠣フライ定食や漬けマグロのトロロ飯定食、牡蠣の鉄鍋ごはん御膳など、栄養バランスが考慮された一汁五菜バランス定食を提供している。生牡蠣だけではなく、さまざまな楽しみ方ができるオイスターバーとなっている。

（取材・文/鈴木恵美）

（メニュー）
本日の生牡蠣　480円～
生牡蠣盛合せ　3個1,380円～、5個2,280円
紀州那智勝浦直送マグロ 厚切り刺身　320円
シーフードプラッター　1人前1,980円※2名から注文可
兵庫県赤穂市坂越湾産牡蠣使用大きな牡蠣フライ定食（ランチ）　1,200円
産地直送漬けマグロのトロロ飯定食（ランチ）　1,100円
生タイガービール 780円
※すべて税別