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陳 建一
赤坂 四川飯店
オーナーシェフ
陳 建一
僕は食べることが本当に大好きで、親父が料理人だったこともあり、自然の成り行きで料理の世界に入ったんだ。目標とした人も親父。親父はいつも技術も大事だけれど、気持ちを忘れるなって言っていたんだ。家族や恋人につくる気持ちで料理しろってね。自分がお客になる時も、やっぱり店の人のハートを感じるお店に通っちゃうよね。
学生時代からの、心に残るお店
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銀之塔
(洋食屋/東京・銀座)
心に残るお店というのは、結局今でも通っている店。銀座の「銀之塔」は僕が学生時代に継母さんに連れて行ってもらった老舗の洋食屋で、今でも千葉でゴルフをした帰りなんかに寄っているよ。このお継母さんが食べることが好きな人でさ、色んなお店に僕を連れて行ってくれたんだ。この店もその一つ。ここの看板メニューは和風ビーフシチューやグラタンなんだけれど、始めは「和風のビーフシチュー?おもしろい料理を出すなぁ…」と思ってたんだ。でも食べてみたらこれが本当に美味しいんだよね。僕はいつもセットで頼むんだけれど、グツグツって音を立てながら熱々がでくるの。今でも月2,3回は通っているし、一生通い続けちゃうね。

中国で感激し、自分の店で再現
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「菜根香」(四川省)の「紅焼獅子頭」。
最近、いちばん感動した料理といえば、四川省の肉団子だね。「菜根香」という店の「紅焼獅子頭」、これは獅子頭みたいな形をした豚肉の肉団子で、やわらかいし香りもいいし、本当に旨い。長男がここで修業していて、僕が訪れた時、料理長が料理をいろいろ出してくれたんだけど、なかでもこの肉団子はずば抜けて美味しかった。さっそく料理長に作り方を教えてもらい、少しアレンジして、今、僕の店でも出しているんだ。

家族ぐるみで付き合いのある店
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キッチンカントリー
(ハンガリー料理/東京・自由が丘)
自由が丘の「キッチンカントリー」は、僕が小さい頃から通っているハンガリー料理の店。ご主人は今でも僕を見ると「大きくなったわねー」って、声をかけてくれる(笑)。僕の子供も小さい頃から連れて行ってるし、ほんと、親子代々、家族ぐるみで付き合ってきた店なんだ。おすすめの料理は、「カントリースペシャル」。エビのコロッケのようなものとお肉がついているメニューで、ボリュームがあってとくに美味しい。僕のイチ押しです!
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プロフィール
陳 建一
赤坂 四川飯店 オーナーシェフ
陳 建一
1956年東京生まれ。
初めて日本に四川料理を紹介した父・建民の下で料理を修業する。
現在グループのオーナーシェフとして四川料理の普及や後進の育成に努める一方、料理テレビ及び雑誌などでも幅広く活動中。
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