中国の「本格餃子」を食べるなら、歌舞伎町の路地裏のディープすぎる『上海小吃』に行くべし!

餃子で巡る世界の旅in東京 #20

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中国の「本格餃子」を食べるなら、歌舞伎町の路地裏のディープすぎる『上海小吃』に行くべし!
Summary
1.新宿歌舞伎町にある『上海小吃』は本場上海料理が味わえる!
2.初心者ならば、まずは焼き餃子とワンタンスープを注文しよう
3.ゲテモノ系のメニューもあり、非常にディープな中華屋さん

どうも、料理芸人のクック井上。です!

今年のゴールデンウィークでしたが、皆さんはどこかに出かけましたか? 日並びがよくて、海外旅行に出かけた方が昨年よりも多かったそうです。とはいえ、ゴールデンウィークは旅費も高いし混雑しているので、家でゆっくりしていたという方もいるのではないでしょうか? そこで今回は、旅行に行けなかった方に向けて、都内にいながらも上海旅行気分を味わえるお店を紹介しますよっ!

やってきたのは、JR新宿駅から徒歩で約8分程の歌舞伎町の路地裏にあるお店『上海小吃(シャンハイシャオツー)』

っていうか、マジでここ上海の路地裏かよっ! 東京とは思えない! めちゃめちゃ怪しいよ。僕は40歳オーバーのいい大人ですが、この路地裏を一人で歩くのはちょっと怖いです(マジで!)

矢印に従って、ほんのりビビりながら。恐る恐る歩を進めていくと、無事にお店に到着。

おー、派手だなぁ! 変な人形もいるし(笑) 1994年にオープンしたこちらは、スタッフさんは全員、上海や大連出身の本場の方だとか。益々、ここが日本とは思えない雰囲気。

いやね、歌舞伎町ってディープだディープだと言いますが、ここの路地裏とお店以上にディープなとこ無いと思いますよ。まさに異空間、異世界。九龍城さながらだわ。本当にジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーやユン・ピョウが出てきそうな雰囲気。路地裏に入るのも店の扉を開けるのも、まぁまぁ勇気が必要です。

いざ、勇気を出して扉を開けると……、目に飛び込んでくるのは壁一面にずらりと並ぶ、中国語のメニュー表!! ド、ドーン!

▲ただのメニュー表なのに圧がすごい(笑)

「なんだこれ、全然読めない!」ってなりますが、よーく見ると、小さく日本語でメニューが紹介されています。でも「文字だけじゃわからん!」って方はスタッフさんに頼んでみて下さい。写真付きのメニュー表がありますよ。

と、このメニュー以外にも何やら、黒板に書かれているメニューを発見。

▲黒板にもメニューが!「竹虫」とはいったい何だろう……

あの…、怪しいので一旦スルーでいいですか???(汗たらーっ)

注文すべきメニューは上海の国民食「焼き餃子」と「ワンタンスープ」だぁ!

こんなにメニューがあるとオーダーに迷ってしまうはず。そこで初心者ならば、まずはワンタンを注文しましょう!

▲お店の手作りのワンタン

日本でワンタンというと、薄くひらひらした皮に小ぶりの餡が入っているものを思い浮かべるかもしれません。けど、上海ではワンタンは主食、そして国民食。だから分厚い皮を使用し、餡もたっぷりパンパンに詰め詰め。ちなみに皮の端と端をくっつけるように丸く包むのは、昔の中国の小判の形を表すためで、ワンタンはご利益をもたらす食べ物なんだとか。

そして、このワンタンには食べ方が2通りあります!

1つ目の食べ方が、ワンタンを焼いた「焼き餃子」(写真上)! ワンタンを焼いたのに、焼きワンタンではなく焼き餃子という名称です。

焼き餃子といっても、皮がパリパリしているので、どちらかというと揚げ餃子のような食感。平たいフライパンに整然と並べて焼くのではなく、中華鍋で多めの油で滑らせるようにして回しながら一斉に焼いていくので、焼き面はバラバラ。カリカリの焼き目が全体についていて、こりゃ美味しそうだー。ジュルっ(涎)

いただきまーす!

おー、これは日本の餃子の雰囲気とは違いますなぁ。ひと口食べると、大地のような香りが口いっぱいに広がります。

この香りの正体は、荠菜(チーサイ)と呼ばれる上海ナズナ。上海ではよく食べられる野菜だそう。この荠菜と豚挽き肉を、醤油と「タイチン」と呼ばれる中国のダシで味付けをしているそうです。

ニラやニンニクやキャベツなど、日本の餃子に入っている野菜が入ってない上に、調味料も本場のもの。そりゃ味が全然違うはずだ。うん、ますます東京に居ながらにして上海旅行気分。いや、もうここは上海だ!

そして、より本場の上海気分にひたるなら、つけダレは黒酢とラー油で召し上がれ! スタッフさんにお願いすれば、作ってくれますよ。

そして、2つ目の食べ方が「上海野菜ワンタン」(写真上)。ワンタンスープのことです。鶏ダシのスープに海苔が入っています。

カリッと焼き餃子と違い、こちらではワンタンの皮がつるんっとしていて、分厚くてもちっとした皮が美味♪ そして、海苔の香りがたまんない! ぜひ2種類頼んで、違いを味わって欲しい!

▲中国のビール「青島ビール」と一緒にどうぞ!

ちなみに「中国で餃子といえば、水餃子じゃないの?」と思った方もいるかもしれません。実は水餃子は、中国でも首都の北京でよく食べられる料理なんですって。でも『上海小吃』にも水餃子(写真上)は置いてありますよ。こちらが、日本人がイメージする餃子ですね。肉の旨味が感じられ、また餡はよく混ぜられているので脂っこくありません。是非、複数人で来て、「焼き餃子」「上海野菜ワンタン」「水餃子」を交互に食べて違いを楽しんで下さいね!

まだまだ上海料理を味わうなら、蛤の甘辛炒めがおすすめ!

ワンタン以外にも是非とも食べてもらいたい上海料理がコチラ、「蛤(ハマグリ)の甘辛炒め」(写真上)。上海ではハマグリもよく食べられるそうで、このタレが、ほんのり甘じょっぱくて、日本人好み。

タレは、中国と日本の醤油をブレンドして、さらにゴマ油、紹興酒も加えてあるそう。写真の色で感じる程、味は濃すぎません。このタレが絶品で、もうハマグリとタレ、どっちがメインなのかわからなくなります(笑)

そう、もはやメインのハマグリに勝るとも劣らぬこのタレを余すことなく食べるには、「揚げパン」(写真上・中央)を頼むのが吉。表面はカリッ、中はフワッとした香ばしい揚げパンに、タレを吸い込ませて浸み浸みにして食べるのが絶品なんです。

ちなみにお客さんの中には、麺を頼んで、つけ麺として食べる人もいるらしい。それ、絶対に美味いやつやん! そのつけ麺屋さんがあったら、絶対通うわー。あっ、ご飯にぶっかけて食べるってのも、美味しいだろうな~。このタレだけボトルに入れてお持ち帰りしたい!

と、そんなこんなで、今回は初心者が注文すべき定番メニューを紹介しましたが、『上海小吃』には、「サソリ」「蜂の子」「クモ」などのゲテモノ系もあります! ディープな歌舞伎町のディープなお店はまだまだディープ、底なし沼の如し! 好奇心旺盛な方は、Let'sチャレンジ!(ボ、ボクハ、ダ、ダイジョウブデス…デス)

▲美人ママの玲子さんとパシャリ!

味や雰囲気を全く日本人向けにしていない本格的な上海料理店なだけに、常連さんの多くは日本在住歴の長い上海出身の方や、近くのクラブで働く上海出身の女の子だそう。だから店内では中国語が飛び交っていて、本当にここは上海だと見紛うほどで、手軽に上海旅行した気分が味わえます。

さぁ皆さん、まずは実際にお店へとつながる路地裏に行ってみて下さい。その雰囲気に圧倒され、大体の方はいったん二の足を踏むでしょう。特に女子だけで行ったらビビるかも。でも大丈夫、正真正銘ここは日本、安全。ちょいと勇気を出して突き進み、扉を開ければ一気に上海旅行。オススメは男女何人かで行って「キャーっ、怖い♡」とか「大丈夫、俺について来いよ!」とか言いながら、写真でも撮ってSNSにアップ。ハッシュタグは「#上海小吃めちゃ好吃」「#まるで上海きぶんもハイ」「#歌舞伎町で一番ディープ」「#まじジャッキーチェン出てきそう」など、お好きにやっちゃってー!

(撮影/稲毛美紗)

【メニュー】
焼き餃子 850円
上海野菜ワンタン 1,000円
水餃子 850円
蛤の甘辛炒め 1,500円
揚げパン 400円
※価格は税込

上海小吃(シャンハイシャオツー)

住所
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-3-10
電話番号
03-3232-5909
営業時間
月~土 18:00~翌5:00(L.O.)、日・祝 18:00~翌2:00(L.O.)
定休日
公式サイト
http://shanghai-xiaochi.com/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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カメイアコ
ライター