自然派ワイン好きなら一度は行っておきたい、三軒茶屋の外れにあるオアシス的ビストロ『uguisu』

2017年9月4日に特設サイトがオープン、10月11日~24日の約2週間に渡って開催される「TOKYO RESTAURANT WEEK」に参加する人気店の中からdressingが選りすぐったレストランを紹介する。

カテゴリ
トレンド
  • 三軒茶屋
  • ワイン
  • ビストロ
  • カフェ
自然派ワイン好きなら一度は行っておきたい、三軒茶屋の外れにあるオアシス的ビストロ『uguisu』
Summary
1.2005年のオープン以来、東京のナチュラルワインシーンを引っ張ってきた一軒
2.フレンチでもありカリフォルニア料理でもある、店主・紺野真さんの感性が作り上げた料理
3.ワイン一杯からでも使える居心地のいい空間

今でこそ、自然派ワインとかヴァンナチュールとか、あるいはナチュラルワインとか言ってもてはやされることが多くなったけれど、ほんの数年前までは変態ワインとさえ呼ばれることが多かった、「自然な味わいのワイン」たち。
「ワインのことがわかっていない人たち」の「ワインじゃない飲み物」のように思われていた時代もあったわけで、この時代の変化というか、人々の嗜好の変化というか、移り気の何たるかについては、思うところがある。

世界で注目される自然な味わいのワイン

いまやボルドーでは、シャトー・ポンテ・カネに始まるビオディナミや馬による耕起がシャトー・ラトゥールなんかにまで影響しているし、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者の一人であるアンリ・フレデリック・ロック率いるプリューレ ロックは思い切りナチュラルだ。マダム・ルロワが自社畑のどナチュラルなブドウを使って作る、ドメーヌ・ドーヴネなど、ロマネ・コンティを超える価格でオンリストされていたりすることもある。シャンパーニュ好きがこぞって買い漁るジャック・セロスやその弟子のジェローム・プレヴォーのラ・クロズリー・レ・ベギーヌなども、一部の醸造過程を除けばナチュラルだ。
このことで気付かされるのは、机上の理論の正しさとかではなく、いかにブドウのポテンシャルを引き出し、健全なブドウを使い、人為的なことをできるだけせずに醸造されたワインであるかが重要だという当たり前のことに世界の嗜好が近づいてきたこと。
そんなブドウ本来のポテンシャルを感じるワインを、「変態扱い」されていた頃からオンリストしてきた店は、実は都内でもそう多くはない。

「変態ワイン」を「ムーヴメント」に変えた一軒

『uguisu』が三軒茶屋の外れ、下馬の中里小学校近くの住宅街に開業したのは2005年のことだった。店主の紺野真さんは、都立戸山高校卒業後、父親の仕事の関係でアメリカの大学に通い、当時西海岸で起きたカフェ・ムーヴメントをリアルタイムで経験した。97年の帰国後は裏原宿の『カフェ・ヴァジー』を経て、『ビストロ オーランデ・ヴー』の立ち上げに参加。2005年に現在の場所にカフェであり、ビストロであり、ワインバーでもある『uguisu』を開いた。以来、12年に渡ってこの決して便利とは言えない場所にある店は、多くの客で混み合っている。

自由な料理と自由なワイン

支持され続ける理由。それは、一つはどこか旧い喫茶店にも似た居心地の良さ。もう一つは、紺野さんが独学ではじめ、フランス料理だのカリフォルニアスタイルだのといった壁にとらわれることなく、自由にクリエイトされた料理。そして、自然な味わいのワイン。さらにそんなワインと造り手を愛する紺野さんをはじめとしたスタッフのサービスによるものではないだろうか。

いろんな使い方が楽しめる店

ワイン一杯を飲むだけでもいい。他所では味わえない至極のラインナップのワインとマリアージュする料理をゆっくり味わうのでもいい。使い方の自由さが、どこか彼らのワインと通底するところがあるのが、『uguisu』だ。2011年、西荻窪に姉妹店の『organ』をオープンさせてからは紺野さんはそちらが中心、『uguisu』は奥様の順子さんが切り盛りする。彼女のふんわり、ゆるい空気感のあるサービスも評判で、この店はいつも活気に満ちている。三軒茶屋の駅からは少し歩くが、ここには街の中心にはない独特のグルーヴ感がある。

【TOKYO RESTAURANT WEEK とは?】

10年連続で世界で最も『ミシュランガイド』掲載レストランが多い都市であることが裏付けるようにレストランのレベルの高さは世界トップクラスの街・東京。
そんな【食の都 東京】で、より多くの人に素晴らしいレストラン体験をして頂きたいと、2017年からスタートするのが『TOKYO RESTAURANT WEEK』。

『TOKYO RESTAURANT WEEK』は、都内の人気レストラン、予約困難なレストランでの食事を期間限定価格で楽しめるスペシャルイベント。

参加レストランは各分野で活躍中の総勢21名のレコメンダーによって推薦されたお店や、TOKYO RESTAURANT WEEK事務局の選出による、選りすぐりのラインナップとなっている。
旬の食材をふんだんに盛り込んだ開催期間中だけの限定コースなど、渾身の料理の数々を人気シェフたちが披露。

2017年9月4日10:00より特設サイトもオープンしたので、まずはそのラインナップを確認していただきたい。

【TOKYO RESTAURANT WEEK 概要】
エントリー期間:2017年10月3日(火)~10月21日(土)
開催期間   :2017年10月11日(水)~10月24日(火)
対象店    :東京都内のTOKYO RESTAURANT WEEKに参加のレストラン 全63店
参加条件   :一般の方(会員登録不要)
メニュー価格 :ランチタイム  2,000円/3,000円/5,000円
        ディナータイム 5,000円/7,000円/10,000円
予約方法   :TOKYO RESTAURANT WEEK特設サイトよりご希望のレストランにてエントリーください
        エントリー翌日にエントリー結果をご連絡致します
        エントリー期間中のエントリー回数に制限は御座いません
主催     :株式会社 ぐるなび
特別協力   :株式会社 グライダーアソシエイツ「antenna*」
----------

■TRW特設サイトURL
https://jrw.jp/tokyo/

■uguisu
https://jrw.jp/tokyo/area_09/shop_132/

関連記事

パクチー好き必見!史上初・絶品パクチー料理が勢ぞろいのイベントが明日から新宿で開催
パクチー好き必見!史上初・絶品パクチー料理が勢ぞろいのイベントが明日から新宿で開催

1. 「天下夢草の饗宴 東京パクチーPARTY 2017」が9月20日(水)~9月24日(日) の5日間、大久保公園で開催 2.名店10店舗のパクチー料理を心ゆくまで堪能できる、パクチーオンリーのイベント 3.タイ料理、中華料理を中心に、パクチーだらけの絶品メニューが27種ラインナップ

dressing編集部
【注目の日本ワイン】収穫期のワイナリーでワイン造りに参加出来る特別なイベント!
【注目の日本ワイン】収穫期のワイナリーでワイン造りに参加出来る特別なイベント!

1.収穫時期のワイナリーには部外者が立ち入れないことが多いなか、収穫を体験し、日本ワイン造りに参加 2.ワイナリーは『さっぽろ藤野ワイナリー』『宝水ワイナリー』『鶴沼ワイナリー』の3カ所 3.訪れたワイナリー産の日本ワインをもとにペアリングを考えた豪華ディナーも

dressing編集部