LA発のパイ専門店が日本初上陸!スイス銀行金庫に保管された秘伝レシピのパイは堪らないうまさ!

2016年11月03日
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LA発のパイ専門店が日本初上陸!スイス銀行金庫に保管された秘伝レシピのパイは堪らないうまさ!
Summary
1.アメリカの母の味「パイ」とオーガニックコーヒーが気軽に楽しめる
2.パイはお菓子系から食事系までバラエティ豊か
3.銀座エリア最大の商業施設に早くも2号店オープン決定

1日の平均乗客数が世界一多い新宿駅。なかでも大型バスターミナルが誕生し、賑わいが止まない南口エリアの名物施設の一つ「ルミネ新宿 ルミネ1」に、パイとオーガニックコーヒー専門店『The Pie Hole Los Angeles(ザ パイホール ロサンゼルス)』が日本初上陸した。同店は口コミランキングサイト「トリップアドバイザー」において、ロサンゼルスのカフェ・喫茶店部門で第1位に選ばれた大人気のカフェ。オープン初日は大行列ができるほどの人気ぶりで、新たなグルメスポットとして目が離せない存在になりそうだ。

パイの秘伝レシピはスイス銀行金庫に保管

「ルミネ新宿」のエスカレータを降りると、芳ばしい香りがふんわりと漂ってくる。その香りに誘われるように足を運ぶと、大きなショーケースにパイがずらりと並ぶ『The Pie Hole Los Angeles』に辿り着く。お洒落な店だがどこか懐かしい雰囲気の店内からは、木の温もりと優しいオーラを感じる。

マネージャーの髙橋洸人(ひろと)さんは、小さい頃から母親の作るアップルパイが大好きだったと話してくれた。『パイホール』創業者のマシュー・ヘフナーさんも、母の作るパイを愛する一人。母親の味をみんなに食べてもらいたい! という思いから生まれた店なのだ。

パイが家庭料理のアメリカでは、実は専門店をあまり見かけることがない。マシューさんの母の味は、5代に渡り受け継がれてきたもの。その血筋の者しか知ることが許されない“門外不出の秘伝のレシピ”は、スイスの銀行の貸金庫で厳重に保管されるほど、大切に受け継がれている家庭の味だ。

今日の気分はデザート系? それとも惣菜系?

「Mac ’N’ Cheese(マック&チーズ)」(写真)は、セイボリー(おかず系)パイで一番人気のメニュー。ひと口かじると、中からたっぷりのチーズとパスタがとろけ出す。具がぎっしり詰まったグラタン風味の温かいパイは、大人も子供も喜ぶ味。食べ応え抜群の定番メニューは、朝ご飯から夜食までどんなシーンでもあったら嬉しい定番の一品だ。

「Mom’s Apple Crumble(マムズアップルクランブル)」(写真)は、創業者“ママ”の秘伝の味。「本店では、“グラニースミス”という品種のリンゴを使っています。熱を通すとより甘さが増すから、アップルパイに最適な品種ですが、日本は季節によってリンゴの味が変わってしまいます。そこで、逆にこの条件を活かして味の変化を四季で楽しむパイにしたんです。ちょうど今の時期は“紅玉”が絶品ですね」と、髙橋さんは本国との違いを話してくれた。しっかりと酸味のある品種だが、大きめにカットすることで酸味が控えめになるよう工夫されている。

リンゴの上にはクランブルというクッキー生地を丸くしたものが散りばめられていて、一緒に食べるとバターの甘みと香りが広がり優しい酸味に変わっていく。ホールサイズでも購入できるスイーツパイは、ホームパーティで大活躍の予感。もらって嬉しい手土産リストに入れておこう。

餃子のような半円型がかわいい「Vegetable & Scrambled Egg / hand pie(ベジタブル&エッグハンドパイ)」(写真)。中にはスクランブルエッグやホウレン草、マッシュルーム、香りが引き立たつようにフェタチーズ(ヤギのチーズ)と、具材がたっぷり入っている。片手でも持ちやすいよう工夫されているから、食べ歩きのお供にもってこい。まるで西海岸を散歩しているような気分を味わいながら、お洒落に食べてもらいたい。

こだわり抜いた100%オーガニックコーヒー

「半年以上かけてブレンドのバランスを極めました」と自信満々に話す髙橋さん。コロンビア、ペルー、エル・サルバドルの3つをブレンドした豆は、添加物や雑草剤など有害な物質を一切使用せず、完全オーガニックにこだわる。パイに合うように、とことん研究されたコーヒーは、ほろ苦さと甘み、酸味のバランスがよい。

身体に優しいコーヒーは家でも飲めるよう、豆をお持ち帰りできるから嬉しい。お気に入りのパイと一緒にテイクアウトしたら、アメリカの家庭の味が自宅でも気軽に堪能できる。

「コーヒーは少し苦手……」という人でも、これなら飲めると最近注目されている「ニトロコーヒー」。一度水出ししたものに窒素ガスをいれることによって、泡が立つのが特徴だ。一風変わったルックスは、まるで黒ビールを飲んでいるような気分になる。とろみのある飲み心地は、なんだかクセになりそうだ。口当たりがまろやかで飲みやすいから、コーヒーが苦手な人も一度試してもらいたい。

「“Pie is Love(パイ イズ ラブ)”という言葉をご存知でしょうか? パイを売るスタッフからの愛情、代々作り続けてきた母の愛情、パイを食べた人が幸せな気持ちになって、誰かに食べてもらいたいと思う。それがきっかけで、家でもパイを作ってみようと思うことで、今度はあなた自身が愛情を与えることができる。と言ったように、パイから愛の輪が広がっていくということなんです」。髙橋さんのそんな想いが早くも通じ、来春開業の銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」に2号店がオープンするという。東京だけにとどまらず、『パイホール』が日本中に愛情を届ける日も、そう遠くないと確信した。


【メニュー】
マック&チーズ スライス/230円、ホール/460円
マムズアップルクランブル スライス/450円、ホール/3,600円
ベジタブル&エッグハンドパイ ホール/340円
ベジタブル&カレー スライス190/円、ホール/380円
パイホール オーガニックコーヒー S/320円、M/420円、L/560円
ニトロアイスコーヒー S/500円、M/580円、L/700円
コーヒー豆 2,000円
※価格は税抜

The Pie Hole Los Angeles ルミネ新宿店(ザ パイホール ロサンゼルス)

住所
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿店 ルミネ1 B2
電話番号
03-5990-5481
営業時間
8:00〜22:00
定休日
定休日 ルミネ新宿店に準ずる
公式サイト
http://www.piehole.jp

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。