昼は半熟オムライスに、夜はエビのアヒージョからのスペシャルメニュー! 普段使いしたいビストロ×バル

2016年09月21日
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昼は半熟オムライスに、夜はエビのアヒージョからのスペシャルメニュー! 普段使いしたいビストロ×バル
Summary
1.ビストロとバルの融合! 昼も夜も楽しめるビストロ×バル『ラ・レプブリック』
2.「週替わりの半熟オムライス」や数量限定のフォアグラ丼など特製ランチが絶品!
3.夜メニューのアヒージョは食べ終えると〆のパスタに変身

門前仲町・深川エリアに『ラ・レプブリック』という、フランスの片田舎にあるようなフレンチバルがある。‟レブプリック“は共和国という意味で、この店ではヨーロッパの料理をオリジナルにアレンジした、ここにしかない料理を展開。フランスのいくつかの店舗やラトリエジョエル・ロブション等で修業し、スパニッシュバルでシェフを務めた経験のあるオーナーシェフの小林英幸氏は、高級だと思われがちなフレンチをもっと身近な存在にできないかと考え、フランスのビストロとスペインのバルの良い部分を融合させた料理を提供しようと思いついた。そして、フランス料理でありながらスペインのタパスのように気軽にシェアして食べることのできるメニューを約 10 年作り続けている。

店内は木やアンティークなシャンデリアを使って、あたたかい印象の空間を演出。優しい灯と無垢の木のぬくもりに包まれてとても居心地が良く、ゆっくりとくつろぐことができる。

テーブル席の向かいにはカウンター席もあり、食事をいただきながらオーナーシェフとの会話も楽しめるようになっている。客の笑顔や表情が見渡せるように、オープンキッチンのスタイルをとっているそう。

週替わりのソースが楽しみになる! ふわっふわの半熟オムライス

この店のランチの大人気メニューといえば「半熟オムライス」。週ごとに添えられるソースの内容が異なり、クリームソースの時もあれば、カレーやハヤシソースになることも。写真はトマトベースの「半熟オムペスカトーレ」で、キノコや魚介がどっさり入っている。

半熟オムライスは、皿を前から見た様子と反対側から見たフォルムでは印象が違う。ソースを手前にすると具だくさんのオムライスだが、反転するとふわふわのオムレツの存在感に圧倒される。ひとくち食べると、たまごのやさしい食感に癒されてしまう。週によって変わるソースを楽しみに、リピートしたくなる人も多いだろう。

1日2食限定!豪華なフォアグラ丼を1,500円で堪能できる

ランチの注目メニューはもうひとつある。数量限定特製ランチの「フォアグラ丼」が、なんと1,500円でいただけるのだ。フォアグラの上にカイワレやキノコが森のように盛り付けられており、一見はフォアグラの全貌がわからない。

野菜をかきわけていくと、中にはこんがりと焼き色のついたフォアグラが! 火の通し方が絶妙で、とてもジューシー。2枚のフォアグラの下にはトマトソースがたっぷり。皿のまわりにはバルサミコソースがかけられているので、全体によくからめていただくとさらにおいしさが増す。

4種のソースとやわらかな食感が忘れられない「サーモンの瞬間燻製」

ディナーメニューのオススメは「サーモンの冷たい瞬間燻製」。塩・砂糖・ハーブで2日間マリネしたサーモンを瞬間燻製したもので、中が限りなく生に近い状態で提供される。

口の中でとろけるやわらかさがたまらない。皿には4種の彩り鮮やかなソースが添えられており、トマトソース・ジェノベーゼ・バルサミコ・アイオリソースを好きな組み合わせで絡めていただくことができるのが嬉しい。

種類豊富なアヒージョ! 食べ終えたオイルは〆のパスタに変身させて

この店ではスペインバルの要素も取り入れており、スペイン料理でおなじみ「アヒージョ」のメニューも豊富に揃っている。中でも人気があるのは「エビージョ」という名のエビのアヒージョ。グツグツとおいしそうな音を立てながら運ばれてきて、早速エビにフォークを入れると、プリッとした感触が手に伝わってきた。

オイルには後を引くほどよい辛みがついていて、残ったオイルをパン生地にたっぷりとしみこませて食べると、それはもう止まらないおいしさ。

さらにこの店のアヒージョには最後のお楽しみがある。アヒージョにプラス500円で、残ったオイルを使った〆のリメイクメニューを提供してくれるのだ。

それが、この焦がしガーリックの効いたペペロンチーノ風パスタ。訪れる客の好みやお腹の具合に合わせて、追加する具材や味付けを決めるのだという。つまり、自分だけのオリジナルパスタをつくりあげてくれるというわけだ。オーダーしたアヒージョの種類によってもだしの出たオイルの風味が異なるので、訪れるたびに違う食材のアヒージョを注文すれば、〆のパスタも毎回違った味わいのものを食べることができる。

取材時は「エビージョ」の残りのオイルにマイタケやしめじなどキノコをたっぷり追加し、仕上げにトビッコをトッピングした華やかなパスタがほんの数分で完成。スペシャルサービスのパスタは、常連になって通いたくなる演出。来月からはアヒージョのバリエーションがさらに増えるそう。
昼でも夜でも、時間を問わず通いたくなる店がまたひとつできた。

<写真・文>グルメライター/フードアナリスト/調理師 野山苺摘

<メニュー>
半熟オムペスカトーレ 1,000円
フォアグラ丼 1,500円
サーモンの冷たい瞬間燻製 900円
エビージョ 950円
※価格すべて税込

ラ・レプブリック

住所
東京都江東区深川2-12-7 喜久屋ビル1F
電話番号
050-5492-9832
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
月~木・土
ディナー 18:00~22:30
(L.O.22:00)

月~土
ランチ 11:30~14:00
(L.O.13:30)


ディナー 18:00~23:00
(L.O.22:00)
定休日
日曜日
祝日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/b745400/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。