パリッとした食感が新鮮! 南インド式クレープ「ドサ」を求めてNYっ子が集まる『ハンプトン・チャツネ』

【連載】NYスタイル、進行形  世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?

2016年08月13日
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パリッとした食感が新鮮! 南インド式クレープ「ドサ」を求めてNYっ子が集まる『ハンプトン・チャツネ』
Summary
1.高級避暑地・イーストハンプトンで創業
2.スレンダーでクリスピーなドサが特長
3.オーナーはディーン&デルーカ及びニューヨークのレストランのキッチンで修業

南インド料理のドサ。いわば、インド流クレープだが、そのドサとチャツネを売りに、ニューヨークで安定した人気を保っているレストランがある。その名はHampton Chutney Co. ランチタイムはいつも大勢のお客で賑わう。ハンプトンの名前がついているのは、最初にビジネスをスタートしたのがニューヨーク郊外の高級避暑地、イーストハンプトンだったからだ。大勢の人がハンプトンズに集う夏は、ハンプトン・チャツネにとって一年で一番忙しいシーズンといえる。

ハンプトン・チャツネでドサをオーダーした人は、まずその大きさにビックリするに違いない。なにしろ、ドサがトレーからはみ出すほど長いのである。お皿は使わず、トレーに紙をしいただけのコスパのいい手法で出てくるが、スレンダーでクリスピーできれいに仕上がっているため、お洒落で洗練されてみえる。

売れ筋の1つは、カレーチキンとほうれん草とローストした玉ねぎ入りのドサ。チャツネは6種類あって好みで選べるのだが、やはりマンゴーチャツネの人気が高い。

具のバリエーションは豊富で、迷ってしまうほど。チキン、アボカド、アルグラ、トマト、ジャックチーズ入りのドサも人気がある。

野菜、バスマティライス、豆のスープ、ナン、チャツネ、ヨーグルトがセットになっているターリースペシャルも好評だ。グルテンフリーバージョンもある。

ソーホー店は昨年7月、より広いスペースに移転した。カウンターでオーダーするが、出来上がったら席までもってきてくれる。

オーナーのGaryと Isabelの MacGurn 夫妻はアメリカ人で、ディーン&デルーカ及びニューヨークのレストランのキッチンで経験を積んだ。2人は1987年、南インドにあるヒンズー教の僧院でボランティアとして食事をつくっていた時に出会う。ドサやインドの料理は、そこにいたときに学んだそうだ。
やがて彼らは1995年にチャツネをつくり始め、ハンプトンズのグルメストア、続いてニューヨークのフェアウェイ、ゼイバーズ、バルドゥッチなどの大手食料品店に卸し始めた。イーストハンプトンのアマガンセットに、1号店をオープンしたのは1997年。現在、マンハッタンのアッパーウエストサイド店を含め3店舗を展開する。

ハンプトンズでは、常に新しいロケーションを探しているそうだ。アマゾンを通じて、ドサとチャツネのデリバリーも行っている。

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Hampton Chutney Co.

住所
143 Grand St, New York, NY 10013
電話番号
212-226-9996
営業時間
月~金 11:00~21:00、土・日 11:00~18:00
公式サイト
http://hamptonchutney.com/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。